遺品整理士の資格費用教えます!遺品整理士の仕事内容とメリット公開

遺品整理に資格は、必要ありません。
資格を取らない場合は、費用もかかりません。
資格を取らずに無料で、遺品整理の業務を行うことが可能です。
しかし、遺品整理業を行うにあたってプラスになる資格が3つあります。
「遺品整理士」「事件現場特殊清掃士」「古物商許可」の3つです。
この3つの資格を取るには、費用がかかります。
各資格の業務内容や、資格にかかる費用・期間を確認しましょう。
1:【必見】遺品整理にプラスな3つの資格と費用
遺品整理の事業を行う際、資格は必要ありません。
しかし、遺品整理には取っておいた方が良い資格があるのです。
近年、遺品整理を業者に依頼する家庭が増えています。
少子高齢化にともない1人暮らしの高齢者が増え、高齢者1人では遺品整理が行えないからです。
今後更なる少子高齢化が進み、遺品整理業者の需要は高まるでしょう。
冒頭でもお伝えした通り、遺品整理には資格が不要です。
しかし、持っているとプラスな資格が3つあります。
- 遺品整理士
- 事件現場特殊清掃士
- 古物商許可
特に遺品整理業を行うのであれば「遺品整理士」の資格は絶対に持っていたい資格です。
3つそれぞれの資格について、確認していきましょう。
1-1:遺品整理士
遺品整理士の資格は、故人が残した持ち物を整理する資格になります。
遺品整理士の資格を取るために必要な費用は、3万2千円です。
協会から送られてきたDVDや資料集を見て勉強し、レポートを提出します。
レポートが合格基準に達していた場合、合格通知が2ヶ月以内に届く仕組みです。
遺品整理士はただ遺品を整理するだけでなく、リサイクルや産業廃棄物の処理法などの知識を持つことが必要になります。
遺族にとって大切な遺品を、尊重しつつ供養の意をこめて処分するのです。
資格が要らない業種だからこそ、資格があれば遺族側は安心して利用することができます。
遺品整理士の資格は、遺品整理士認定協会に申し込むことで受講できます。
参考:遺品整理士認定協会
1-2:事件現場特殊清掃士
事故現場特殊清掃士の資格を取るために必要な費用は、3万円になります。
遺品整理士の資格と同じく、協会から送られてきたDVDや資料集を見て勉強し、レポートの提出が必要です。
レポートが合格基準に達していた場合、合格通知が2ヶ月以内に届きます。
事件現場特殊清掃士には、血液や体液の腐敗臭などを取り除く方法を知ることが必要です。
使用する薬剤や、汚れから身を守る術、清掃方法など専門的な知識が必要になります。
また、近隣の方への配慮も必要となる仕事です。
「孤独死」の増加から死後発見が遅くなり、事件現場特殊清掃士の需要は増加しています。
遺品整理士の資格の他に、事件現場特殊清掃士の資格を持っていると、あらゆる現場での業務に対応が可能です。
事件現場特殊清掃士の資格は、事件現場特殊清掃センターに申し込むことで受講可能です。
参考:事件現場特殊清掃センター
1-3:古物商許可
古物商許可とは、遺品を買取する場合に必要になります。
「古物商許可」に関しては、資格というより国から出ている許可証です。
そのため試験はありませんが、提出する書類が沢山あります。
許可を取得するのに必要な費用は、1万9千円です。
書類を提出してから40営業日以内に許可がおりるなど時間がかかります。
遺品の中で本来処分するものを、古物許可証があれば買取して販売することが可能です。
遺品整理の費用を少しでも下げられるため、遺族側も買取を希望することが多いです。
遺品整理を行っている業者は、古物商許可を取得した方がいいでしょう。
古物商許可は、各自治体の古物商管轄の警察署に申請します。
参考:古物商許可申請|警視庁
遺品整理を行うにあたって、便利な資格を3つご紹介しました。
遺品整理士の仕事内容は、大きく4つに分けることが可能です。
仕事内容に関して、分かりやすく説明していきますね。
2:確認しよう!遺品整理士の主な4つの仕事内容
遺品整理士の仕事内容が知りたい!
