遺品整理は見積りが重要!5つの注意点と料金相場を徹底解説
遺品整理の見積りってどんなことが書かれているか気になりませんか?
遺品整理において見積りの内容を知ることはとても大切です。
見積書にしっかりと目を通さなかったことにより、悪質な業者に騙されたり、業者との錯誤が生じるといったトラブルが発生してしまいます。
今回は、あなたが見積書をみて安全な業者を選べるよう、遺品整理の見積書について徹底的に紹介していきます!
- 【何がある?】見積書の基本内容をみる
- 遺品整理の料金相場
- 見積りを依頼する際の5つの注意点
- 見積りの取り方とおすすめの手順
記事の最後にはオススメの見積りの取り方を紹介するので、是非最後までご覧ください。
1:【何がある?】見積書の基本内容をみる
① 家財リスト ② 料金明細 ③ その他料金と内訳 ④ 値引き金額と内訳 ⑤ 打ち合わせ・作業内容 ⑥ 運営会社の情報 |
①家財リスト
遺品整理で仕分け・配送・処分する家財の個数が記載されています。
打ち合わせ通りの仕分けがされているかをこのリストをみて確認しましょう。
②料金明細
料金明細欄には以下の項目の料金明細が記載されています。
- 部屋の間取り
- 撤去作業費
- 作業人件費
- 特殊清掃費
何人が何時間で具体的にどのような作業を行うか事前に確認をしておきましょう。
③その他料金と内訳
リサイクル料金や家屋の解体、家電廃棄の手数料など、追加オプションの内訳と料金が記載されています。
④値引き金額と内訳
家財の買取による値引き金額と内訳が記載されています。
⑤打ち合わせ・作業内容
この項目に記載される例をいくつか挙げます。
- 希望したサービスの内容(遺品の捜索・清掃・追加オプションなど)
- 業者側からの確認事項(別途発生料金に関する記載・サービスに含まれない作業など)
- 事前に打ち合わせをした内容(当日に追加請求をしないなど)
当日になってトラブルが発生しないよう入念に打ち合わせをし、業者との錯誤がないか確認しておきましょう。
⑥運営会社の情報
見積書には基本的に以下のような運営会社の情報が記載されています。
- 会社名
- 所在地
- 電話番号
- メールアドレス
会社の情報が記載されていない見積書は、業者側が見積書の内容を遵守しない恐れがあるので、絶対に確認しておきましょう。
2:遺品整理の料金相場
一軒家の遺品整理をした場合の基本料金相場を紹介します。
遺品整理の基本料金相場
間取り | 作業人数(単位:人) | 作業時間(単位:h) | 料金相場(単位:円) |
1R・1K | 2 | 1~2 | 35,000~80,000 |
1DK | 2 | 2~3 | 55,000~120,000 |
1LDK | 3 | 2~4 | 80,000~120,000 |
2DK | 3~5 | 3~5 | 100,000~160,000 |
2LDK | 4~6 | 3~6 | 140,000~200,000 |
3DK | 4~7 | 4~7 | 160,000~250,000 |
3LDK | 4~7 | 5~8 | 180,000~300,000 |
4DK | 5~8 | 5~9 | 200,000~500,000 |
4LDK | 5~10 | 8~10 | 220,000~600,000 |
※作業スタッフの人件費は1万~1.5万円が相場です。
※実際の詳しい料金は業者に直接見積りを確認してください。
これらの基本料金に加えて作業オプションを追加すると更に費用が加算されます。
作業オプション相場
ハウスクリーニング | 30,000~200,000円 |
遺品供養 | 0~50,000円 |
特殊清掃 | 40,000~200,000円以上 |
▼ハウスクリーニング
ゴミ屋敷などの手が付けられないような部屋を掃除したい場合、悪臭や害虫、頑固な汚れを落としてくれるサービスです。
▼遺品の供養
合同供養の場合は無料で引き受けている業者もありますが、自宅供養の場合は2~5万円の費用がかかります。
