遺品整理士の資格の取り方・合格率・費用をまるごと大公開します!

遺品整理士の資格を取りたいけど、簡単に取れるのかな。

日本が高齢化社会を迎えているなかで、遺品整理にまつわる仕事の需給は年々高くなっています。そこで遺品整理士の仕事を検討している人も多いのではないでしょうか。遺品整理士の資格の取得はとっても簡単で、だれにでも挑戦できます。

今回の記事は、以下の内容でお送りします。

  • 遺品整理士の資格の取り方
  • 遺品整理士について
  • 遺品整理士の未来

この記事を読めば、遺品整理士の資格を取る方法から、遺品整理士のこれからの将来について知ることができます。

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1. 遺品整理士の資格の取り方

遺品整理士になるにあたって、資格の取得は必須ではありません。しかし、所持していれば信頼度がアップします。遺品整理士は、一般社団法人・遺品整理士認定協会の認定資格です。法令に沿った廃棄物処理方法や、遺品の取り扱いや遺品整理に関係する法律について講義を受け、合格した人だけが取得できます。ここでは、資格の取り方を3つのステップに分けて説明します。

  • 講座を受ける
  • 課題レポートを提出する
  • 認定証書の発行

1-1. 講座を受ける

遺品整理士認定協会へ電話、もしくはWEB上から、遺品整理士養成講座の申し込みをします。受講資格は特になく、誰にでも受講ができます。目安としては約2カ月の間、通信講座を受講するだけです。

申し込み手続きが完了すると、教本、資料集、問題集、DVDが届くので、受講を開始します。受講内容は、遺品に接する際の心構えについて、そして廃棄物を処理するための法律についてなどです。受講期間を延長したい場合は、遺品整理士認定協会へ連絡をしてみましょう。無料で受講期間を延長してくれます。

1-2. 課題レポートを提出する

講座の受講を終えたら、問題集に沿って遺品整理士認定協会へ課題レポートを提出します。レポートは郵送、もしくはWEB上で提出ができます。合否を決定づけるレポートです。提出が完了したら、合否通知を待ちます。合否通知が出るまで約2カ月ほどかかりますので、気長に待ちましょう。

1-3. 認定証書の発行

合否通知が届きます。晴れて合格していたら、指示に従いながら、認定手続きを行ってください。その後に認定証書が発行されます。晴れて遺品整理士の資格取得完了です。

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2.【完全解説】 遺品整理士の資格について

遺品整理士の資格についてもっと詳しく知りたい方のために説明していきます。

2-1. 資格取得にかかる費用

遺品整理士の資格取得までにかかる費用は、受講料(入会金)25,000円と認定手続費用を含む2年間有効の会費が5,000円必要となり、合計30,000円の費用となります。

2-2. 合格率

試験の合格率は65%程度で、人数にするとだいたい3人に2人が合格している計算になります。この合格率を見る限り、比較的取得しやすい資格であるといえます。

3. 遺品整理士について

社会の高齢化と核家族化によって需要が高まっているのが「遺品整理」です。遺族がおこなうのが一般的でしたが、現在ではプロの遺品整理士に任せることも急速に増えてきました。「遺品整理」では、亡くなった人の持ち物を整理し、部屋をきれいに清掃します。遺品のなかには、貴重品などの相続に関するものも多く、細かい部分までしっかりと確認しながらの作業が重要です。

3-1. 仕事内容

遺品整理士の主な仕事内容は、故人が使っていた部屋を片付けることです。遺品整理をすることが困難な遺族に代わり、整理業務を行います。代表的な仕事内容はこちらです。

  • 必要品と不要品の仕分け
  • 不用品の回収と適切な処理
  • 家財の搬出
  • 整理後の簡易清掃

3-2. 年収

遺品整理士の平均年収は約400~800万円程度です。つまり平均月収は約23~40万円程度になります。日本人の平均年収が348~613万円なので、遺品整理士になったら平均以上の給料が期待できると言えるでしょう。

4. やりがいは?遺品整理士の声

実際に遺品整理士として活躍している方に伺ってみました。

・遺品整理士として働きはじめて最初の1カ月は現場に行くたびに辛い思いをして、作業に集中するのも大変でした。今でも故人の亡くなる直前の生活の様子を想像すると、気が重くなります。それでも、遺族の方に感謝されると頑張ろうって思えます。ー女性・20代

・ゴキブリが大量に足元を這い、死臭がたちこめている環境での運搬作業は堪えました。こういった現場はたまにあります。ー男性・30代

・真夏の30度越えの炎天下、遺品整理の仕事はかなり危険で体力を消耗しました。遺族の方も急いでおり、スピード命の作業となったので、命がけでした。ー男性・40代

5. 遺品整理士の将来性

平均以上の給料が見込める遺品整理士は、社会の高齢化や核家族化が進む現代において、今後ますます需要が高まる可能性が高い職業だと言われています。

遺品整理に清掃・運搬・リサイクルは必須ですので、清掃会社、運搬会社、リサイクル業者なども事業拡大の副業として注目しています。「遺品整理士」の資格があることで、遺品整理の業界全体の健全化が図られ、将来的にも発展していくと予想されます。

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まとめ

いかがでしたか。遺品整理士の資格取得方法をまるごと説明しました。これから期待が高まる遺品整理業で、安定した将来を築いてみませんか。

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