遺品整理に転職希望の方必見!主な仕事内容や1日の業務の流れ解説
遺品整理業者に転職を考えている・・
遺品整理は、少子高齢化が進むここ日本で注目されている職種の1つです。
これからの日本で需要がなくなることのない仕事の1つでしょう。
そこで、この記事では、遺品整理業者に転職した場合の主な仕事内容や一日の流れなどを解説します。
- 遺品整理の主な仕事内容
- 遺品整理の1日の業務の流れ
- 実際に遺品整理業で働いている人の評価
遺品整理業者を正社員で雇用された場合の月給は24.5万円~33.1万円が相場です。
月給に見合った仕事内内容かどうか、確認をしていきましょう。
1:遺品整理ってどんな仕事?主な4つの仕事内容
遺品整理ってどんな仕事をしているの?
遺品整理の仕事と言えど、ただ単に遺品を整理する仕事だけではありません。
そこで、遺品整理業者が行っている主な4つの仕事内容を解説します。
- 遺品整理
- 遺品の捜索
- 遺品の買取
- 清掃
遺品整理の仕事は、体力が必要となります。
体力に自信がない方には、あまりおすすめができない仕事内容です。
しっかりと4つの仕事内容を確認しておきましょう。
遺品整理
遺品整理業者のメインの仕事は、遺品を整理することです。
遺品を残しておくものと処分しておくものに分類します。
遺族から「残しておいてほしいもの」を伝えられることもありますが、遺品の量が多ければ、遺品整理業者側で判断する場合もあります。
経験豊富な先輩が処分するものと残しておくものは丁寧に教えてくれるので、問題はありません。
経験を積んでいくうちに、残しておくものと不用品の区別がつくようになるでしょう。
遺品の捜索
依頼者から「遺品の捜索」を依頼されることがあります。
重要な書類や貴重品など、遺族が見つけられない場合、遺品の捜索依頼がされます。
特に多いのはへそくりの隠し場所です。
また、故人が認知症を患っていた場合なども、貴重品が親族同士で中々見つけるのが難しいとされ、遺品捜索の依頼をされる場合があります。
遺品の買取
遺品整理業者によっては、不要な遺品の買取を行っている場合があります。
遺品の中には、貴金属やブランド品など金目の品物が混ざっていることが多々あるのです。
貴金属やブランド品だけでなく、家具・家電・骨董品などの買取も行ってます。
しかし、遺族がそれらの遺品を必要としていない場合がありますよね。
その際、遺品整理業者はそれらの遺品を査定し、買取を行います。
結果として、遺族は不用品がお金に換わるので、買取サービスを利用する方は多いでしょう。
清掃
遺品整理や捜索が終えたら、清掃作業へと移ります。
遺品を取り除いて、できるだけ元々の状態にするためです。
また、場合によっては特殊清掃をする場合もあります。
特殊清掃とは、孤独死などの事故現場を清掃することです。
死後遺体の発見が遅れた場合、体液や臭いが充満し、虫がわく場合があります。
感染症の恐れもあるので、素人には到底できない清掃作業なのです。
2:知っておこう!遺品整理の1日の業務の流れ
さて、あなたが実際に遺品整理業者に就職をしたとしましょう。
遺品整理業者の仕事は、朝早くから行われることが多いです。
1日の仕事の流れを確認していきましょう。
- 8:00~ 出社
- 8:20~ 依頼先へ移動(軽トラ)
- 9:00~ 作業開始
- 12:00~ 昼休憩
- 13:00~ 2件目の依頼先へ移動
- 13:30~ 作業開始
- 16:30~ 撤収
- ~17:00 帰社
一軒家などは作業に時間がかかるため、丸1日を費やして作業をすることもあります。
また、場合によっては、遺品整理の依頼が無い日もあるので、そういった日は、遺品整理で持ち帰りした不用品の整理や買取した遺品の出品などを行う日もあると認識をしておきましょう。
3:【最重要】遺品整理で仕事をしている人たちの口コミ
遺品整理の仕事ですが、実際どうなんでしょうか。
口コミから判断すると、中々おすすめできないような仕事内容です。
遺品整理は3K(きつい・汚い・臭い)に値する仕事だと言われています。
