遺品整理に補助金は利用できない!自分で行う遺品整理が1番の節約法

遺品整理の際に利用できる補助金ってあるのかな?
結論からお伝えすると、国レベルでの補助金はありません。
また、次に気になるのが都道府県レベルでの補助金ですが、こちらもほとんどないようです。
一部の自治体では、補助金があるようですが、ほとんどの場合補助金はないと考えて良いでしょう。
「遺品整理」の補助金はありませんが、空き家の処理が必要となった場合には補助金が支給される場合がありますので覚えておきましょう。
この記事では、遺品整理の方法や遺品整理をする上での注意点について解説をしていきます。
- 遺品整理のポイント
- 遺品整理を行う上での注意点
- 遺品整理の事前準備
- 優良な遺品整理業者の選び方
この記事を最後まで読んでいただけると、遺品整理をスムーズに行えるでしょう。
是非最後まで御覧ください。
1:確認しておこう!遺品整理の2つのポイント
家族のために残していたものを遺品と言うので、遺族は遺品を見るだけで悲しみに包まれてしまうこともあります。
しかし、遺品を長い時間そのままにしておくと、心がどんどん重たくなってしまうことがあり、悲しみに包まれてしまうという可能性が出てきます。
気持ちの整理をするという意味でも、葬儀の後に行われる遺品整理は重要なものとなってくるのです。
遺品整理を初めて行う方のために、遺品整理の重要な2つのポイントを説明します。
- 遺品整理を始める時期
- 葬儀後に必要な手続き
遺品整理を始める決まった時期はありませんが、一般的に多いのは49日を迎えてから遺品整理を行う家庭が多いようです。
それでは、2つのポイントを解説していきましょう。
1-1:遺品整理を始める時期
実際に「遺品整理において決まった時期はあるのか?」という疑問を持っている人が多くいます。
結論、遺品整理において決まりはありません。
遺族の想いなどを優先的に考えて、早期に片付ける人もいますし、故人に申し訳ないという理由で遅めに片付けをする人もいます。
1番重要なのは、時期ではなく遺品整理において故人を偲ぶ気持ちがあるかどうかということです。
故人との一区切りをつける行為になるので、時期に捉われすぎる必要は一切ありません。
例えば、49日法要までには、49日という期間が空きます。
それまでに気持ちを整理しておくという意味でこの期間に遺品整理を行う人もいます。
綺麗な部屋で49日法要を迎えることで、親族も気持ちよく故人を弔うことができ、悲しみを乗り越えていくことが可能となるためです。
これはあくまで1例ですが、参考にしても良いかもしれません。
1-2:葬儀後に必要な手続き
遺産を相続する場合には、遺産相続手続きを行わなくてはいけない場合があります。
手続きの内容は、健康保険や年金関係の手続き、公共料金の手続きなど幅広いものがあります。
中には期限が定められている手続きもあるため、早めの手続きを済ませるように心がけるようにしましょう。
2:【要注意】遺品整理の3つの注意点
ここでは3つのポイントをご紹介していきますので、一緒に確認していきましょう。
- 親族とのトラブルがないようにする
- 生前整理をしておく
- 複数人で遺品整理を行う
遺品整理は、遺産相続が関係してくるため、遺族同士でのトラブルに発展しやすいです。
遺品整理は極力1人で行わず、遺族同士で協力をし合って行うようにしましょう。
2-1:親族とのトラブルがないようにする
遺品整理においてよく起こってしまうトラブルが、親族同士のトラブル。
遺品をすべて遺族だけで相続しようとしていると、親族が資産を分けてほしいとなってしまい、トラブルとなってしまうという例も珍しくありません。
さらに遺品の中には貴金属や骨董品なども含まれているため、金銭面のトラブルが多く発生しています。
遺品整理を行う際には、親族同士での話し合いを行い、関係を壊さないように注意して行く必要があります。
2-2:生前整理を行う
故人が亡くなってしまう前に、遺品整理をしておくといった方法もあります。
遺品を相続する際に発生してしまう問題が、誰がどれを相続するかという問題点です。
相続問題に発展する前に、先に遺産を振り分けたり、身の回りのいらないものは処分してしまったりするのが生前整理となってきます。
これは身内が亡くなる前の対策となっているので、亡くなってしまった後には適用されませんが、有効的手段となっています。
仮に、身内が誰もなくなっていなくても、未来に備えて準備をしていこうと考えている人は、早めに遺品となるものを整理していくという方法もあります。
しっかりと話し合って最適解を見つけていきましょう。
2-3:複数人で遺品整理を行うようにする
親族に申し訳ないと感じてしまったり、身内は自分だけだからなどと言って、遺品整理のすべてを自分一人で行う人がいます。
