遺品整理はチラシ集客しない!チラシで広告するメリット・デメリット
遺品整理の会社を設立した。どうやって集客すればいいんだろう?
集客方法の中で頭に浮かぶものといえば、チラシがあるでしょう。
しかし、チラシで広告する方法はおすすめできません。
集客を見込める可能性が低いのです。
この記事では、遺品整理をチラシで集客するメリットやデメリットを解説します。
- 遺品整理をチラシで集客するメリット
- 遺品整理をチラシで集客するデメリット
- チラシ以外で集客をする方法
後半では、おすすめの集客方法をご紹介します。
是非最後まで読んで、チラシが集客方法としてベストな方法なのか見定めてくださいね。
1:遺品整理をチラシで集客する3つのメリット
遺品整理をチラシで集客するのって時代遅れじゃない?
新聞を取る人は減少傾向にあり、チラシを見かける機会は少なくなりました。
しかし、チラシは、不特定多数の集客の見込みがあります。
チラシで集客をする3つのメリットを確認しましょう。
- メリット①:不特定多数の客層に集客可能
- メリット②:短期間で集客可能
- メリット③:情報の信頼性
新聞をとっている家庭が多いような地域や、高齢者・家族住まいの多い地域でチラシを使って集客をするのは有効的でしょう。
チラシを使って集客をする3つのメリットを、より詳しく解説していきます。
メリット①:不特定多数の客層に集客可能
チラシを利用すれば、不特定多数の客層へと集客をすることができます。
「遺品整理」を必要としている家庭って、分からないですよね。
だからこそ、チラシを数多く発行すれば、遺品整理を必要としている家庭へとチラシが届く可能性があります。
先ほどもお伝えしたように、特に、高齢者が住んでいる地域へチラシを投函すれば、生前整理・遺品整理の件に関しての問い合わせが増えるでしょう。
家族が住んでいるような住宅街であれば、祖父母の遺品整理等で目に止まることもあるかもしれませんね。
チラシは不特定多数の客層に投函できるため、地域を限定すれば更なる効果が期待できます。
逆に、単身用のアパートやマンションに投函しても、あまり効果は期待できないでしょう。
メリット②:短期間で集客可能
チラシを使えば、短期間での集客が実現します。
ネット広告やホームページとチラシの相違点は、チラシはわざわざ検索をする必要がないことです。
チラシを見て、必要なサービスであれば直ぐに問い合わせ件数が増えるでしょう。
チラシを配布して、1~2日以内で効果が出やすいです。
また、チラシは残すことができます。
ネット広告やホームページは忘れられる可能性がありますが、利用者がチラシを残していれば継続して集客を見込めます。
メリット③:情報の信頼性
チラシで広告を出せば、会社の信頼性が増します。
チラシはわざわざ費用をかけて制作し、投函しますよね。
利用者は、信頼ができる会社として依頼をしやすくなるのです。
新聞折込のチラシであれば、新聞社の基準を満たさなければなりません。
結果として、利用者からの信頼度は高まり、信頼できる会社として見なされます。
2:遺品整理をチラシで集客する3つのデメリット
遺品整理をチラシで集客するデメリットってあるかな?
実は、遺品整理業をチラシで集客するのは、あまりおすすめできません。
なぜなら、遺品整理は即効性の集客力が見込めないからです。
スーパーや衣料店のセール情報であれば、チラシは集客をする手段として有効的だと考えられます。
いつ・どこで・なにがセールされているか、特定の情報を伝えられるからです。
しかし、遺品整理って「今すぐ必要なサービス」ではありませんよね。
遺品整理をチラシで集客をする3つのデメリットを解説します。
- デメリット①:持続的な集客が困難
- デメリット②:情報量が限られる
- デメリット③:手間・費用がかかる
もし、どうしても、遺品整理をチラシで広告したいのであれば、オープン時にチラシで「遺品整理業を始める」など、事業を新しくスタートするといった内容のチラシを出すのがいいでしょう。
チラシは継続的な集客が見込めないので、チラシで集客をするのであれば、定期的なチラシの投函が必要となります。
デメリット①:持続的な集客が困難
チラシは、持続的な集客をすることが難しいです。
もし、持続的な集客をチラシでしたいのであれば、定期的にチラシを打つ必要があります。
しかし、定期的にチラシを出せば、費用がかかります。
その上、遺品整理は即効性が見込めないので、効果が確約されません。
先ほどもお伝えしたように、チラシは即効性が見込める集客方法です。
「生前整理・遺品整理」の予定がなければ、目に止まることもなく処分されるでしょう。
利用者が「今すぐ必要」となりにくいサービスなので、効果にあまり期待ができません。
デメリット②:情報量が限られる
チラシの情報量は限られています。
チラシの大きさは、A4サイズが一般的です。
