遺品整理の違法な業者にはご用心!遺品整理に関する2つの許可を確認

遺品整理で違法な場合ってどのような場合だろう?
遺品整理を遺品整理業者に依頼すると、手間や時間がかからず遺品を整理してくれます。
遠方の場所の遺品整理も、同席が不要なので大変便利です。
しかし、近年遺品整理にまつわる違法な業者とのトラブルが増加しています。
そう聞くと、遺品整理業者を利用したくなくなりますよね。
けれど大丈夫です。実は、違法な遺品整理業者を見分ける方法があります。
遺品整理業者に多いトラブル事例を確認しておきましょう。
この記事では、トラブルを回避するための対策方法をご紹介します。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
1:【遺品整理業者】違法業者の2つの見分け方
遺品整理業者・・トラブルに巻き込まれたくない!
誰しもが違法な遺品整理業者に、依頼をしたくないですよね。
違法な遺品整理業者は、過剰な請求をしたり遺品の不法投棄をしたりします。
しかし、違法業者を簡単に見分ける方法が2つあるのです。
- 一般廃棄物収集運搬許可
- 古物商許可
遺品整理業者に依頼する際は、上記2つの許可を確認しましょう。
特に、遺品を回収・処分してもらう際は「一般廃棄物収集運搬許可」が必ず必要です。
1-1:一般廃棄物収集運搬許可
そもそも「遺品整理」を行うにあたって、必要な許可はありません。
しかし、遺品を「回収」して「処分」するにあたって許可が必要です。
遺品整理だけでなく、遺品の回収・処分を遺品整理業者に依頼する場合は「一般廃棄物収集運搬許可」があるか確認を必ず取りましょう。
一般廃棄物収集運搬許可は、各自治体に問い合わせをして得る許可です。
しかし実は、許可は中々取れません。
都心部で新規で、一般廃棄物収集運搬許可を取ることはほとんど不可能でしょう。
理由として、各自治体の処理能力で家庭内の廃棄物であれば処理対応ができるからです。
各自治体の、一般廃棄物収集運搬許可取得業者の名簿を確認しましょう。
1-2:古物商許可
遺品整理業者の中には、遺品の買取を行う業者があります。
一般的に遺品整理を依頼するのは費用がかかるので、遺品の買取をしてもらえば費用が少しでも安くなるので人気のサービスです。
しかし、遺品の買取を依頼するのであれば「古物商許可」を得ているか確認しましょう。
古物商許可は、比較的簡単に取得できる許可です。
無許可業者が買取をすると、本来は価値があるものを安い価格で買取される可能性があります。
2:気を付けて!悪質な遺品整理業者に多い3つのトラブル事例
遺品整理業者の今までのトラブル事例が知りたい!
これまでに、どのようなトラブル事例があったのか気になりますよね。
よくあるトラブル事例を、3つにまとめました。
- トラブル事例①:不法投棄
- トラブル事例②:過剰請求
- トラブル事例③:安い価格で買取
二の舞を踏まないように、3つのトラブル事例を確認しておきましょう。
トラブル事例①:不法投棄
Aさんが、遺品整理を業者に依頼した。
不用品も多かったので、処分もしてもらうことにした。
量の割に、価格は高すぎなかったので満足していた。
しかし、家の近くに不法投棄されているのを発見。
不法投棄をしたと疑わられ、トラブルに発展した。
不用品の処分には費用が必ず掛かります。「無料」で処分することは不可能です。
一般廃棄物収集運搬許可を得ていない業者は、不法投棄をする傾向にあります。
なので、一般廃棄物収集運搬許可取得の確認が必要です。
トラブル事例②:過剰請求
Bさんが、遺品整理を依頼した。
遺品整理にかかる費用は、全てで25万円とも見積もりが出た。
25万円で快諾し、作業を依頼することにした。
しかし、作業が始まると追加料金を請求された。
断わろうとしたが、男性のスタッフに威圧された。
女性1人で対応したので、怖くてなにもできなかった。
結果的に、泣寝入りとなった。
本来の請求予定の金額と、実際の請求金額が違うことがあります。
見積もりを出してもらったタイミングで必ず、追加請求がないか確認しましょう。
遺品整理業者の多くは、出張見積もりを行っています。
必ず出張見積もりをして、現場の確認をしてもらうことが重要です。
トラブル事例③:安い価格で買取
Cさんが、遺品の買取を依頼した。
夫の残した、趣味の骨董品だったので全く価値は分からない。
買取業者も、古いのであまり値段はつかないとのこと。
しかし、0円よりマシかなと思い1万円で売却。
数日後、自分の息子に高価値だったことを知らされる。
本来であれば50万以上の価格で取引できたものを安価に売ってしまった
遺品は、自分自身で集めたものでなく故人が残したものです。
なので、中々価値が分からないこともあります。
しかし、事例のように安い価格で売ってしまうと損です。
家族や親族に相談をしたり、相場を調べたりしてから買取をしてもらいましょう。
3:【トラブルは回避可能】3つの対策方法
どうすれば、トラブルを回避できるのかな?
間違った遺品整理業者を選ばなければ、トラブルには巻き込まれません。
遺品整理業者は、時間がない場合にも手間がかからず便利です。
トラブル回避方法や、上手な遺品整理業者の選び方を知っておきましょう。
- 相見積もりをとる
- 会社情報・口コミを調べる
- 事前に必要なもの・貴重品は分けておく
時間はかかりますが、相見積もりをとって会社情報をしっかり調べることは重要です。
3-1:相見積もりをとる
相見積もりとは、事前に複数の業者に見積もり依頼をすることです。
相見積もりをとることで、どこの業者が安い価格か分かります。
初めから値段を比べずに、1社に絞るのは絶対にNGです。
また、相見積もりで分かることは価格だけではありません。
遺品整理業者のスタッフの対応や、接客の判断ができます。
態度の悪い業者には依頼したくないですよね。
時間はかかりますが、必ず相見積もりはとりましょう。
3-2:会社情報・口コミを調べる
会社情報は会社の所在地や電話番号、代表者名を調べましょう。
悪質な遺品整理業者は、逃げ道を作るために情報を明かしません。
遺品の買取を依頼する際には、古物商許可番号の確認をするといいでしょう。
また利用する会社の口コミを調べることで、今までの利用者の評価を確認することができます。
口コミを確認すれば、過去に起こったトラブルを未然に防ぐことができるのです。
3-3:事前に必要なもの・貴重品は分けておく
故人との思い入れのあるものや貴重品がありませんか。
誤って捨てられないように保管しておくことが重要です。
特に遺品の買取サービスを利用するのであれば、故人が大切にしていたものを保管しておくことで相場を調べられます。
価値があるものの相場を知らずに売ってしまうと、損をしてしまうかもしれません。
まとめ
遺品整理を遺品整理業者に依頼することは、大変便利です。
特に遺品の量が多い場合や、遠方に住んでいて遺品の整理ができない場合に役立ちます。
しかし、違法な遺品整理業者が存在することも事実です。
悪質で違法な遺品整理業者を利用しないために、遺品整理業者が一般廃棄物収集運搬許可を得ているかの確認は必ず行いましょう。
口コミを調べることも、かなり有効的です。
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