遺品整理ができないなら業者の利用がおすすめ!6つのメリットとは

遺品整理がなかなかできなくて大変…。

さまざまな理由で遺品整理が進まないなぁと悩んでいる方は多くいるでしょう。しかし、遺品整理を必ずいつまでに行わなければならないといった決まりはありません。なかなか作業に取り掛かれなかったり終わる兆しが見えなかったりするときは、便利な遺品整理業者に依頼することもひとつの手となります。

今回は、以下の内容でお送りします。

  • 遺品整理ができない理由
  • 遺品整理をはじめるタイミング
  • 遺品整理が遅いと発生するデメリット
  • 遺品整理業者を利用するメリット
  • 遺品の買取はとらのこ

この記事を読めば、遺品整理ができない理由や遺品整理を利用するメリットなどを知ることができます。それではさっそく見ていきましょう。

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1. 大丈夫!みんなが遺品整理できない4つの理由

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いざ遺品整理を目の前にすると「遺品整理ができない・進まない」といった悩みをもつ方がほとんどだと思います。それぞれどのような理由で遺品整理に手こずっているのか。考えられる理由を4つあげていきます。

  • 気持ちの整理ができない
  • なにからはじめていいかわからない
  • 遠方のため行けない
  • 遺品が多い

1-1. 気持ちの整理ができない

大切だった人や身近な人が亡くなってしまったあとは、気持ちの整理が大変難しくなります。故人が生前使用していた品は、すべてが思い出の品と見えてくるでしょう。悲しみがまだ大きいときは、捨てる必要があるものでも捨てることが難しくなります。そういった場合は、まず気持ちの整理ができてから遺品の整理を行うことが大切です。

1-2. なにからはじめていいかわからない

遺品整理を行うときは、故人が生前に使用していた品すべてを整理する必要があるため、なにからはじめていいかわからないことがあります。衣類から日用品、家具、家電、不動産までもを誰がどう処分するかを決めるまでにも労力が必要です。財産とみなされるものは、捨てるか捨てないか親族間で意見が分かれやすく、相続トラブルの原因になりやすいので注意が必要になります。しっかりと話し合いながら少しずつ整理していきましょう。

1-3. 遠方のため行けない

厚生労働省の「平成28年(2016年)版 国民生活基礎調査の概況」によると、日本人の約9割が核家族という事実があります。都市への人口集中も進み、遠方の故郷に両親を残し、都会で働いている人も少なくありません。移動距離や移動時間をふまえると、遺品整理に時間がかかることが予想されます。

1-4. 遺品が多い

整理する遺品が果てしない量になると、気力が起こらず全く作業が進まないと言う方が多く見られます。また、家具や家電などの粗大ごみの処分は手続きが必要であったり、決められた日にしか捨てたりできないなどもやる気を失わせる原因のひとつです。

2. 遺品整理をはじめる4つのタイミング

4つのタイミング

まず、遺品整理をいつまでにやらなければいけないなどという決まりはありません。遺品整理の内容やかかる時間については特に正解はありません。人それぞれ状況がちがうため、期日がある方は期日までに、気持ちの整理がつかない方はゆっくりと行うことも可能です。そんななか、一般的に考えられる4つの遺品整理のタイミングをご紹介します。参考までにしてください。

  • 49日を迎えた後
  • 諸手続きの後
  • 葬儀後すぐ
  • 相続税の発生前

2-1. 49日を迎えた後

仏教では、故人の魂は死後から49日間までこの世をさまよっていると考えられています。そのため、魂が次の世へ旅立っていく49日を目安に遺品整理を行う方が多くいるでしょう。また遺族が集まりやすい機会のため、親族間で遺品整理形見分けについて話し合いをしやすい場面でもあります。

2-2. 諸手続きの完了後

人が亡くなるとさまざまな手続きをする必要があります。死亡届をはじめ、電気水道ガス年金保険金などの手続きなどがあり、バタバタな日々を送ることになるでしょう。そのため、そういった必要な手続きが済んでからようやく遺品整理にとりかかるといった方も多くいます。

2-3. 葬儀後すぐ

故人が賃貸に住んでいた場合は、契約の問題が発生するため葬儀が終わってすぐに遺品整理を行う必要があります。また、遺族が遠方に住んでいて集まる機会が少ない場合にも、葬儀後すぐに遺品整理を行うことも多々あります。

2-4. 相続税の発生前

相続税とは、遺産を相続するときにかかる税金のことです。亡くなった方の遺した財産が、相続税の非課税額を超えていた場合、相続性の申告書を作成し、税務署に提出する必要があります。

申告書の提出期限は被相続人が亡くなってから10ヶ月以内に申告・納税しないといけません。この期間を過ぎてしまうと、相続税の控除を受けられなくなり、延滞税を課されてしまうことがあります。相続税を算出するためには、まずは遺品整理を行い、相続する財産の金額を調べることになります。現預金だけでなく、金銭的価値のあるものの査定、土地や不動産の評価額も調査する必要があるため、余裕のある遺品整理が必要です。

3. 遺品整理が遅いと発生する3つのデメリット

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遺品整理は自分のタイミングで行うことがベストなタイミングとお話しましたが、長い期間放置していると金銭的に損をする可能性も考えられます。そのために遺品整理を遅く済ませた場合に起こりうる3つのデメリットを見ていきましょう。いつから、いつまでに遺品整理を行う必要があるのか、目処をたてるきっかけにもなります。

