遺品整理+清掃の相場価格は13万円~|1円でも安くする3つの秘訣

遺品整理の清掃って、依頼するとどれくらいかかるのかな…
遺品整理を依頼する際、費用がどれくらいかかるのか気になりますよね。
近年、少子高齢化が進んでいる日本では遺品整理を業者に依頼する過程が急増中です。
本来は遺族が遺品整理をしてきましたが、核家族などの原因もあり業者に依頼する人が増えています。
この記事では、遺品整理と清掃に関する費用相場や、安くするためのコツを解説していきます。
- 業者VS自分で行う遺品整理+清掃の相場比較
- 自分で遺品整理を行ってはいけない場面
- 遺品整理の費用を抑えるコツ
- 遺品整理業者の上手な選び方
結論からお伝えすると、遺品整理を業者に依頼することは決して安くありません。
しかし、この記事を最後まで読むと少しでも遺品整理の費用を抑えることができるでしょう。
是非、最後まで御覧ください。
1:【遺品整理+清掃】自分で行う場合と業者に依頼する場合の値段比較
全て業者に依頼すれば、もちろん費用は高くなります。
一方、自分で遺品整理と清掃をすれば、費用はかなり抑えられるのです。
しかし、遺品整理の量が多い場合、自分で全て作業を行うのは大変ですよね。
そこで、今回は自分で行う場合と業者に依頼する場合の相場価格を比較してみましょう。
- 自分で行う場合
- 業者に依頼する場合
2つの相場価格を比較し、遺品整理を依頼するか検討してみてはいかがでしょうか。
1-1:自分で行う場合
自分で遺品整理を行う場合、ほとんど費用はかかりません。
残しておく遺品と処分する遺品に分け、清掃をします。
遺品整理をする場所が賃貸であれば、退去日が設けられているので気を付けましょう。
自分で遺品整理をする際にかかる費用ってなんなの?とお考えでしょう。
ゴミを処分するのに費用がかかります。
通常の可燃ごみや不燃ごみで出せるものには、費用はかかりません。
しかし、家具や家電など粗大ごみの処分に費用がかかるのです。
粗大ごみの品名 | 手数料(※目黒区の場合) |
衣装箱 | 300円 |
ソファ(2人掛け) | 1,700円 |
ドレッサー | 1,000円 |
座卓(直径150cm以上) | 1,000円 |
じゅうたん | 600円 |
ベッド(セミダブル) | 1,700円 |
エアコン | 990円 |
テレビ(16型以上) | 2,970円 |
冷蔵庫 | 3,740円 |
洗濯機 | 2,530円 |
上記全ての値段を合わせると、16,530円です。
値段だけ見ると高くはありませんが、自分で処分をするには手間がかかります。
各自治体によっては、粗大ごみの処分に1ヵ月以上待たされることだってあるのです。
「安く」処分はできますが、かなりの重労働で「直ぐに」片付けることは難しいでしょう。
その上、仮に地方に片付けに行く場合は、仕事を休む必要がありますよね。
自分で遺品整理と清掃すべてを行うのは、非現実的だと考えられます。
1-2:業者に依頼する場合
遺品整理と清掃を業者に依頼する場合、相場は部屋の大きさや不用品の量で変わります。
業者が必要な遺品と不要な遺品を仕分けてくれるので、ほとんど何もしなくても構いません。
自宅から離れた場所の依頼をする場合は、立会いも不要な業者もあります。
忙しくて遺品整理までは出来ない方にとって、遺品整理業者は大の味方です。
一人暮らしの1R・1Kの間取りで依頼した場合の、値段を例とします。
サービス内容 | 料金相場 |
遺品整理 | 30,000円~80,000円 |
ハウスクリーニング | 15,000円~ |
水回りクリーニング | 25,000円~ |
エアコン取り外し | 無料~6,000円 |
お焚き上げ | 無料~3,000円 |
最大で13万円、最低でも6万円はかかると考えておきましょう。
しかし、このサービス内容の中で、ハウスクリーニングや、水回りのクリーニングであれば自分でも行えそうですよね。
遺族で協力してハウスクリーニングを行うことで、かなり金額が節約できます。
ただの清掃だけでなく、特殊清掃の場合は更に費用がかかるので、次の章で解説しましょう。
2:こんな場合はダメ!自分で遺品整理を行うのがNGな場合
遺品整理業者に遺品整理と清掃を依頼した場合、かなり高額な費用がかかることが分かりましたね。
しかし、自分で行ってはいけないケースがあります。
それが、事故死(孤独死)や自殺現場などの遺品整理です。
場合によっては遺体の損傷がかなり進んでいるため、素人ではできない場合があります。
その上、腐敗した遺体は細菌を持っている可能性があるのです。
「特殊清掃」といわれる仕事は、遺体から出た体液などを薬品で取り除き、除菌をします。
決して素人にはできないことなので、孤独死などで故人が亡くなった場合は、必ず特殊清掃を依頼するようにしましょう。
特殊清掃の費用は決して安くはありませんが、とても重要な作業です。
特殊清掃の作業内容 | 費用 |
床上清掃 | 30,000円~ |
除菌・消臭 | 10,000円~ |
害虫駆除 | 10,000円~ |
床材撤去 | 30,000円~ |
特殊コーティング | 5,000円~ |
特殊清掃には、最低でも15万円ほどの費用がかかります。
3:遺品整理の費用を安くするための3つのコツ
自分で遺品整理をするのは大変そうだな・・業者に依頼したいけど高すぎる・・
遺品整理の費用が10万円を越えると知ると、中々依頼しにくいですよね。
しかし、大丈夫です。費用を少しでも抑えるためのとっておきのコツを3つ紹介します。
- 不要な遺品は売る
- 自分で片付ける
- 相見積もり+交渉する
自分で可能な範囲は片付けたり、清掃をしたりすることでかなり費用は抑えられるでしょう。
それでは、より詳しく解説していきます。
