遺品整理業は儲かる!年商5000万円越えの仕事内容+必須資格解説
遺品整理業で起業しようかな…
少子高齢化が進んでいるここ日本では、遺品整理業の需要は高まるばかりです。
今起業をしておけば、遺品整理業で儲けることができるかもしれません。
遺品整理業が儲けるか、この記事では明らかにしていきます。
- 遺品整理の気になる給料
- 遺品整理業の仕事内容
- 遺品整理に欠かせない資格+許可証
- FCで開業するメリット
雇われるのか、果たして起業するのかで儲けは変化するでしょう。
後半では、フランチャイズで開業した場合のメリットもご紹介します。
是非最後まで読んで、自分にあった働き方を確認してみてくださいね。
1:遺品整理の気になる給料【年商5,000万円】
遺品整理って儲けられるのかな?
これから需要が高まる事業として、注目されている遺品整理業者は儲けられる見込みがあります。
下手に飲食店を起業するより、はるかに儲けられるのではないでしょうか。
正社員の遺品整理士の月収は、17万円~40万円です。
雇われている正社員の年収は、500万円を超すこともあるでしょう。
遺品整理業者を開業した場合、更なる儲けが期待できます。
遺品整理の1回の売り上げは10万円~30万円が相場です。
1ヵ月間ほぼ毎日依頼があったとして、15万円×30日=450万円の売り上げがありますね。
450万円×12か月=5,400万円の年商が期待できます。
ここから人件費や事務所家賃等経費で引かれる金額がありますが、2,000万円を引いたとしても3,000万円の利益がでることが分かりますね。
遺品整理は儲けられる仕事ですが、ネットの口コミには「新規顧客獲得が難しい」など、大変な思いをしている業者の方の声も確認できました。
起業してから軌道に乗るまで、時間がかかる印象の業務です。
2:【要確認】遺品整理業の主な5つの仕事内容
遺品整理の仕事内容をご存知でしょうか。
遺品整理業者は、ただ「遺品整理」を行うだけではありません。
もちろん、遺品整理がメインの仕事とはなりますがその他にも様々な仕事内容があるのです。
今回はメインとなる5つの仕事内容を確認しましょう。
- 遺品整理
- 特殊清掃
- 生前整理
- 遺品の買取
- 遺品の処分
起業をする際に注目をしてほしいのが「遺品の買取」です。
この業務を行えば、遺品整理だけではない収入源が確保できます。
2-1:遺品整理
遺品整理は、遺品整理業者の顔といっても言い仕事です。
遺族の方から依頼を受け、遺品を必要なものと不要なものに仕分けます。
お金に関係するもの(現金・通帳など)や写真、その他重要書類などを仕分けるのです。
遺族の方は必要品と不用品の全てを確認するわけではありませんので、目利きが重要となります。
また、遺品の捜索を依頼されることもあるみたいです。
特に高齢者の方は、タンス貯金といって現金をしまっています。
認知症を患っていてどこに置いたか分からない貴重品を探し出すのも、立派な遺品整理業者の仕事です。
2-2:特殊清掃
現場によっては、特殊清掃を行う必要があります。
ゴミ屋敷だった場合は、害虫駆除や臭いを除去する必要があるのです。
そして近年では「事故死」による特殊清掃が相次いでいます。
孤独死など死後遺体の発見が遅れたものは、遺体から体液が出ており虫が湧いているのです。
体液などには感染症の恐れがあるため、特殊な薬品を用いて清掃をします。
2-3:生前整理
生前整理とは、生きているうちに身の回りのものを整理することです。
家族の負担を軽減するために、遺品整理業者に依頼をするケースがあります。
遺産分与をしたり、不用品を処分したりと亡くなる前に準備をされる方がいるのです。
生前整理は、そういった顧客の要望を応えなければなりません。
大型の古い家具や不要な家電製品を処分する仕事や、庭の除草作業、廃車手続きなど様々な仕事内容が生前整理には含まれています。
2-4:遺品の買取
遺品の買取は、事業を拡大したい方におすすめしたい仕事内容です。
遺品整理業者には、遺品の買取を行っている業者があります。
買取した遺品を売って、収入源を新たに確保するのです。
依頼者の目線では要らないものがお金に換わり、業者側の目線では買取したもので更にビジネスを拡大することができます。
まさに、一石二鳥の仕事です。
遺品の買取を行うには「古物商の許可」を得る必要があるので、注意しましょう。
2-5:遺品の回収・処分
遺品を必要なものと不要なものに仕分けた後は、遺品の回収し処分します。
ゴミ屋敷などの場合は、ご遺族では手が付けられないほど不用品が多いです。
そういった不用品を、リサイクル知識を活かして処分する必要があります。
遺品を回収し処分するには「一般廃棄物運搬収集の許可」が必要です。
許可なく回収するのは、違法行為にあたります。注意しましょう。
3:遺品整理で起業したい!3つの重要な資格と許可証
遺品整理業を起業したい。なにか注意点はあるかな?
