遺品整理には免許が必要?遺品整理士が持つ資格について

家族が亡くなったときに出てくる遺品整理業者。遺品整理をするには免許が必要なのでしょうか?遺品整理自体に免許というのはありませんが、必要に応じて資格が必要な場合があります。今回は遺品整理士がとるべき資格について、必要な費用、おすすめの遺品整理業者についてご紹介していきたいと思います。
- 遺品整理士が取るべき免許
- 遺品整理士の免許でかかる費用
- おすすめ遺品整理業者
1. 遺品整理士が取るべき免許3選
遺品整理士がとるべき免許にはどのようなものなのでしょうか?
- 一般廃棄物収集運搬許可
- 古物商許可
- 遺品整理士
1-1. 一般廃棄物収集運搬許可
家庭から出た食品や洋服、家具などのゴミはすべて「一般廃棄物」に分類されます。そして、これらを収集して運搬するための許可が「一般廃棄物収集運搬許可」という資格です。遺品整理時に洋服、食器、小さいものから家具や家電などの大きなものまで一般家庭から運び出しゴミとして引き取ることができるのは「一般廃棄収集運搬許可」を取得した業者だけです。
この「一般廃棄物収運搬許可」は取得するのが難しく、一般廃棄物収集運搬許可は市区町村で承認される許可になり、自治体によっては取得が難しい場合があります。何故かというと新規の募集が非常に少ないからです。「自治体の処理能力では一般廃棄物の収集運搬が出来ない状態」と判断した場合に限り募集があります。
1-2. 古物商許可
古物商許可を持つと遺品を買い取って売るということが可能となります。遺品の買取を希望する場合、古物商許可を取得している遺品整理業者を選びましょう。古物商の許可があれば、古本屋古着、中古車の販売や金券ショップなど、幅広い業種で営業することができます。遺品整理時に貴重品や骨董品家財など買取対象になるものも多くあります。古物商は許可を取るのが他の許可申請に比べ必要な要件が少ないので比較的取得しやすい資格です。申請に必要な書類が多数あり手続きが複雑ですが、申請をすれば高確率で許可が下りるでしょう。
1-3. 遺品整理士
遺品整理士は遺品整理士協会が認定している民間資格の事で、遺族に代わって遺品の整理を行う専門家と位置づけられています。遺品整理士の資格は遺品整理業を営む上で必ず必要というわけではありませんが、遺品整理士の在籍している遺品整理業者というのは「遺品整理を適切に行うことができるのか?」ということの指標になります。
2. 遺品整理士の免許でかかる費用
遺品整理士になるのに費用はどのくらいかかるのでしょうか?大体初期費用が32,000円となっています。この中には入会金が約25,000円と会費が7,000円含まれています。有効期限は2年間。2年ごとに7,000円の更新費用がかかります。協会への入会、受験資格は特にありません。実務経験は不要ですが、反社会勢力に該当する方は入会することができません。
遺品整理士になるための学習機材は入会金に含まれているので会員に無償で提供されるのでそれに沿って遺品整理に関する知識を身に着けていきます。最後にレポートを提出して合格基準に達することができれば資格が授与されます。レポート提出から合否通知までに2ヶ月ほどかかります。申し込みから取得まで最短でも4カ月ほどかかることになります。
3. おすすめ遺品整理業者5選
さて、こちらではおすすめの遺品整理業者を5選ご紹介していきたいと思います
- とらのこ
- 善クリーニング
- こころ家
- プロアシスト東日本
- 生活本舗
3-1. とらのこ
とらのこは遺品の出張買取を行っています。お客様の大切なブランド品を高価格で買取します。査定やキャンセル料はもちろん無料です。信頼できる店に買い取ってもらいたい人、とりあえず査定だけお願いしたいと思っている方は是非ご相談ください。バッグやジュエリー、衣類、様々なブランドを高価買取しています。海外への販路も持っているので国内のアイテムだけではなく、世界各国で需要もあり幅広いブランドアイテムを高く買い取ることが可能です。
お客様から「ここに頼んでよかった」という口コミもいただいております。
知識や経験が豊富なコンセルジュが誠実に査定を行います。プロフェッショナルの鑑定力と接客力、社内教育、専門家による研修、社内テストを日々実施しており、安心して査定をご利用いただけます。遺品整理の際は柔軟な対応力で依頼者の方に寄り添い査定を行ってまいります。
3-2. 善クリーニング
3-3. こころ家
3-4. プロアシスト東日本
東京だけではなくて、関東エリア全域からの依頼に対応しています。こちらも遺品整理認定協会から「優良企業」としての認定を受けています。遺品整理士資格保持者がこちらも在籍、見積もりや相談などは無料で受け付けてくれます。見積もり以外の追加請求もなく、見つからない貴重品などの捜索も依頼が可能です。リサイクルできるものの買取や仏壇、人形の供養とお焚き上げも行ってくれますので、あちこちに別の業者に依頼しなくて良いでしょう。そして口コミ評価もよく、探していた遺品を見つけてくれたり、きめ細やかなサービスが高評価です。遺品が見つからないのは心残りになってしまうので、見つけたいものがある場合に依頼をしておきましょう。
3-5. 生活本舗
生活本舗は東京だけではなくて、千葉や埼玉、その周辺地域に対応してくれる業者で不用品の回収や粗大ごみの回収も行っています。遺品整理士認定協会から優良事業所の認定をされていて、自社にリサイクル店があるので、高額で買取を行ってくれます。見積もりは無料です。不用品をトラック1台に詰め放題プランなんかもあります。遺品以外でも処分品を引き取ってくれるので、遺品整理後の清掃も行ってくれますので賃貸で退去をしなくてはならない時にも安心でしょう。
まとめ
さて、遺品整理士には資格はもちろんですが、その他に「古物商許可」「一般廃棄物収集運搬許可」が必要になるということが分かったかと思われます。遺品整理業者を選ぶ際には上記の資格があるかどうか、そして、遺品整理士の資格があれば、より信頼度が増します。もし、遺品整理のお仕事にご興味があるのでしたら、これらの資格は持っておいた方が良いでしょう。他社と差別するためにも取得して損はありません。
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