【遺品整理!悪質な業者にはご注意】悪質業者の5つの特徴と対策方法

遺品整理を依頼したいけど悪質ではないかな・・
残念ながら遺品整理業者の中には、悪質な業者がいます。
悪質な遺品整理業者に多い特徴を確認しましょう。
しかし、対策法や万が一のための解決策があるのです。
メリットとデメリットを確認して遺品整理を業者に依頼するか判断してくださいね。
1:気を付けて!悪質な遺品整理業者の5つの特徴
悪質な遺品整理業者に見られる特徴を教えて!
遺品整理を業者に依頼する際に、悪質な業者か見極めるためにも特徴を確認しましょう。
悪質業者の特徴を知ることで、トラブルから回避できます。
- 会社の情報が少ない
- 訪問見積りをしない
- 明らかに値段が安い
- 必要な許可を得ていない
- 契約を急かす
以上5つの特徴に当てはまる業者は悪質な可能性があります。
より詳しく解説していきましょう。
1-1:会社の情報が少ない
悪質な業者の多くは、会社の情報を明らかにしていません。
業者に依頼をする前に、会社の情報をインターネットで調べましょう。
良質な遺品整理業者のホームページには、会社情報があるのです。
住所や代表の氏名だけでなく、在籍しているスタッフの紹介や過去の実績例を載せています。
1-2:訪問見積りをしない
電話などの口頭で、見積りを取ります。
本来遺品整理業者は、訪問して遺品の量や部屋の広さで見積りを出すのです。
口頭で見積りを出すような業者は、追加料金を請求するなど悪質な業者の可能性があります。
1-3:明らかに値段が安い
ホームページ上にある値段設定が、明らかに他社と比べて安い業者には気を付けましょう。
後に、追加料金として高額な値段を請求される場合があるのです。
値段が安いことはついつい惹かれてしまう点ですが、相場を確認するようにしましょう。
1-4:必要な許可を得ていない
本来「遺品整理」には、許可は必要ありません。言わば、誰でもできる事業です。
しかし、遺品整理の遺品を「処分する」「買取する」には許可が必要になります。
遺品を処分するには「一般廃棄物処理の許可」が必要です。
一方で買取には「古物商の許可」が必要になります。
処分や買取を依頼する際には、業者が許可書を持っているか確認しましょう。
悪質な業者は許可を持たずに不法投棄をしたり、遺品を相場以下の買取価格で買い取ったりするのです。
参考:古物商の許可|警視庁
1-5:契約を急かす
悪質な業者には「今日契約をすれば安くなる」など、契約を急かせます。
後々蓋を開けてみれば、他社よりも高額だった場合があるのです。
消費者を甘い言葉で釣って、断れない状況にします。
くれぐれも契約は、慎重に他社と比較して決めることが重要です。
悪質な業者への対策方法をご紹介します。
2:後悔しない!悪質な遺品整理業者への6つの対策法
悪質な業者への対策方法ってある?
