遺品整理士がやばい?実際に聞きたい5つの質問と3つの体験談

遺品整理士は本当にやばい?

人間が一番恐れおののく「死」というものに直面する遺品整理士は、他の仕事に比べ少し特別かもしれません。

多くの方は「辛い」「悲しい」といったイメージを持たれるかもしれません。

中には「儲かりそうというイメージもあるかと思います。

しかし、給料や働き方以外でも意外なやりがいや辛さ、悲しさがあることをご存じですか?

この記事では以下の内容について記述しています。

  • 遺品整理士に聞きたい質問の回答
  • 遺品整理士の体験談
  • 遺品整理業者を利用するときに気を付けたい3つのこと

この記事を読むことで、遺品整理士という仕事の実態を理解できます。

ぜひ最後までご覧ください。

1:遺品整理士はやばい?実際に聞きたい5つの質問

遺品整理士という仕事は普段の生活で関わらないかと思います。

そのため、質問の機会もほとんどないままいくつかの疑問を抱きつつも、宙ぶらりんなままとなっていることでしょう。

遺品整理士について以下の質問に答えてもらっています。

  • 給料はどれくらい?
  • 働く時間は?
  • ご遺体に対面するの?
  • 必要な資格は?
  • 辛くて悲しい?

遺品整理士を目指す方、これらか利用する方の為ご回答いただいています。

順番に記述していきます。

1-1:給料はどれくらい?

正社員だと初任給で月給17-40万円年収換算すると200万円から500万円となります。

これに賞与や昇給など勤続年数による年収UPが考えられます。

これは、正規雇用者の平均年収が504万円であることから、決して低い金額とはいえません。

またアルバイトについても東京都の平均時給で1200円と高い水準となっています。

関連記事:【遺品整理士の給料は20万円スタート】遺品整理士の6つの仕事詳細

1-2:勤務時間や夜勤など働く時間は?

正社員、アルバイトにかかわらず日勤の8時間労働が基本となります。

1ルームの物件であれば1~2時間での作業少し大きい物件であれば6時間ほどの作業時間になります。

夜勤などはあまりありません。

1-3:ご遺体に対面するの?

ご遺体に対面することはめったにありません。

しかし、憔悴した遺族の方との対面があります。

中には故人を憎んだり、迷惑に思う遺族の方もいます。

そういった方との連絡は厳しいものがあります。

1-4:必要な資格はあるの?

遺品整理士という資格を取らなくては働けないということはありません。

しかし、開業やキャリアアップを目指し資格を取得する方もいらっしゃいます。

関連記事:遺品整理に資格は不要!遺品整理に関係する資格と仕事内容を大公開

1-5:やっぱり辛くて悲しい仕事なの?