  • 賃貸の場合
  • 相続税が発生する場合
  • 空き家の場合

3-1. 賃貸の場合

まずは、故人が賃貸に住んでいた場合、契約がどうなっているのか確認しましょう。賃貸契約が続いたままであると、退去までの家賃を払う必要があります。また、契約の解消を依頼した場合は、立ち除きの日が同時に遺品整理を終わらせなくてはいけない期日となるでしょう。

3-2. 相続税が発生する場合

親族が亡くなってから10カ月以内に申請・納税しなければ、相続税の控除を受けられなくなるため、延滞税を払う必要がでてきます。現預金だけでなく、金銭的価値のあるものの査定、土地や不動産の評価額も調査する必要があるため、余裕のある遺品整理が鍵となります。

3-3. 空き家の場合

故人が生前に住んでいた家を空き家のまま放置している場合は注意が必要です。もし空き家が特定空家に指定されると固定資産税が跳ね上がったり、50万円以下の過料が課される可能性があります。特定空家とは、空き家を長年にわたって放置し、有害になりうる場合に指定されます。

2015年5月26日に施行された空き家対策特別措置法によると、以下のいずれかの状態である空き家が特定空家と見なされます。

  • そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  • 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  • 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
  • その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

4. 遺品整理業者を利用する6つのメリット

費用がかかる遺品整理業者ですが、利用するメリットはたくさんあります。メリットを考え、費用が見合っていれば業者の利用は間違いなくおすすめです。それでは、業者のメリットを6つ見ていきましょう。

  • 時間の節約
  • 遺品に関する知識がある
  • 体と心の負担を削減
  • 遺品の捜索
  • 遺品の供養
  • 遺品の買取

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4-1. 時間の節約

砂時計

「タイム・イズ・マネー(時間はお金)」というように料金を払うことによって、時間をセーブすることができます。遺品整理は、葬式や四十九日の忙しいなかで行われることが多いです。時間に余裕がほとんどないため、業者を利用する人がいます。また、故人の家が賃貸物件であった場合は、早めに遺品整理を済ませて退去手続きを行う必要があります。

4-2. 遺品に関する知識がある

依頼する業者によっては、専門的な分野についての相談にも乗ってもらうことができます。たとえば、デジタル遺品整理相続手続きの流れ・空き家対策などが挙げられます。失敗のない遺品整理のために、業者を利用するといいでしょう。

4-3. 体と心の負担を削減

遺品整理を行うには、それなりの体力精神力が必要になってきます。一軒家丸ごとや、部屋数の多いマンションになると、プロの手でも3日ほどかかるでしょう。また、大型の家電や家具などを搬出する作業などがメインとなるので重労働となります。不用品を捨てるにあたり、自治体のゴミ処理施設などに持ち込む作業があります。不用品を運ぶトラックなどの準備も必要ですし、ゴミの分別や荷物の積み降ろしも自分たちでやらなければなりません。また、遺品というものは故人が大切に使っていたものです。なかには故人との思い出がよみがえる品もでてくるでしょう。気持ち的にも時間的にも負担が大きくなります。業者を利用することによって、体と心をいたわることができるのです。

4-4. 遺品の捜索

買取

故人の遺品のなかには、相続する必要があるものも。しかし、必要な書類貴重品を見つけ出すことができない場合もあります。探してもどこにあるか分からないときに、業者を利用すると遺品の捜索を行ってもらえます。本やタンスの中を全て確認するのは大変な作業です。業者なら大切なものを見逃すことなくすみずみまで確認してくれます。

4-5. 遺品の供養

供養

業者には、仏壇ご位牌神棚人形などの遺品を供養するサービスがあります。遺品供養とは、お寺や神社で僧侶や神主にお経や祝詞を唱えてもらい、遺品に宿っている魂を抜いてから処分してもらうことです。 感謝を込めて遺品を供養することで、故人をしのびます。

4-6. 遺品の買取

電卓

業者のなかには、回収した遺品を売買できる「古物商許可」をもっバックすることができるでしょう。業者が整理から処分、買取りまでを一貫で行ってくれると、貴重品を捨てることがなくなているところもあります。骨董品美術品など、価値がつく貴重な品を捨ててしまうことなく、買取することによって費用をキャッシュバックになります。そのほか、状態のよい家電や家具、書籍なども買取りの対象です。家電家具などは捨てるだけでも、リサイクル料金や粗大ゴミ手数料などが必要になります。処分費用がかからず買取りでお得に遺品整理ができるでしょう。

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5. 遺品の買取は【とらのこ】

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とらのこは、全国規模で出張買取を承っております。

さらに「見積もり」「出張」「キャンセル」を全て無料で行っており、手数料は一切かかりません。

双方の都合があえば、ご連絡後の即日対応も行っているため、忙しい遺品整理期間中でもスムーズに対応してくれます。

買取対象商品は幅広く「こんなものでも売れるの?」といった遺品にも価値がつく場合も。絶対に残しておかなければならない遺品だけ整理しておけば、その他のものを全て売るチャンスになります。ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

いかがでしたか。遺品整理ができない理由や、遺品整理業者を利用するメリットについてご紹介しました。精神的に、物理的に遺品整理に手こずっている方は、業者の利用をおすすめします。参考にしてみてください。

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とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。