気になる遺品整理の費用は一軒家でおいくら?間取り別料金相場を公開

遺品整理の費用ってなんだかとても費用がかかりそう...
確かに、遺品整理は安くありません。
特に一軒家の広い部屋だとどれだけ費用がかさむか気になりますよね。
ですが安心してください!
遺品整理は自身の事前準備や買取を行う事で場合によっては費用を10万円以上も削減する事ができます。
また、一軒家はマンションやアパートよりも比較的料金が安い傾向にあります。
一軒家の遺品整理の費用【料金表でわかりやすく解説!】
- 遺品整理事例
- 遺品整理と不用品処分の違い
- 費用を抑えるには【3 つのコツ】
- 遺品整理の注意点【悪徳業者に注意!】
今回は、遺品整理の実際の料金と内容を、事例を踏まえてご紹介していきます。
費用を抑えるための3つのコツもご一緒に案内していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
1:一軒家の遺品整理の費用【料金表でわかりやすく解説!】
遺品整理には以下の項目からおおよその費用が算出されます
- 間取り
- 作業人数
- 作業時間
- その他作業オプション
一軒家の場合、マンションやアパートの集合住宅と比べて搬出経路の確保がしやすいため比較的費用が安い傾向にあります。
遺品整理は部屋の広さに対して、作業人数・作業時間によっておおよその費用が決まります。
作業人数・作業時間は処分品の量によって変動します。
遺品整理の基本料金相場
間取り | 作業人数(単位:人) | 作業時間(単位:h) | 料金相場(単位:円) |
1R・1K | 2 | 1~2 | 35,000~80,000 |
1DK | 2 | 2~3 | 55,000~120,000 |
1LDK | 3 | 2~4 | 80,000~120,000 |
2DK | 3~5 | 3~5 | 100,000~160,000 |
2LDK | 4~6 | 3~6 | 140,000~200,000 |
3DK | 4~7 | 4~7 | 160,000~250,000 |
3LDK | 4~7 | 5~8 | 180,000~300,000 |
4DK | 5~8 | 5~9 | 200,000~500,000 |
4LDK | 5~10 | 8~10 | 220,000~600,000 |
※作業スタッフの人件費は1万~1.5万円が相場です。
※実際の詳しい料金は業者に直接見積りを確認してください。
これらの基本料金に加えて作業オプションを追加すると更に費用が加算されます。
作業オプション相場 |
ハウスクリーニング | 30,000~200,000円 |
遺品供養 | 0~50,000円 |
特殊清掃 | 40,000~200,000円以上 |
▼ハウスクリーニング
ゴミ屋敷などの手が付けられないような部屋を掃除したい場合、悪臭や害虫、頑固な汚れを落としてくれるサービスです。
▼遺品の供養
合同供養の場合は無料で引き受けている業者もありますが、自宅供養の場合は2~5万円の費用がかかります。
▼特殊清掃
「孤独死」などの理由により、死後発見が遅れた場合に、汚染物の撤去や体液などの汚れを落とし、消臭する特殊清掃を行います。
死後発見からの経過時間や発見場所によって値段が変動します。
2:遺品整理事例
では、より詳しく費用を把握するために、ある遺品整理業者が実際に遺品整理をしたときの事例をみていきましょう。
間取り | 戸建4LDK |
作業時間 | 8時間 |
作業人数 | 8名 |
作業オプション | エアコン撤去
仏壇供養 遺品買取 |
見積り料金 | 450,000円 |
買取価格 | -60,000円 |
料金 | 390,000円 |
これを見ると、遺品買取をしなくても相場価格内の適正料金であることがわかりますね。
3:遺品整理と不用品処分の違い
遺品整理と不用品処分には取扱う物や作業に大きな違いがあります。
遺品整理は遺品を形見分けし、要らないものを処分する事が主な作業になります。
そのため、相続人や遺書の内容が大きく関わってきます。
また、遺品の中には仏壇や位牌などの供養が必要にものに関してはゴミとして処分できません。
費用を気にして不用品処分を依頼してはトラブルになる恐れがあるので注意しましょう。
4:費用を抑えるには【3つのコツ】
遺品整理は故人の遺志を尊重する事が大事な作業ですが、とはいっても個人では出来ない作業などでどうしても費用がかさんでしまいますよね。
遺品整理を行うためにもできるだけ費用を抑えるための3つのコツを紹介していきます。
- 自分でできることはする
- 買取サービスを利用する
- 複数の業者を比較する
4-1:自分でできることはする
第1章で説明したように、遺品整理の費用は作業人数・作業時間によって大きく変わります。
4LDKの間取りであっても処分品の量によっては作業人数・作業時間を減らすことができます。
ゴミとして捨てれるもの処分や遺品ではないものは、親族と協力して可能な限り自分で処分しておくと、遺品整理当日の作業負担を軽減することがで、結果的に費用を削減することができるでしょう。
4-2:買取サービスを利用する
遺品の仕分けが終わり遺品でないものや無関係の不用品などは、買取をしてもらうことによって遺品整理の費用を削減する事ができます。
最近では遺品整理と買取りを同時に行っている業者が多いので、依頼をするときは買取についても相談をしてみましょう。
また、自分で事前に家の整理をする場合もなるべく買取してもらえそうなものは処分せずに残しておきましょう。
4-3:複数の業者を比較する
遺品整理を業者に依頼するときは、複数の業者に見積りを出してもらう事をおすすめします。
中には明らかに相場とは違う料金を掲示してくる悪質な業者もいるので、複数に見積りを出し、適正価格を把握した上でコスパのいい業者を選ぶと良いでしょう。
5:遺品整理の注意点【悪徳業者に注意!】
残念ながら遺品整理業者の中には、悪質な業者がいます。
1章の料金表を参考に、明らかに安い料金を提示してくる業者は、後に追加料金として高額な値段を請求してくる恐れがあります。
また、見積りの段階で契約を急かしてくることがあります。この場合も、見積り書や契約書とは違う高額な料金を請求してくる恐れがあります。
不用なトラブルに巻き込まれない為にも、まずは見積りをして見積書の詳細を確認しておきましょう。
違法な業者の特徴やトラブル事例については以下の記事にまとめているので、よかった参考にしてください。
まとめ
以上、空き家の一軒家で遺品整理を行う場合の必要料金についてご紹介しました。
遺品整理は最近、韓国ドラマのテーマでも取り上げられており、その仕事内容に注目されています。
不用品処分とは違い、故人や遺族の意思を尊重するとても重要な作業になるため、遺品整理を業者に依頼する場合は遺族と相談して慎重に選びましょう。
遺品整理をお考えであれば、処分する前に価値の分かる「とらのこ」が買取させていただきます。
処分をしてしまう前に、まずは一度ご相談ください。
遺品の買取なら、とらのこ
とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。
関連記事
遺品整理に関する、お役立ち情報を公開しています。