無料でできる遺品整理のやり方とは?コストのギリギリを狙う方法

遺品整理のやり方に悩んでいませんか?
自分でやろうとすると、かなり大変な作業になります。
しかし、業者に任せれば費用がかかります。
今回は遺品整理のやり方を紹介し、自分で遺品整理を行う場合と業者に任せる場合を比較してきます。
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- 遺品整理のやり方を5STEPで紹介
- 遺品整理業者に依頼するやり方を5STEPで紹介
- 自分でやる場合と業者に頼む場合を比較してみた
- 廃棄は自分で、買取は業者で
本記事を参考にして、依頼者の状況に合わせた遺品整理を行うと、よりスムーズに遺品整理が進むでしょう。
1:遺品整理のやり方を5STEPで紹介
自分で遺品整理を行う方法を5つの手順で順番に紹介していきます。
以下の記事では遺品整理の進め方についてより詳細に解説しているので、よかったら参考にしてください。
STEP1:計画を立てる
まずは計画を立てましょう。
見切り発車で遺品整理を始めてしまうと、後々作業が差支えるので注意してください。
- 相続放棄をしていない、または予定していないか
- 故人が残した契約・手続きの期限
- ゴミ回収の日程を確認する
- 何をいつまでにやるのか
- 遺族の同意を得る
以上の5つを明確にしておけば遺品整理がスムーズに進みます。
STEP2:分類・仕分け
仕分け品の参考はコチラ▼
- 故人の契約や個人情報などに関する重要書類・重要物
- レンタル品・定期購入品
- 形見分けする遺品
- 買取可能な遺品
- 廃棄する遺品
複数あって仕分けには時間と労力を費やしますが、遺品整理には供養も含まれているので、できるかぎり他の遺族と協力しながら慎重に進めてください。
廃棄するものに関しては、洗濯機などのリサイクル対象に含まれているものは、自治体に事前に回収予約をしなければならないので、分別もきっちりと行いましょう。
STEP3:遺品を処分
世田谷区のごみ収集の日程をみてみましょう。
- 可燃ごみ⇒毎週月・木
- 不燃ごみ⇒第2・第4金曜日
- 資源ごみ⇒毎週水曜日
- 粗大ごみ⇒ゴミ処理場に持ち込むor粗大ごみ受付センターに予約(繁忙期で回収は大体2週間後)
- リサイクル対象家電⇒家電リサイクル受付センター・家電量販店で引き取りorリサイクルショップに買取を依頼
これらから、遺品処分の日程を組むとしたら
遺品の仕分け
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粗大ごみの予約
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買取の予約
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不燃ごみをまとめる
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資源ごみをまとめる
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可燃ごみをまとめる
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粗大ごみの解体・収集場に運び出し
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遺品の買取
といった感じで2週間以内に作業を完了する事を目標にしてください。
小さなゴミは可燃と不燃に分けてどんどんゴミ袋に詰めていきましょう。
大型家具などは、組み立て品であれば解体して紐などでまとめてください。
まずは家のスペースを確保して動きやすくすることが大事です。
そして、売れそうなものは買取に出しましょう。
この時も間違って貴重品を処分しないよう、できるだけ他の遺族に確認しながら作業を進めるが大事です。
STEP4:形見分け
遺品の処分が終わったら、形見分けを行います。
49日の遺族が集まりやすい法要で形見の分配を行うのが一般的です。
資産価値のある遺品は平等に振り分けることをおすすめします。
遺族間(相続)トラブルは、この形見分けで揉めるケースが多いですね。
宝石や骨董品・ブランド品などの貴重品は買取で換金した上で分配する事も可能です。
また、資産価値がないものでも故人の想い出が詰まっている遺品も形見分けしてください。
注意点として、高価な貴重品は贈与税の対象になる場合があるので、贈り相手や遺族と相談しながら慎重に遺品を選ぶようにしましょう。
STEP5:各手続き
賃貸契約の解約や、保険の解約、レンタル品の返却などの手続きを忘れないよう気を付けてください。
これらは解約をしない限り、毎月支払いを負担しなくてはならない場合があります。
- 賃貸の解約
- 電機・ガス・水道の利用停止
- 携帯電話の解約
- インターネットの解約
- NHK・BS・CS放送の解約
- クレジットカードの解約
- 保険の解約
- その他サービスの解約
故人が使っていた通帳やクレジットカードの明細などから大体の契約先を特定する事が可能です。
しかし、故人がひっそり知人などから借金をしていた場合は連絡先から地道に確認を取っていく必要があります。
2:遺品整理業者に依頼するやり方を5STEPで紹介