その中に、あらゆる情報を記載する必要があります。
チラシの中に記載したい情報は、以下のようなものです。
【チラシに載せる内容】
- 問い合わせ先
- している事業内容(遺品整理・生前整理)
- 金額
- これまでの依頼例
高齢者の方が住んでいる地域には、遺品整理ではなく、生前整理や不用品処分の事業内容を記載することで、依頼率が上がる可能性があります。
多くの情報を分かりやすく、見やすく記載する必要があるので、チラシでは伝えたいこと全てを伝えられない可能性があるのです。
デメリット③:手間・費用がかかる
チラシは、集客率があまり見込めない上に、手間や費用がかかります。
チラシの反響率は約0.01%~0.3%と言われているのです。
5万枚配布して、5人~150人ほどの反響数があります。
果たして、チラシのデザイン費や印刷費、広告費が見合った価格でしょうか。
チラシを1万枚刷れば、どれくらいの価格になるか表にまとめました。
名目 | 相場価格 |
チラシの配布料金 | 1枚/3円 → 3万円 |
印刷費用(1万枚) | 2万円 |
原稿製作費 | 2万円~4万円 |
デザイン費 | 3万円~5万円 |
原稿制作とデザインを自社で行ったとしても、広告費用だけで5万円はかかるでしょう。
5万円の広告費に見合うような集客が見込めるのであれば、チラシで集客をすることは有効的ですね。
しかし、費用をあまりかけずに集客をする方法があります。
3: 遺品整理業をチラシ以外で集客する4つの方法
遺品整理の集客方法でチラシはあまり向いてないんだなあ…他の方法を教えて!
チラシは即効性が強い集客方法ということが分かりましたね。
しかし、遺品整理の事業は特に即効性を要しません。
どちらかというと、継続的に長く支持されるための集客方法が必要です。
そこで、チラシ以外で集客をする4つの方法を解説します。
- ネット広告
- ホームページ
- 口コミ・紹介
- 店舗
ネット広告を出せば、特定の客層へとリーチすることができます。
ネット広告は地域やターゲット層を絞って広告を出すことができるので、更に有効的です。
3-1:ネット広告
ネット広告は、ターゲット層を絞って広告を出すことができるので、チラシ広告より有効的です。
不特定多数の客層に届けるチラシに対して、ネット広告は遺品整理を必要としている客層へと広告を出すことができるのです。
また、どれほどの効果があったのかなど、数字で確認することもできるので、現在だけでなく未来の広告へと上手く繋ぐことができます。
ネット広告にかかる費用は数百円~数千円からスタートすることもできるので、実験的に利用することもできるでしょう。
3-2:ホームページ
ネット広告を出すのであれば、必要なのはホームページです。
どういった会社なのか、チラシでは書ききれない内容を、ホームページ上で公開することができます。
実際に、わたし達もどんな会社か調べるのに、ホームページを検索しませんか。
検索結果に、ホームページが存在しなければ少し不安にもなりますよね。
ホームページを作ることは、集客をするだけでなく、顧客確保のためにとても重要です。
3-3:口コミ・紹介
口コミや紹介キャンペーンを利用するのも、効果的な集客方法です。
なにかのサービスを利用する時って、口コミを確認しませんか。
その際に、口コミが全くない業者って、少し利用するのに躊躇してしまいます。
利用者に口コミを記載するだけで、金額から数%OFFなど、キャンペーンを実施するのです。
その他にも、ご友人紹介キャンペーンで、金額を安くすることもできます。
無理にチラシを出すのではなく、確実に顧客確保に繋がるような方法として口コミ・紹介キャンペーンをする方が有効的ではないでしょうか。
3-4:店舗
店舗を持つことは、集客に役立ちます。
新しいお店ができると「何をしている店だろう」と、検索をしたり、店に行ってみたりしませんか。
その時に、ホームページがあれば、検索で繋がり、口コミがあれば、利用するきっかけとなります。
遺品整理業者をする際に、店舗は必須ではありませんが、あった方が利用者は安心して依頼することができるでしょう。
店舗は、ただただ営業をする場所ではなく、集客力を見込んでいます。
まとめ
遺品整理の事業を集客したいのであれば、チラシはおすすめできません。
費用や手間がかかる上に、集客力の見込みがつかないのです。
チラシで広告をするのであれば、催事や新店舗情報などをチラシにすると良いでしょう。
集客をするのであれば、ネット広告を利用するのをおすすめします。
ターゲット層を絞れるので、より効果的な集客ができるのです。
ネット広告をするのであれば、ホームページ制作もしておくようにしましょう。
是非、参考にして集客をしてみてくださいね。
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