また、事故現場の清掃作業など体力的だけでなく精神的にキツイ仕事内容も多くなるでしょう。
人に感謝されるのが好きな方や、整理整頓が好きな方には向いている職種かもしてませんね。
それでは、実際に働いている方のリアルな口コミを確認していきましょう。
体験談①
遺品整理のバイトですが、依頼してくださる方々で大きく変わってきます。(家族を亡くし悲しみ困っている人に代わって遺品を整理をするので)本来は感謝される仕事ですが、そうではない孤独死し、長期間発見が遅れた場合の遺産整理は悲惨な状態になります。
孤独死の場合は、遺体の発見が遅れれば遅れる程部屋に死臭が残っておりますので、その中での作業は精神的にとてもきついものになります。また、虫が発生したままの家屋での遺品整理も逃げ出したくなります。
重量のあるものを扱うときには体力もいりますし、大切な遺品を扱うときにも傷をつけないように心がけますのでとても神経を使わざるをえません。
遺産整理の仕事を考えているかたがおられましたら、精神状態を崩されないようにしていただきたいです。
体験談②
まずは遺族の方とのコミュニケーションをとるのが大変だと思います。
心の整理がついている方は比較的スムーズに事が進むのですが、中には遺品整理中に取り乱す方がいらっしゃいます。そのような現場に遭遇した場合、気まずい雰囲気が苦手な方は精神的に続けることが嫌になってしまうと思います。
また、遺品整理を行っている際、どれが捨てていいもので、どれが保存しておくべきものなのかを遺族の方に一個一個確認をとる必要があり、コミュニケーションを図るときに意外と骨が折れるという経験をすると思います。会話が得意でない人はあまりおすすめできないと思います。
体験談③
お客様との対話を通じて、必要とされているお仕事だということを実感しました。これまで得たことのない充実感もあり、非常に良い経験になりました。
体験談④
私がこのバイトをして1番きついと感じたところは長年手付かずの放置された家の作業に入ったことでした。
それまで経験していたのは、まだ住んでる方がいらっしゃる現場ばかりでしたので、比較的『許容範囲』でした。初めて空き家状態になっている現場での作業に入った私は、長年手入れされなかったことによる汚れに直面し、しばらく精神的に落ち込んでしまいました。
もちろんどこまで対応出来るかは大きく個人差があると思います。
これから遺品整理のバイトを始める方にも、亡くなった方の環境に直面し、辛いこともあると思いますが、作業後の依頼者様の安心した表情を見られることがなによりのやりがいだと感じてましたので、『人の人生や思い出、のこされた遺族の方の想い』に対し、丁寧な気持ちで頑張って欲しいと思います。
体験談⑤
遺品整理のアルバイトは高時給が魅力ですが、場合によっては臭いが大変きつい空間で作業をする必要があります。特に独居の方が亡くなられた後の場合、遺品の整理とゴミの分別に大変な労力が必要になります。
臭いが発生しているだけならまだ良いのですが、気候によっては大変暑い中作業をする必要があるので体力も消耗します。
ただ、一人で作業をする場面は少ないので、もしも遺品整理のアルバイトに悩んでいる方がおられたら、気の合う友人や信頼できる人と一緒に挑戦をすることがお勧めです。大変な作業ですが一緒に働く人と恵まれると、時給面はやはり魅力的なので良いアルバイトに感じるのではないでしょうか。
また、作業によっては親族などの方から大変感謝をされるのでやりがいもある仕事です。
まとめ
遺品整理業に転職をお考えの方のために、遺品整理業者の主な仕事内容や1日の流れをお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
「やりがい」を感じることはできそうですが「きつい」という体験談が多い印象です。
この記事が遺品整理に転職するかどうかの決め手になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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