▼特殊清掃
「孤独死」などの理由により、死後発見が遅れた場合に、汚染物の撤去や体液などの汚れを落とし、消臭する特殊清掃を行います。
死後発見からの経過時間や発見場所によって値段が変動します。
3:見積りを依頼する際の5つの注意点
悪質な業者に依頼した場合、遺品整理が終わった後日、不当請求をされることがあります。
不要なトラブルに巻き込まれない為にも業者に見積りを依頼する際は、以下の注意事項と対策を確認しておきましょう。
3-1:運営会社のサイトを確認する
遺品整理の見積りを検討している業者の運営サイトは必ず確認しておきましょう。
以下の項目をみて、安全で信頼できる業者か判断することが重要となります。
- 運営会社の情報
- 事業内容
- 作業実績
- スタッフのユニフォーム
- 口コミ・評価
見積りを依頼するうえで、業者側がサイトに記載されている内容通りの対応をしない、ユニフォーム写真や作業実績が記載されていないサイトは悪質な業者につながる可能性が高いので注意しましょう。
3-2:電話対応の様子
見積りをする際はWebだけでなく実際に電話をして、窓口の対応や雰囲気についてある程度業者のイメージを持っておくことも大切です。
電話対応が雑でも悪質な業者とは限りませんが、遺品整理は出来るだけ丁寧にしてもらいたいですよね。
電話で会社の情報や具体的なサービス内容を確認しておくことも重要なポイントです。
3-3:事前調査やヒアリングを行うか
遺品整理業者は遺品整理をする前に電話で依頼者の希望を伺い、現場に出向いて間取りや部屋の状況、家財の数などを調査します。
そして業者側で打ち合わせを行い事前調査の内容を反映させた見積書を作成します。
この時に依頼者は具体的な希望や注意事項を業者側に伝える事ができます。
これらの作業をしない業者は後々不当な追加請求や相場よりも高額な見積りを提示してくる可能性があるので注意しましょう。
3-4:見積りの内容について説明があるか
見積書の作業内容や追加オプション、料金明細についての説明がなければ悪徳業者の可能性が高いです。
また、説明の要求を断れた場合はその業者には依頼をしない方がいいでしょう。
3-5:費用に惑わされない
遺品整理を検討している方の中には予算が少ないという方もいると思います。
しかし業者に見積りを依頼した際に、見積り金額があまりにも安い場合には注意が必要です。
悪質な業者は見積りで安い金額を提示して、後々不当な追加請求をしてくる可能性があります。
費用に惑わされず、業者の安全性や遺品整理の費用相場なども加味して、慎重に優良業者かどうか判断することを心がけてください。
4:見積りは一括でとるのがおすすめ
最後に遺品整理の見積りの取り方を紹介します。
直接遺品整理業者のサイトにアクセスして、WEBで見積りをすることもできますが、まずは一括見積サイトを利用して、複数の業者に一括で見積りをとることをおすすめします。
なぜかというと、
- 手間をなくせる
- 相見積りすることで費用を抑えることができる
の2つの理由があるからです。
まず一括で見積りを取り、その後に気になった業者をいくつか絞って直接電話をしてサービス内容や当日の流れについて相談し、より正確な見積りを取るようにしましょう。
まとめ
以上、遺品整理の見積りについて紹介しました。
見積りは遺品整理を業者に依頼する上で最も重要です。
依頼する業者が信頼できるか確認するには、見積書にしっかりと目を通すことが大切です。
また、一括見積を利用して複数の業者を比較して、その中からあなたに合ったサービスを行ってくれる業者を選びましょう。
遺品の処分についてなかなか決心がつかないといった方は、サービスをわけて遺品の買取だけを後回しにすること1つの選択肢です。
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処分をしてしまう前に、まずは一度ご相談ください。
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