3-1:不要な遺品は売る
不要な遺品は、売ることができることをご存知ですか。
出張買取業者に依頼をすれば、あらゆる不用品の買取をしてくれます。
依頼する場所まで不用品を取りに来てくれ、買取をしてくれるのです。
その際にかかる出張費や査定費などは、全て無料で利用することができます。
出張買取業者の中でもおすすめは、ブランド買取とらのこです。
これまでにも、数多くの不用品の買取をしてきた実績があります。
要らないものがお金に換わり、そのお金を業者に払う費用に充てることが可能です。
これまでにブランド買取とらのこが遺品整理で買取をした商品例を紹介します。
品名 | 買取額 |
MINOLTA TC-1 G-ROKKOR カメラ | 20,000円 |
SHARP プラズマクラスター 扇風機 | 5,000円 |
FERNANDES エレキギター | 3,000円 |
BROTHER ミシン | 3,000円 |
SEKONIC 露出計 | 18,000円 |
処分しようと思っていた遺品が、思わぬ形でお金に換えることができる方法です。
3-2:自分で片付ける
可能な範囲は、自分自身で遺品整理や清掃を行うようにしましょう。
粗大ゴミを出すのは難しくても、日常のゴミ程度であれば自分自身でも捨てることはできますよね。
また、遺品の仕分けも自分自身で行うことで、重要なものを手元に残しておくことができるのです。
1章でも紹介したように、不用品(ごみ)の量によって、遺品整理の値段は変化します。
2トンの平トラックに積載が可能なごみの量と、それ以上のトラックが必要な場合とでは値段は大きく変化するのです。
不用品は売るか、処分ができるごみは自分で捨てることによって、かなり費用は抑えられるでしょう。
3-3:相見積もり+交渉をする
遺品整理を業者に依頼する際、必ず相見積もりをとりましょう。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼することです。
初めから1社に絞ってしまうと、果たして金額が安いのか高いのか分かりません。
相見積もりをとることで、1円でも安い業者を選ぶことができるのです。
また、相見積もりをとれば交渉する際の武器となります。
「A社ではこの値段で見積もりが出たが、もう少し安くならないか」など具体的な数字で交渉をすることができるのです。
4:【遺品整理のトラブル事例】上手な業者の3つ選び方
初めて遺品整理業者を依頼するのって、少し不安ですよね。
大切な故人の残した遺品を大切に扱ってくれる、そんな遺品整理業者を選びましょう。
トラブル事例も踏まえて、上手な遺品整理業者の選び方を紹介します。
- 実績を調べる
- 値段が安すぎる業者はNG
- 資格や許可証を持っているか確認
上記3つのコツを踏まえていれば、トラブルに巻き込まれることはないでしょう。
それでは、分かりやすく解説します。
4-1:実績を調べる
【トラブル事例】
折込チラシで入っていた業者に遺品整理を依頼した。
業者のことを何も調べずに依頼してしまった結果、対応がとても悪く大切な遺品の扱いも最悪だった。
その上、不用品をごみとしてお金を払って持って帰ってもらったはずなのに、近くに不法投棄されていた。
遺品整理を業者に依頼する際、必ず遺品整理業者の実績を調べましょう。
長年遺品整理を続けている業者は、続けられる理由があるのです。
実績がない業者を選んでしまうと、正直どういった対応を取られるのか分かりません。
実績がある業者とは、見積もりをきちんと取ってくれます。
自宅まで訪問し、遺品の量や清掃内容を事細かく見積もりで出してくれるのです。
電話だけで見積もりが終わってしまう業者は選ばないようにしましょう。
4-2:値段が安すぎる業者はNG
【トラブル事例】
インターネットで遺品整理業者を調べていると、かなり安い業者を見つけた。
他の業者と比べると10万円以上安かったので依頼することにした。
しかし、ふたを開けてみると追加オプションの料金が当日に追加され、100万円を越えることになった。
値段が安すぎる業者は、利用しないようにしましょう。
トラブル事例のように、追加料金を支払わなければならない場合があります。
1章でも紹介したように、遺品整理+清掃の相場料金は10万円を越えるのです。
相場の金額よりも明らかに安い業者は、怪しいと考えましょう。
※価格が安い業者が全て悪質とは限りません。
4-3:資格や許可証を持っているか確認
【トラブル事例】
遺品整理を業者に依頼した。
ゴミ屋敷で到底自分たちでは片付けられないので、今回依頼することになった。
しかし、保存してほしかった思い出の品や写真なども全て捨てられていた。
本来遺品整理には、資格は必要ありません。
しかし、遺品整理士という資格があります。
遺品整理士の資格保持者は、遺品を処分するのではなく、供養する気持ちで遺品と向き合ってくれるのです。
遺品の取り扱いはもちろんのこと、遺族の方を尊重する接し方を勉強しています。
また、不用品を持ち去る場合には、一般廃棄物運搬収集許可が必要です。
この許可証がなければ、家庭からごみを持ち出すことは禁止となっています。
不法投棄などのトラブルに巻き込まれ兼ねないので、必ず確認をしましょう。
まとめ
遺品整理と清掃に関する費用の相場や、特殊清掃のことなどに関して解説しました。
遺品整理を業者に依頼すると、費用は高くなります。
しかし、ハウスクリーニングや不用品を売ることでかなり費用削減ができるのです。
遺品整理で出た不用品は、ブランド買取とらのこにお任せください。
こんなの売れないだろう…と決めつけず、まずは気軽にご相談下さい。
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