遺品整理業者に掃除を依頼する5つのメリット!費用相場も大公開

遺品整理の掃除ってみんなどうやっているのだろうか。
身内が亡くなってしまった場合、遺族の方が遺品整理を行ったり、遺品整理業者に依頼したりしますが、その後の掃除はどうすればいいのか分からないですよね。ここでは、シチュエーションによって使い分けられる遺品整理時の掃除業者をご紹介します。
今回は、以下の内容でお送りします。
- 遺品整理で利用できる掃除業者
- 遺品整理業者に掃除を依頼するメリット
- 遺品整理異業者・特殊清掃業者の費用相場
- 悪徳業者の特徴
- 不用品買取は【とらのこ】
この記事を読めば、遺品整理を行う際の清掃方法を知ることができます。また、業者を利用する際に気をつけたい項目にも注目です。それでは見ていきましょう。
1. 遺品整理で利用できる3つの掃除業者
遺品整理を行う際に掃除をだれに頼めばいいかわからない。そんなときに参考にしたい3つの掃除業者の違いを解説していきます。それぞれ対応している清掃方法、メリット・デメリットがあるため、自分の状況に合わせて掃除業者を選んでください。
- ハウスクリーニング
- 遺品整理業者
- 特殊清掃業者
1-1. ハウスクリーニング
ハウスクリーニングとは、清掃専門の業者に部屋を徹底的に掃除してもらうサービスのことをさします。忙しさから部屋の掃除や片づけができない場合に利用するだけでなく、しっかりした清掃を行いたい場合にも利用できます。家事代行サービスと違う点は、使用する掃除道具です。自宅にある一般的な道具や洗剤を使用して掃除をする家事代行サービスに比べ、ハウスクリーニングはプロ専用の道具や洗剤で掃除します。
1-2. 遺品整理業者
部屋の清掃という点でみれば、どの業者に依頼しても変わらないと思う方が多いと思います。しかし、遺品整理の際に行うハウスクリーニングは、一般的なハウスクリーニングとは別のものです。遺品整理の一環として、遺品を仕分け・片付けた後に行われるときは、長い間、日常的に使われていた台所やトイレ、浴室などを含めた部屋全体を掃除します。故人が生活していた痕跡を完全に消す必要があるため、一般的なハウスクリーニングには清掃しきれない部分もでてくるのです。
1-3. 特殊清掃業者
急死や病死、自殺、孤独死が起こってしまうと、部屋には特有の臭いが染み付いてしまうことがあります。この臭いは、壁や床などの奥深いところまでくっつき、時間が経ってしまうと一般的なハウスクリーニングではきれいにすることが難しくなるでしょう。特殊清掃業者は、特別な清掃道具を使用して臭いの染み付いた部屋を掃除し、除菌をします。
2. 遺品整理業者に掃除を依頼する5つのメリット
自らの手で清掃を行うことも可能ですが、精神的にも体力的にも負担は大きくのしかかります。そこでおすすめなのが遺品整理業者に清掃を依頼することです。基本的な作業内容に遺品の整理や分別、廃棄も含まれているので、遺品整理に必要な全ての作業を行ってくれます。ここでは、遺品整理業者を利用する5つのメリットを見ていきましょう。
- 不用品の回収
- 時間の節約
- 体と心の負担を削減
- 遺品の供養
- 遺品の買取
2-1. 不用品の回収
遺品整理業者は、不用になった家具や家電などの回収や処分を行ってくれます。汚れて使用できなくなったものや、臭いの染みついたものの処理を全てお願いできるのです。清掃業者は、掃除を行うのみで、不用品の回収はしていません。遺品整理を全く行っていない状況であれば、遺品整理業者の利用が1番良い方法と言えます。
2-2. 時間の節約
「タイム・イズ・マネー(時間はお金)」というように料金を払うことによって、時間をセーブすることができます。遺品整理は、葬式や四十九日の忙しいなかで行われることが多いです。時間に余裕がほとんどないため、業者を利用する人がいます。また、故人の家が賃貸物件であった場合は、早めに遺品整理を済ませて退去手続きを行う必要があります。
2-3. 体と心の負担を削減
遺品整理を行うには、それなりの体力と精神力が必要になってきます。一軒家丸ごとや、部屋数の多いマンションになると、プロの手でも3日ほどかかるでしょう。また、大型の家電や家具などを搬出する作業などがメインとなるので重労働となります。不用品を捨てるにあたり、自治体のゴミ処理施設などに持ち込む作業があります。不用品を運ぶトラックなどの準備も必要ですし、ゴミの分別や荷物の積み降ろしも自分たちでやらなければなりません。
また、遺品というものは故人が大切に使っていたものです。なかには故人との思い出がよみがえる品もでてくるでしょう。気持ち的にも時間的にも負担が大きくなります。業者を利用することによって、体と心をいたわることができるのです。
2-4. 遺品の供養
業者には、仏壇・ご位牌・神棚・人形などの遺品を供養するサービスがあります。遺品供養とは、お寺や神社で僧侶や神主にお経や祝詞を唱えてもらい、遺品に宿っている魂を抜いてから処分してもらうことです。 感謝を込めて遺品を供養することで、故人をしのびます。
2-5. 遺品の買取
業者のなかには、回収した遺品を売買できる「古物商許可」をもっているところもあります。骨董品や美術品など、価値がつく貴重な品を捨ててしまうことなく、買取することによって費用をキャッシュバックすることができるでしょう。業者が整理から処分、買取りまでを一貫で行ってくれると、貴重品を捨てることがなくなります。そのほか、状態のよい家電や家具、書籍なども買取りの対象です。家電や家具などは捨てるだけでも、リサイクル料金や粗大ゴミ手数料などが必要になります。処分費用がかからず買取りでお得に遺品整理ができるでしょう。
3. 遺品整理業者・特殊清掃業者の費用相場