しかしながら、遺品整理とは片付けだけでなく手続きや貴重品の売買、不要なものの処分などをする必要があります。
そのため、複数人で役割分担や協力をして遺品整理をするのが望ましいでしょう。
親族にお願いするのももちろん大丈夫ですし、親族が少ない場合は私どものように遺品整理業者にお願いするのも1つの手段となっています。
3:遺品整理においての2つの事前確認事項
遺品整理をスムーズに行うために、これから2つの確認事項を紹介しましょう。
- 故人に負債がないかどうか
- 費用や形見分け
遺品整理は「お金」が関わることです。
遺族間でもトラブルに発展することも多く、遺品整理が原因となり縁が切れた家庭も存在します。
そのため、これから紹介する2つの確認事項は必ず目を通しておいてください。
3-1:故人に負債がないか確認する
遺品整理作業を行うということは、故人の遺産を相続したことと同義とみなされることになります。
もし遺族の方が知らない場所で借金を作っていた場合、遺品整理をすると、知らぬ間に残された借金を返済する責任が生じてしまうことになります。
一旦遺品整理に着手してしまうと相続放棄ができなくなってしまうため、事前の確認と注意が必要となります。
遺品整理を行う前に亡くなった方の遺産状況については、必ずチェックしておきましょう。
3-2:費用や形見分けについて決めておく
トラブル防止のために遺族の間で遺品整理にかかる費用負担や、形見分けの仕方について事前に協議しておくこともおすすめです。
遺品の分け方、残す遺品と処分する遺品の規則について、業者は依頼者に確認を行った上で実行します。
その依頼者が遺族代表として、遺族全員の希望に沿う形で実行しないといけないという決まりになっています。
手間となってしまいますが、全員が気持ちよく遺品整理を終えるために、丁寧に検討し、実施すべきといえるでしょう。
4:良い遺品整理業者を選ぶための3つのポイント
以前までは、遺品整理は遺族が行うものという認識がありましたが、近年では「遺品整理業者」を利用して遺品整理を行う家庭が増えています。
ここからは、良い遺品整理業者を選ぶための3つのポイントをご紹介していきます。
- 説明や電話対応が丁寧
- 見積書を確認
- 遺品整理士が在籍しているか
遺品整理業者はとても便利ですが、悪質な遺品整理業者が存在している場合があります。
トラブルを避けるために大切なポイントとなりますので、確認していきましょう。
4-1:説明や電話対応が丁寧
作業と関係のないことのように思えてしまいますが、電話の対応が粗雑だと遺品の扱いも粗雑な可能性があります。
大切な人を失ってしまった遺族に対して十分な配慮ある対応ができない業者は、故人の思いがこもった遺品を丁寧に扱ってくれる可能性はないと言ってよいでしょう。
また、説明が具体的ではなく作業の確認が曖昧な場合は、作業をした後で追加作業請求をされてしまう場合も考えられます。
丁寧な対応と説明が、いい業者を判断する一つと指標となります。
4-2:見積書が丁寧
見積もりをしてもらったときに、どのような作業にどのくらいの費用がかかるのかを明記している業者を選ぶようにしましょう。
また、見積もりは必ず訪問見積もりをしてもらうようにしてください。
口頭だけで見積もりを出すような遺品整理業者は、追加で高額な費用を請求する可能性があるのです。
可能な限り、相見積もりをとって、いくつかの業者の見積もりの出し方を比較してみることをおすすめします。
訪問見積もりをしてもらい、相見積もりをすることが、トラブルを避けるために重要です。
4-3:遺品整理士が在籍している
業者に依頼する場合、法令を守っている処分と故人に配慮した遺品の扱いをする遺品整理のプロフェッショナルに依頼するのが得策だといえます。
最近では、遺品整理専門のスキルや心配りができている証として、「遺品整理士」という資格が存在しています。
遺品整理士の資格を取るには厳しい試験があり、資格取得後も協会の基準に反する業務を行うと資格を剥奪されてしまうという、特に厳格な資格なのです。
そのため、業者を選ぶ際に遺品整理士の資格を取得しているかどうかも1つの目安になるでしょう。
この資格を持っている業者はトラブルの少ない業者であることが多いです。
まとめ
今回は、遺品整理についてご紹介いたしました。
補助金はないものの、様々な工夫をすることで十分な遺品整理を行うことができるでしょう。
この記事を参考に、自分なりの遺品整理を行ってみてください。
また、遺品整理業者を利用する場合は、4章で紹介したように、優良な遺品整理業者を選ぶようにしましょう。
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