遺品整理士には、主に4つの仕事があります。
- 必要品と不用品の仕分け
- 不用品の回収と処分
- 遺品の供養
- 整理後の清掃
4つの仕事内容に関して、詳しく解説しましょう。
2-1:必要品と不用品の仕分け
遺品が少ないと、遺品整理業者に依頼する遺族は少ないでしょう。
しかしあまりにも遺品が多いと、遺族側は必要品と処分品が分からなくなります。
故人が残したものは、思い出深くなり処分することが難しいのです。
そのため第3者である、遺品整理業者に依頼し、遺品整理士が必要品と不用品の仕分けをします。
2-2:不用品の回収と処分
必要なものは遺族に渡し、不要なものは回収(買取)若しくは処分します。
この際に古物商許可があれば、不用品を売却することが可能です。
遺族の中には、故人の残したコレクションなど処分方法にお困りの方もいます。
遺族にとって不要なものでも、価値が高い可能性があるのです。
そのため遺品整理業者では、遺品を買取し、売却する業務も行う業者が増加しています。
2-3:遺品の供養
遺品には、故人の魂が宿っていると考えられます。
遺品をきちんと供養することで、魂を浄化し天に送ることで故人を偲ぶのです。
遺品整理業者には、遺品の供養を無料のサービスとしている業者もあります。
ただ処分をするのだけでなく、故人や遺族を尊重することが大切な業種です。
2-4:整理後の清掃
孤独死で遺体の発見が遅れた場合などには、特殊な清掃が必要になります。
素人では清掃は大変難しいため、孤独死の場合は業者に依頼することが必要です。
この際、事故現場特殊清掃士の資格があれば、遺品整理と清掃を一緒に行うことができます。
4つの遺品整理業者の仕事内容に関してご紹介しました。
資格を持っている人材が在籍している業者だと、遺品の扱い方を分かっているため安心です。
遺品整理士の資格を持つ、3つのメリットをご紹介します。
3:遺品整理士の資格を持つ3つのメリット
遺品整理士になるメリットってある?
遺品整理士になる、考えられるメリットが3つあります。
- 仕事の受注件数増加
- 依頼された1件ごとの業務の収益UP
- 遺族から感謝される
より詳しく解説していきます。
3-1:仕事の受注件数増加
少子高齢化の進む日本では、今後も必要な職種として残ります。
言わば、仕事が無くなることが無いのです。
遺品整理士の資格を持っていれば、不景気の中でも仕事に困ることはないでしょう。
事故現場特殊清掃士の資格も持っていると、更に遺品整理業から欲される人材になります。
3-2:依頼された1件ごとの業務の収益UP
遺品整理だけでなく、事件現場特殊清掃など仕事の幅が増えます。
遺品整理の業者を立ち上げた際に、古物商許可を持っていれば遺品整理以外の収入が増えます。
遺品整理、事故現場特殊清掃、古物商で収入源が増えるのです。
3-3:遺族から感謝される
遺品整理士は、故人の残したものの適切な処置をします。
沢山残された遺品の中から、遺族が見つけられなかった遺品を見つけることも仕事の1つです。
故人の死後、遺族と向き合って仕事をします。
そのため遺族からの感謝を感じられる、やりがいのある仕事です。
まとめ
遺品整理の資格に関して詳しく説明しました。
「遺品整理士」「事故現場特殊清掃士」「古物商許可」の3つ全てを、持っていると便利です。
特にこれからの日本では、需要がある仕事になります。
資格を持たなくてもできる仕事ですが、遺族が安心して依頼できるためにも資格は大切です。
故人・遺族からも感謝される、とてもやりがいのある仕事になります。
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