遺品整理サービスを使って遺品整理を行う方法を紹介していきます。
遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットは以下のようになります。
▼メリット
- 急ぎの場合、最短で1日で終わる
- 仕分けに関するアドバイスがもらえる
- 貴重品の捜索をしてくれる
- 故人では難しい特殊清掃をしてもらえる
- 各種手続きを代行してくれる
▼デメリット
- 費用がかかる
- 悪質な業者にあたった場合、かえって損をする
時間がない方や、整理場所がゴミ屋敷の場合、孤独死により体液や異臭が部屋中に残っている場合は遺品整理サービスを利用することをおすすめします。
楽が出来るというのが最大のメリットとしてありますが反面、費用がかかるというのがあります。
また、悪質業者にあたってしまうと金銭的に損をする可能性が高くなります。
STEP1:問い合わせる
まずは遺品整理業者に日程や希望サービス・料金について問い合わせましょう。
この時に、業者側のサービスや特徴をしっかりと確認しておくことが大切です。
「とらのこ」の場合、「電話」「メール」「LINE」の3つの方法から問い合わせる事ができます。
STEP2:現場調査・打ち合わせ
問い合わせをして業者側と話が付けば、現場調査と打ち合わせをします。
業者が実際に遺品整理を行う家の間取りや状態、遺品の数などを確認して、依頼者の希望サービスに合わせた作業人数や作業時間を調整していきます。
この時に依頼者側から伝達事項がある場合は詳細を伝えておきましょう。
STEP3:見積り
現場調査が終われば、具体的な作業内容と費用が記載された見積書を作成してもらいます。
見積もり書の内容については以下の記事を参考にしてください。
この時、現場調査で伝えた依頼者の希望事項が記載されているか確認しておきましょう。
STEP4:契約
見積書の内容に納得できたら、契約をします。
基本的には見積書の内容に納得できた段階で契約書にサインをしますが、契約書を作成していない遺品整理業者もあるので注意してください。
遺品整理の契約書については以下の記事で紹介しています。
⇒遺品整理の契約書って?|7つの注目ポイントと見積書との関係
契約書にサインする前に、契約書の要項や見積書の内容と差異がないかをしっかり確認しておきましょう。
STEP5:作業・支払い
契約が完了したら、作業に移ります。
作業中、依頼者は特にすることはありませんが、作業員が気付かず貴重品を捨ててしまう可能性もあるので、時折作業のようすを伺っておくといいでしょう。
悪質な業者は現金や貴重品を盗むといったケースもあるので注意が必要です。
また、支払いの際は、契約書または見積書の支払い金額と差異がないか必ず確認しましょう。
3:自分でやる場合と業者に頼む場合を比較してみた
結局自分でやるのと業者にまかせるはどっちがいいのか、気になりますよね。
では実際に両者の作業時間と費用を比較してみましょう。
自分でやる(2LDK) | 業者に任せる(2LDK) |
レンタカー料金
燃料代 駐車場代 ごみ処分費 その他資材(段ボールなど) |
特になし |
計画を立てる
分類・仕分け 遺品整理作業 ・遺品を処分 ・形見分け ・各手続き |
問い合わせ
打ち合わせ 遺品整理作業 ▼基本サービス ・仕分け ・遺品の捜索 ・処分 ・清掃 ・遺品の合同供養 ▼オプションサービス ・特殊清掃・消臭作業 ・消毒・除菌コーティング ・リフォーム・ハウスクリーニング ・仏壇クリーニング ・各種手続き代行 ・不動産解体 ・不動産整理 |
費用:0~5万円 期間:~3週間 | 費用:90,000~300,000円 期間:3日(作業時間1日) |
自分でやる場合、お仕事の都合もあり1日に作業できる時間が限られているので、1人で作業を進めると3週間はかかると思ってください。
ただし、費用はレンタカーを借りなければ費用は1万円以内に収めることも可能です。
業者に任せると、問い合わせや現場調査の期間を含めても3日には遺品整理が完了します。
オプションサービスを付ければ家の原状回復まで行ってくれます。
しかしながらやはり費用がかかってしまい、2LDKの場合オプションサービスを付ければ30万以上の費用がかかる場合もあります。
4:自分でできることはした方がいい
「予算と時間・労力のギリギリを攻めたい」という方にアドバイスをするとしたら、基本的な遺品整理は自分でやった方がいいでしょう。
実際に遺品整理の全てを自分で行ったという人も少なくはないです。
遺品整理を自分で行い、価値のある遺品を買取りに出せば実質費用をなくすことができます。
自分で遺品整理を行う事で、後々子供が遺品整理を行う時が訪れたときのこと考えて、今後の生活の改善に発展させることもできるのです。
まとめ
ブランド買取「とらのこ」では、遺品の出張買取から遺品整理士による仕分けの相談まで承っております。
もしかしたら、遺品整理で費用がプラスになることもあるかもしれません。
まずは一度、気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
遺品の買取なら、とらのこ
とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。
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