遺品整理をするにあたって必要な資格などはありません。
しかし、持っておくと便利な資格や許可証があります。
- 遺品整理士
- 古物商の許可
- 一般廃棄物運搬収集の許可
ここでは、3つの資格・許可証について解説します。
事業をスムーズに行う上では、必須の資格と許可証です。
抜かることのないように確認をしておきましょう。
3-1:遺品整理士
遺品整理には、必要な資格は無いとお伝えしました。
しかし、持っていて損をしないのが遺品整理士です。
遺品整理士は、遺品整理士認定協会が発行しています。
この資格を持っているだけで、利用者は依頼しやすくなるのではないでしょうか。
資格有と資格無では大違いですよね。印象が変わります。
協会から送られてきたDVDや教材を見て学習し、レポートを提出することで資格を取ることができます。
合格には約2ヶ月間と、3.2万円の費用が必要です。
3-2:古物商の許可
古物商の許可は、遺品の買取を行う際に必要です。
警視庁に問い合わせをすることで、許可証が発行されます。
手数料は、1.9万円です。
遺品の買取でビジネスを行っていれば、すぐに回収できるでしょう。
万が一、無許可で買取をした場合、懲役3年以下または100万円以下の罰金対象となります。
買取業務を考えている場合は、必ず申請しておきましょう。
3-3:一般廃棄物運搬収集の許可
一般廃棄物運搬収集の許可は、各自治体が発行しています。
遺品を家庭から回収し、運ぶ際に必要な許可証です。
無許可で回収した場合は、懲役5年以下または1,000万円以下の罰金となります。
しかし、この許可証は、自治体によっては新規の許可を下ろしていない場合があるのです。
万が一、許可証が得られなかった場合は、各自治体の許可証を持っている不用品回収業者と協力して事業を進めましょう。
許可が下りなかったからといって、違法でやっていると顧客の信用を失うことになります。
4:【FC開業】遺品整理をFCで開業する3つのメリット
自分で起業を行う前に、フランチャイズ(FC)も検討してみませんか。
FCで遺品整理業を開業する方が、リスクが少なく顧客も獲得しやすいです。
FCで開業をすれば、ロイヤリティなどを支払ったとしても、年収最大1,000万円越えの見込みがあるでしょう。
遺品整理業をFCで開業するには、3つのメリットがあります。
- リスクが低い
- 顧客を獲得しやすい
- 未経験者でもOK
是非、FCで開業した場合と比較してみて起業するか決めてみてください。
メリット①:リスクが低い
FCで開業をすれば、最低限のリスクで開業をすることができます。
まず、初期費用がかかりにくいです。
加盟金や保証金などを支払う必要があります。
開業にあたって必要な金額は、50万円でしょう。
加盟金に関しては、契約期間が終わり次第払い戻しされます。
既に母体が出来上がっているため、リスクを避けて開業をすることができるのです。
メリット②:顧客を獲得しやすい
FCで開業をすれば、新規顧客を獲得しやすいです。
既に有名でネームブランドがある企業のフランチャイズであれば、仮にあなたのことを顧客が知らなかったとしても、会社の名前で依頼をするからです。
無名の企業と有名な企業であれば、後者の方が依頼を受けやすいと思いませんか。
FCで開業をした場合、一定のロイヤリティを支払う必要があります。
5~10万円の定額のロイヤリティもあれば、売上金の5%など様々です。
しかし、このロイヤリティも広告宣伝費として考えられますね。
メリット③:未経験でもOK
FCで開業するのには、未経験者にピッタリです。
開業するにあたって、研修を受ける必要があります。
そのため、分からないことを事前に学習することができるのです。
研修は約2週間にわたって行わられ、研修内容は座学研修であったり、現場研修であったりします。
開業する前に、シミュレーションが受けられるのです。
まとめ
遺品整理業は果たして儲かるのかを解説しましたが、いかがでしたか。
想像通りの年収でしたか、それとも想像以上の年収でしたでしょうか。
これから需要のある事業として、更に儲けは増える見込みがあります。
FCで開業をすると、リスクが少なく開業することが可能です。
しかし、企業をすればロイヤリティを支払う必要なく、自分らしい遺品整理業者を立ち上げることができます。
参考にしてみてくださいね。
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