遺品整理業者と特殊清掃業者を利用した場合の費用相場をそれぞれ見てみましょう。業者を利用すると、それなりの費用がかかります。遺品整理業者に依頼する前に、事前に遺品の整理をおこなうことで安く利用することも可能です。参考にしてみてください。
- 遺品整理業者の費用相場
- 特殊清掃業者の費用相場
3-1. 遺品整理業者の費用相場
遺品整理業者に依頼した場合の費用相場がこちらです。間取りや遺品の量、作業時間によっても異なるため一概には言えません。間取りごとの価格を参考にして大体の相場の目安にしましょう。
間取り | 費用相場 |
1R | 30,000~円 |
1DK | 40,000~100,000円 |
2DK | 80,000~150,000円 |
2LDK | 120,000~200,000円 |
3DK | 190,000~220,000円 |
3LDK | 220,000~250,000円 |
4DK | 280,000~300,000円 |
4LDK | 300,000~円 |
基本的に作業する部屋の広さや部屋数に比例して料金が高くなります。部屋が広くなればなるほど、作業時間が増えて人員も多く必要になるため、料金は高額になります。
3-2. 特殊清掃業者の費用相場
特殊清掃の場合、害虫の駆除や空間除菌、汚染物の撤去や消臭の作業が主ですが、孤独死の場合は、死後何日なのか、どこで亡くなったかによっても作業方法が変化します。決まった価格設定がないため、あくまでおよその費用として参考にしてください。
間取り | 費用相場 |
1R / 1K | 40,000円~120,000円 |
1DK | 60,000円~160,000円 |
1LDK | 80,000円~240,000円 |
2DK | 100,000円~300,000円 |
2LDK | 130,000円~350,000円 |
3DK | 160,000円~450,000円 |
3LDK | 180,000円~540,000円 |
4LDK以上 | 230,000円~650,000円 |
同じ部屋の広さでも料金が異なる理由は、消臭箇所の広さ、処分したい家財の量や種類によって料金が大きく変動するためです。まずは問い合わせてみましょう。
4. 気を付けよう!悪徳業者の4つの特徴
業務を行うにあたり必要な許可などを得ていなければ、それは違法業者です。このような悪徳業者は、高額の請求を求めたり、遺品を盗んだりと直接被害に合う可能性があるため、絶対に選ばないようにしましょう。悪徳な遺品整理業者には共通した特徴が全部で4つあります。ぜひ参考にしてみて下さい。
- 料金が安い
- 訪問なしで見積もりを出す
- 必要な許可がない
- ホームページ等に情報がない
4-1. 料金が安い
遺品整理業者を比較するうえで一番よく見る基準は、費用・料金になるでしょう。複数比較して、1番安い業者にお願いしたいと思うのは、当たり前のことですよね。
しかし、他の業者に比べて著しく安い場合、なにか裏があるかもしれないと疑うべきです。見積もりのときに安い価格を提示し、後に理由をつけて多額の追加請求をするといった事例が多くあります。
4-2. 訪問なしで見積もりを出す
遺品整理を業者にお願いするうえで確実にやらなければならないのは、現場に訪問してもらっての見積もりです。物量やその種類、部屋の大きさなど様々な要因で料金は上下します。そのため、現場での見積もりはとても大事なのです。しかし、その見積もりを実施せず、電話やメールで簡単に状況を確認しただけで見積もりを出してくれる業者もなかにはいます。
一見、時間や手間が省けていいと思うかもしれませんが、現場を確認しないで出た見積もりは当てになりません。追加での高額請求をされる可能性があるので、注意が必要です。
4-3. 必要な許可がない
遺品整理は様々な作業が伴いますが、自治体や国による許可が必要な場合があります。例えば、遺品の買取には「古物商許可」が必要です。また、不用品の運搬処理には「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。資格のない業者に遺品を渡してしまうと、悪用されてしまったり乱雑に扱われてしまったりする可能性が高いといえます。必ず許可を得ているかどうかかならず確認するようにしましょう。
4-4. ホームページ等に情報がない
インターネットで業者を検索することも多いでしょう。その時、業者の情報がサイトになかったり、あまり詳しく載っていなかったりすることもあるかもしれません。多くの実績・事例を持っている業者さんはだいたい公式のホームページを持っていて、スタッフ紹介や事例紹介など、適切な情報をわかりやすく載せてくれています。依頼したいと思う業者があったら、検索してみてホームページなどを確認してみるといいでしょう。
5. 不用品買取は【とらのこ】
不用品を廃棄する前におすすめしたいのが、出張買取の利用です。遺品整理後に買取業者が訪問し、価値のつく遺品を買い取ってくれます。
弊社とらのこは、そんな出張買取に力を入れている買取業者です。
「訪問」「査定」「キャンセル」など全てを無料で対応しており、お客様の負担は一切ありません。
不用な家具、家電、スポーツ用品など取扱いジャンルは豊富で、1点からの買取も承っております。お気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたか。遺品整理の際に行う掃除についての情報をご紹介しました。清掃業者もさまざまな種類があるため、自分の状況に応じて選ぶようにしましょう。自らで遺品の整理を行えば、遺品整理業者に清掃を依頼しても安く利用できます。
遺品の買取なら、とらのこ
とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。
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