初めての方でも安心!遺品整理で部屋の片付け手順を分かりやすく解説

遺品整理で部屋の片付け方にお悩みではありませんか。
遺品整理を初めて行う場合、何から着手すればいいのか迷っている方も多いでしょう。
引っ越しと比べると、人生の中で頻繁に行うものではありませんよね。
そこで、この記事では初めての方でも分かりやすいように、遺品整理で部屋の片付け方について解説をします。
- 遺品整理を始める前の確認事項
- 片付け手順
- 遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット
- 遺品整理をする際の節約方法
この記事を最後まで読んでいただければ、初めての方でもスムーズに部屋の片付けを完了することができるでしょう。
遺品整理は普通の部屋の掃除とは異なるので、参考にしていただければ幸いです。
1:【初めての方必見】遺品整理を始める前の3つの確認事項
遺品整理を初めて行う方は、特に次にお伝えする3つのポイントを確認してから、遺品整理を行うようにしましょう。
- 遺言書の確認
- 財産・負債の確認
- 賃貸物件であるかどうか
遺品整理は、相続人が行うものです。
家族だからと言って、誰でも好き勝手行っていいものではありません。
それでは、分かりやすく解説していきましょう。
遺言書の確認
遺品整理を始める前に、故人が遺言書を残していないか確認をしましょう。
遺言書があれば、遺言書に従って遺品整理を始めます。
遺産の相続などが遺言書には記載されているので、確認をすることが重要なのです。
遺言書が相続人を決めます。
遺言書が無い場合は、相続人全員で遺品整理を進めることになります。
相続人は、配偶者や血縁関係にある親や子が相続人です。
財産・負債の確認
故人が財産を残していれば、財産分与のためにどれくらいの財産があるか確認をとることが必要です。
預金や有価証券などが財産としてあげられます。
また「負の財産」とも言われる、負債の確認も必要です。
負債の額が多ければ、遺産相続を破棄することもできます。
財産・負債を確認してから、遺品整理を始めましょう。
賃貸物件であるか
故人が亡くなった家が賃貸物件だった場合、契約内容を確認する必要があります。
退去日を設定し、定められた日にちまでに退去ができるように遺品整理を始めましょう。
退去日までに退去ができないと、連帯保証人または相続人が家賃を支払い続ける必要があるからです。
故人が亡くなった月の月末が、一般的に部屋の退去日となります。
管理会社と話しあって、迅速な対応を心掛けるようにしましょう。
2:遺品整理の部屋の片付け手順
遺品整理をし終えてから、部屋の片付けとなります。
この章では、遺品整理をする際、保管しておくものと、処分するものを解説します。
- 貴重品
- 形見分け
- 故人との思い出の品
- リサイクル可能品
- 不用品
遺品整理をすすめるにあたって、段ボールやマジックペン、ガムテープなどを予め用意しておくと良いでしょう。
遺品整理が終われば、あとは普通に部屋の片付けを行います。
万が一故人の亡くなった部屋が、孤独死などの事故現場の場合は、プロ(業者)に依頼する必要があるので、ご注意ください。
貴重品
貴重品は必ず保管しておくようにしましょう。
財産や資産に関係するので、誤って処分してしまわないようにしてください。
- 現金
- 通帳
- 印鑑
- 有価証券
- 権利証
- 保険書類
- 金やプラチナなど貴金属
資産・財産は相続人同士でもトラブルに発展しやすいです。
慎重に話し合うようにしましょう。
形見分け
孫や親族、友人などに形見分けをするものがあれば、貴重品とは別に保管をしておきましょう。
- ブランド品
- ジュエリー
- 着物
- 本
- 趣味で集めていたもの
こちらも勝手に処分してしまうと、トラブルになる可能性があります。
故人との思い出の品
量が多ければ、処分をせざるを得ない場面もありますが、故人との思い出の品は残しておくといいでしょう。
三回忌や七回忌など、故人を思い出すタイミングで親族同士が集まり、見返すかもしれません。
- 写真
- 日記
- 手紙
- 故人が愛用していたもの