前述の通り、ご遺族との連絡は悲しいものがあります。

また、孤独死や故人の居室がゴミ屋敷と化している場合も辛い場合があります。

家具の運び出しの際の重労働や居室の臭いなどいわゆる3K(臭い・汚い・きつい)に当たるからです。

このような仕事が多くやはりほかの仕事に比べ、辛く、悲しいことも多いです。

2:遺品整理士の基本情報

ここまで遺品整理士に抱く疑問を払拭できたかと思います。

しかし、そもそも遺品整理士について知らない方も多いのではないでしょうか。

遺品整理士とは、専門的な知識や技術で、遺品整理をすることが困難な遺族に代わり、整理業務を行う人です。

多くの場合、様々な要因での「孤独死をした遺族に代わる整理業務がメインです。

現在、核家族化が進む背景の中でその需要が増えていることが、比較的給料の高い要因となっています。

資格については  一般社団法人遺品整理士認定協会が認定団体を務める民間資格です。

全国に30,000名以上存在しており、現在国家資格化を目指している状況です。

3:遺品整理士の実態とは?3つの体験談

ここまで遺品整理業務とは何かを説明してきました。

ここからは以下の事柄について記述します。

  • 近所の住人に感謝される
  • 雨が降るとうれしい
  • 故人の友人が来たが、弔いの表情がなかった

これらは実際に働いた方の実体験をもとに記述しています。

どれも現場で働いてこそ分かることです。

順番に説明して行きます。

関連記事:5つのパターン別に遺品整理体験談を紹介!失敗しない方法と注意点を紹介

3-1:近所の住人に感謝される

孤独死している多くの方が近隣住民との関係が疎遠なことが多いです。

そのため、近所でも気味悪がられたり、疎まれているケースが多いです。

また、遺品の整理業務はその仕事内容の壮絶な様子が想像されます。

そのため、近隣住民の方に感謝を伝えられることが多いです。

辛い仕事をしてくれる誰かを無下にはしません。

3-2:雨が降るとうれしい

遺品の整理業務のほとんどが家具やゴミの運搬施業になります。

そのため、ほこりや粉じんが舞う中での作業が多いです。

しかし、雨が降ることによりそれらが少なくなります。

雨が降ることは、その作業を幾分か楽にしてくれるのです。

3-3:故人の友人が来たが、弔いの表情がなかった

整理作業の際「友人を名乗る人物が故人のお宅に訪問してくることがあります。

その際、使えそうなものや、換金で来そうなものを勝手に持ち去ろうと試みる方がいます。

なかには「お宝発掘できた?」など直接聞きにくる方もいらっしゃいます。

故人の友人としての弔いの表情はなくとても冷たい印象です。

そういった方々との関わりは時に3K以上に辛く、悲しいものがあります。

4: 遺品整理士に聞く!利用するときに気をつけたい3点

遺品整理士に仕事内容と共に、利用者としての注意点も伺いました。

その結果以下の回答がありました。

  • 悪徳業者に注意しよう
  • 相続の手続きは迅速に
  • むやみに書類を廃棄してはいけない

これらは、遺品整理士が実際に目の当たりにした遺族の方々の失敗例でもあります。

順番に説明していきましよう。

4-1:悪徳業者に注意しよう

遺品整理士という仕事は故人や遺族の個人情報保護の観点で、あまり公になっていません。

そのため、中には違法な業者も存在します。

その業者は莫大な金額を請求してくる、資格を保有していない営業許可を取っていないなど様々です。

そういった業者には必ず、営業許可証や資格証など身分の分かる物の提示を徹底しましょう。

また、遺品の整理は運搬と換金を分けるのも悪徳業者への支払いを防ぐ手立てです。

例えば遺品整理業者に運搬を依頼した後、弊社「とらのこに遺品の出張買取を依頼するなどです。

手間はかかりますが、お得に、悪徳業者との接触を防ぐことが可能です。

関連記事:遺品整理業者ランキングBEST5|料金が安いだけではダメ!

4-2:相続の手続きは迅速に

遺品の中に土地や物品など価値のあるものは遺族の財産として相続が可能です。

故人の残した財産を活用することは遺族の権利です。

しかしこれらにはそれぞれ期限があります。

故人の葬儀など慌ただしくなりますが、なるべく迅速に対応しましょう。

関連記事:遺品整理を安くする方法は「時間」がカギ!安くするための2つのコツ

4-3:むやみに書類を廃棄してはいけない

故人の残したものの中には財産とは言い難い負債もあるかと思います。

これらは多くの場合残された遺族の方が支払うことになるかと思います。

しかし、場合によっては、死亡届を出すことで免除になることがあります。

これらは迅速に確認することで、手続きを免除出来たり、手間を省ける場合があります。

しっかり確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は遺品整理士に以下の事柄について質問して、それぞれ回答を頂きました

  • 遺品整理士に聞きたい質問の回答
  • 遺品整理士の体験談
  • 遺品整理業者を利用するときに気を付けたい3つのこと

遺品整理の際の家具や貴金属は弊社「とらのこ」で出張買取をしています。

LINEでも連絡できますのでぜひ一度ご利用ください。

遺品の買取なら、とらのこ

とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。