後悔をしないためにも、対策方法を確認しましょう。
- 見積書・契約書を確認する
- 追加オプション(料金)を確認する
- 1人で対応しない
- 相見積りをする
- 予め貴重品は保管しておく
- 遺品整理士が在籍しているか確認する
以上6つの対策方法をご紹介します。
1つずつ分かりやすく、説明していきますね。
2-1:見積書・契約書を確認する
1つ目の対策方法は、見積書・契約書を確認することです。
悪質な業者は、料金詳細を明確にしません。
整理作業に対しての費用や、搬出作業費、廃棄物の処理費などを明らかにすることが重要です。
また遺品を買取してもらった際には、どの遺品がどの値段で買取したかの代金を確認しましょう。
その他にも、出張料や人件費など見積書から確認できることは沢山あります。
少しでも疑問を抱いたら、質問することも大切です。
2-2:追加オプション(料金)を確認する
2つ目の対策方法は、追加オプション(料金)を確認することです。
遺品整理業は、遺品の供養やゴミ屋敷の清掃・特殊清掃など遺品整理の業務以外も行っています。
もし特殊清掃などの、追加オプションを依頼するなら追加料金がどれくらいかかるか確認することが重要です。
追加料金の確認をせずに、高額の追加料金を請求されることを防ぎましょう。
追加料金の他にもキャンセル料金がかかるかなど、料金の確認は必須です。
2-3:1人で対応しない
3つ目の対策方法は、1人で対応しないことです。
仮に女性1人で対応した場合、業者側が男性2人だと少し不安ですよね。
その上に高圧的な態度で迫られたら、従うほかありません。
その結果、高額な金額を請求され泣き寝入りすることも多いのが現実です。
家族や親族に頼るなどして、1人で対応しないようにしましょう。
2-4:相見積りをする
4つ目の対策方法は、相見積りをすることです。
多くの遺品整理業者は、無料で訪問見積りをしています。
その中でも、相見積りOKの遺品整理業者も多いです。
相見積りを利用して他社と比較し、料金やスタッフの対応を確認しましょう。
2-5:予め貴重品は保管をしておく
5つ目の対策方法は、予め貴重品は保管しておくことです。
遺品の中でも下記の8点は、別に保管しておきます。
保管しておくもの
現金
通帳・キャッシュカード
印鑑(認印・印鑑証明登録カード)
身分証明書
クレジットカード
土地・不動産の権利書
有価証券
貴金属・貴重品
盗難を防ぐためにも遺品整理をする前に、上記8点は保管しておくことをおすすめします。
2-6:遺品整理士が在籍しているか確認する
6つ目の対策方法は、遺品整理士が在籍しているか確認することです。
遺品整理士とは、遺品整理士認定協会から認定された人材になります。
遺品整理を「供養」の想いで整理し、遺品整理に対しての廃棄物やリサイクル法を学ぶのです。
遺品整理業者の中にも、遺品整理士認定協会から認められた「優良事業所」があります。
遺品整理業者選びの際には、気を付けたい注意点です。
悪質業者との、被害に遭った場合の解決策を確認しておきましょう。
3:【万が一のために】被害に遭った場合の解決策
気を付けていたのに、悪質業者だったかもしれない・・
信頼して依頼したのに、結果的に悪質な業者だった際の解決策をご紹介します。
万が一のために、きちんと確認しておきましょう。
- 消費者生活センターに相談する
- 遺品整理不正防止情報センターに相談する
- 警察に相談する
- 弁護士に相談する
被害に遭っても焦らずに、プロに相談しましょう。
3-1:消費者生活センター
消費者生活センターは、国民生活の安定と向上を目標に掲げています。
そのためわたし達消費者と、事業者との間にトラブルが生じた際、法による解決のための手続きをしているのです。
少しでも不安に思ったら、消費者ホットラインに連絡をしてみましょう。
参考:消費者ホットライン
3-2:遺品整理不正防止情報センターに相談する
遺品整理不正防止センターは、遺品整理士の資格を発行しています。
トラブルを連絡する事で、各地域の消費者センターや行政、警察へ通報してくれるのです。
参考:遺品整理不正防止センター
3-3:警察に相談する
1人で業者と対応した際に、高圧的な態度で無理矢理契約を交わされそうになった、若しくは契約を交わさない限り帰ってくれない際には、真っ先に警察に連絡しましょう。
急ぎでなければ、全国共通の相談窓口を使うことも有効です。
参考:警視庁
3-4:弁護士に相談する
消費者生活センターに相談をして、解決しなかった場合は弁護士に相談しましょう。
法テラスでは経済的に余裕がない方は、無料で相談をすることが可能です。
参考:法テラス
遺品整理業者とのトラブルで困った際には、1人で抱え込まないようにしましょう。
家族や親族に相談し、プロの判断を仰ぎましょう。
4:遺品整理を業者に頼むメリット
遺品整理を業者に依頼するメリットを確認しよう!