量が多ければ保管も大変ですが、写真や手紙はアルバムなどにまとめるとコンパクトになります。
リサイクル品
処分をする際に、ゴミではないけど処分したいものがありますよね。
そういったものは、リサイクルをしましょう。
リサイクルショップに売ることもできます。
- 家電
- 家具
- 衣類
- 売れるもの
買取が不可な家電で、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機のいずれかがある場合は、家電リサイクル法に従って処分をするようにしてくださいね。
不用品
上記4つに分類ができたら、あとは不用品となります。
各自治体のルールに従って、ゴミとして処分しましょう。
- ゴミ
- 売れなかった家電
- 売れなかった家具
- 新聞
粗大ゴミを出すには時間がかかるので、前もって予約をしておきましょう。
3:遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット
遺品整理は、遺品整理業者に依頼をすることもできます。
仕事が忙しく中々遺品整理ができない方、遺品整理の場所が遠方で遺品整理ができない方など、様々な理由で遺品整理ができない方もいますよね。
しかし、遺品整理業者を利用すれば、問題が解決するのです。
そこで、この章では遺品整理業者を利用するメリットとデメリットを解説します。
遺品整理業者に依頼するかどうか、参考にしていただければ幸いです。
遺品整理業者を利用する4つのメリット
遺品整理業者を利用すれば、忙しくて時間が割けない方でも直ぐに遺品整理を終わらすことができます。
体力的負担がかからない上、プロが作業を行ってくれるので安心です。
- 遺品整理に時間がかからない
- 相続問題などプロに相談できる
- 大型家具や家電の処分も任せられる
- 遺品の供養をしてもらえる
遺品整理業者を利用するには費用がかかりますが、遠方だった場合は交通費+滞在費がかかりますよね。
遺品整理業者を利用すれば、立会い不要な場合もあるので案外節約できるかもしれません。
遺品整理を利用するデメリット
遺品整理業者を利用するのには、やはりデメリットも存在します。
どのようなデメリットがあるのか、確認をしてから利用するか判断しましょう。
- 費用がかかる
- 悪質な遺品整理業者の存在
- 気持ちの整理がつけない
遺品整理を業者に依頼した場合、やはり自分たちで行うよりは費用がかかってしまいます。
最低でも10万円はかかると思っておきましょう。
また、遺品を盗んだり、不法投棄したりなど悪質な遺品整理業者も存在します。
遺品整理業者を利用する場合は、慎重に業者探しをするのがポイントです。
4:遺品整理の費用を抑えたい!節約方法
完全に無料で行うのは難しいでしょう。
じゃあ、どうすれば節約ができるのでしょうか。
答えは、遺品を売ることです。
遺品の分類が完了すれば、不要だけど売れるかも?というような遺品は売るようにしましょう。
特に骨董品などは、素人では価値が分かりにくいので、不要であれば売ることをおすすめします。
遺品の買取はお任せ!ブランド買取とらのこ
お客様のご自宅、もしくは指定いただいた場所へと無料で訪問し買取をさせていただきます。
家具や家電、ブランド品、食器、趣味で集めていたホビー用品など買取できるものは様々です。
「これは古いから売れないだろう」と、独断をするのではなく、まずは私たちにご相談下さい。
まとめ
遺品整理で部屋の片付け方を説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
遺品整理を行う場合は、必ず遺言書に従って行うようにしてください。
親族間でのトラブルを避けるためにも、話し合いは必須です。
ブランド買取とらのこは、遺品の買取を行っております。
使えるけど、不要な遺品がございませんか。
重い家具などの搬出も行っているので、まずは気軽にお問い合わせください。
遺品の買取なら、とらのこ
とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。
関連記事
遺品整理に関する、お役立ち情報を公開しています。