遺品整理が初めてだった場合、何からスタートすればいいのか分からないですよね。
そんな際に、遺品整理を業者に依頼すれば簡単に解決します。
遺品整理業者を利用するメリットは6つ考えられます。
- 時間が節約できる
- 重い荷物を運ぶ必要がない
- 遺品の供養をしてくれる
- 遺品の買取をしてくれる
- 遺品を捜索してくれる
- 遺品に関して専門的なアドバイスを受けられる
6つのメリットに関してより詳しく解説していきます。
4-1:時間が節約できる
故人の残した遺品が少なければ、それほど遺品整理は大変ではないかもしれません。
しかし遺品が沢山ある場合や、遺品整理をする場所が遠方だと中々時間を作ることは難しいです。
そもそも、何から手をつけたらいいのか分からないのではないでしょうか。
遺品整理業者は、一軒家丸ごとの遺品整理も1日以内で終わらせます。
また立ち合いが難しい場合は、立ち合いが不要です。
4-2:重い荷物を運ぶ必要がない
まず、1人で大きい家具を持ち運びすることは重労働になります。
遺品の量が少なかったとしても、何回も持ち運びをするのは大変です。
大きい家具や、大きい電化製品はなおさら、持ち運びが難しいですよね。
遺品整理業者は、搬出もしてくれるため荷物を持ち運びする必要がありません。
4-3:遺品の供養をしてくれる
遺品には故人の魂が、宿っていると考えられています。
遺品整理業者には、無料で合同供養を行っている業者もあるのです。
希望があれば自宅まで追加オプションとして、個別供養をしている業者もあります。
(別途費用が必要)
4-4:遺品の買取をしてくれる
遺品の中には、使えるけど不要な遺品がありませんか?
ただ処分をするのではなく、買取をしてもらうのです。
買取額から遺品整理費用を差し引くことも可能なため、節約ができます。
4-5:遺品を捜索してくれる
遺品が大量にあった場合、大切な書類や写真を見つけることは難しくなります。
部屋がゴミ屋敷だった場合だと、更に探し出すのは困難です。
また故人が認知症を患っていた場合、貴重品があるはずの場所に無い可能性もあります。
そういった際に、経験豊富な遺品整理業者は大切な遺品を探し出すことができるのです。
4-6:遺品に関して専門的なアドバイスを受けられる
高価な遺品があった場合や※マイナスの財産がある場合は遺族間でトラブルになりかねません。
遺品整理業者には、弁護士と連携をしている業者があるのです。
自分自身では分からない問題の、専門的なアドバイスが受けられます。
※マイナスの財産:ローンや未払いの医療費や税金のこと
以上6つの遺品整理業者のメリットをご紹介しました。
遺品整理業者には沢山のメリットが存在しますが、デメリットもあるのです。
5:遺品整理を業者に頼む3つのデメリット
デメリットは何があるの・・?
遺品整理業者を利用する際のデメリットを確認しましょう。
- 費用がかかる
- 故人との思い出の整理ができない
- 悪質な遺品整理業者の存在
考えられる3つのデメリットに関して、詳しく解説していきます。
5-1:悪質な遺品整理業者の存在
1つ目のデメリットは、悪質な遺品整理業者の存在です。
遺品整理業には、特別な許可証などが必要ありません。
そもそも遺品整理業界の歴史は浅く、認知度が低いことも事実です。
2018年に国民生活センターが発表したデータによると、年々遺品整理業者とのトラブルは増え続けています。
5-2:費用がかかる
2つ目のデメリットは、費用がかかることです。
遺品整理業者を利用することは、決して安くはありません。
一軒家など遺品の量も多い場合だと、50万円を超える可能性もあるのです。
5-3:故人との思い出が整理できない
3つ目のデメリットは、故人との思い出が整理できないことです。
遺品の整理を第3者に頼むだなんて・・!とお考えの方もいるのではないかと思います。
業者に依頼すると、残された遺品と向き合うことが難しいです。
依頼をするのであれば、立ち合いをすることをおすすめします。
遺品整理業者を選ぶ際には、慎重に選ぶことが重要です。
まとめ
悪質な遺品整理業者に多い特徴や、トラブル回避方法をご紹介しました。
万が一被害に遭った場合は、すぐに相談をするようにしましょう。
デメリットもある遺品整理業者ですが、メリットの方が多いです。
遺品整理業者選びは慎重にして、良質な遺品整理業者に依頼しましょう。
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