遺品整理の費用は相続人が支払う!遺品整理にかかる費用一覧

今回は、遺品整理の費用について解説していきます。

遺品整理は大きなコストを必要とする場合があり、なるべく費用を抑えたいものです。

発生するコストなどについても解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

1:遺品整理の費用は相続人が払う!その理由

費用 詳細ここでは、遺品整理の費用を負担する人について解説していきます。

予算はどこから決定するべきなのかなど、遺品整理を検討している方は参考にしてみてください。

遺品整理とは

始めに、遺品整理について軽く理解していきましょう。

遺品整理とは、ただの不用品回収ではありません。
故人の思い入れのある品などを整理していく作業となります。

故人の持ちものには、預金通帳や証券類、遺書などといった貴重なものが含まれている可能性があるため、少し目を通しただけで捨ててしまっては危険であり、慎重な作業が求められます。

貴重な品には相続に関連しているものが多くあるため、服のポケットやタンスの細部など細かいところまで入念に確認する必要があります。

また、遺品整理では、亡くなった方の思いが詰まった品ばかりに思えてしまい、処分するのをためらってしまう場合もあります。
整理をしているうちに手が止まり時間がかかってしまったり、捨てるという決断が中々つかずに遺品の量が減らなかったり、ということがあります。この場合は業者などに依頼することもあります。

遺品整理は誰が行う?

所有者が亡くなってしまっているため、所有者はいませんが、遺品は故人の所有物となります。

そのため、相続するという考えを持っていない場合は、仮に親族であってもその遺品整理をする権利が認められません。

しかし、遺品を整理するということは、遺品の権利や義務をすべて相続するという意味となります。

したがって、遺品整理の作業は、遺品などの相続意志のある相続人によって行われるということとなっています。

遺品整理にかかる費用は誰が払うのか

相続を行う場合には、遺品整理に必要な処分費用、故人の債務返済、税金、所有している不動産の売却や建物の解体費用などにかかる費用は、遺産を相続した人がすべて支払うこととなっています

賃貸の場合には退去や原状回復にかかる費用などは、遺産の相続人が支払います。

また、相続人が複数いるという場合には、それぞれの相続人で分担して費用負担をしていきます。

費用が払えない場合

財産調査によって故人の持っている負債が多額であると判断される場合には、家庭裁判所へ相続権の放棄を申請することによって、相続の放棄が可能となります。
これによって、相続人は借金を代わりに払う必要がなくなります。

申請は相続が発生してから3カ月以内という条件がありますので注意しましょう。

しかし、他の相続人も同じように相続を放棄した場合、故人の財産には相続人がいなくなってしまい、債権者への支払いなどが進まなくなってしまいます。

上記のような場合には、指定の手続きを行い、債務者への支払いや、遺言や申し立てに従って必要な支払いを進める必要がありますので、事前に把握しておきましょう。

そして、最終的に資産が残ったという場合には、国庫へそれを納め、家庭裁判所で財産処分が完了した旨を報告をします。

2:遺品整理で発生する費用一覧

遺品整理 費用ここからは、遺品整理で発生する主な費用をご紹介します。

遺品整理にかかる費用には主に3つのものがあります。

1つずつ解説していきますので、参考にしてください。

人件費

まずは人件費です。

これは遺品整理を業者に依頼する際に必要な資金となります。

遺品整理には、やはり多くの時間と手間がかかりますから、業者などに依頼するのも選択肢の1つです。

これは部屋のサイズや部屋の階数などによって変動します。

車両費

こちらも同様に、業者に遺品整理を依頼する際に発生するものです。

特に大きなものがある際や、重いものなどがある場合には専用の車両が必要になります。

多くの業者は、トラック1杯あたりいくらという料金設定となっていますので、事前に業者のホームページなどを参照しておきましょう。

処分費用

こちらは、業者に依頼しなくても自然と発生するコストです。

通常の廃棄物などと同じようなものであれば、コストを掛けずに処分することが可能となります。

しかし、規定のサイズを超えるものや、規定の重量を超えるものは特定の処分方法で処分する必要があります

市町村によって費用が異なりますので詳しくは市町村に問い合わせるのが良いでしょう。

3:低コストで利用OK!おすすめ業者5選

ここからは、低コストで利用できるおすすめの遺品整理業者をご紹介します。

予算がないけど業者に依頼したいという方は参考にしてみてください。

とらのこ

まずご紹介するのは、「とらのこ」です。

とらのこは、品物が多い・事情があって自宅から出られないなどを解決して欲しいというニーズに応えた出張買取を行っている業者です。

品物1つでも出張買取を受け付けており、キャンセル料や査定料は無料となっています。
そのため、気軽に依頼することができると多くの信頼を得ています。

時間がなく、外に出られない人などは出張買取を利用することができます。家から出られないなどの理由がある方は、「とらのこ」の利用を検討するのが良いでしょう。

高く売れるドットコム

高く売れるドットコムは、ネット経由の買取に特化している買取業者です。

人件費などの買取コストを抑えている分、高価買取を行うことができるという特徴を持っています。

また、店頭・宅配・出張の3つの買取方法を選択することができ、もちろん費用は無料。出張買取以外の方法も選択可能となっています。

様々な買取方法に対応しているため、自分にあった方法で買取を受けることができます。

買取屋さんグループ

買取屋さんグループは、全国25店舗を展開している出張買取業者です。

家電やパソコンなどの幅広い品物を取り扱っており、様々なジャンルの買取が可能となっている点が特徴です。

珍しい品物の取り扱いも行っていますので、これが売れるかなと感じたら、買取屋さんグループの利用を検討するのがおすすめです。

バイセル

バイセルは、着物やブランド品のバッグ・高級時計などといった洋服やアクセサリーの査定に強い買取業者です。

また、切手や古銭など古い年代の製品の買取も可能となっており、他の業者では取り扱っていない珍しいものの買取も行っています。

入手困難で珍しいものなどを売りたい時には、バイセルを利用するのがよいでしょう。

エコピット

エコピットは、東京・神奈川・千葉・埼玉にサービスを展開している不用品回収サービスです。

定額パックという独自制度の用意があり、わかりやすい料金体系を取っている点が特徴です。

料金体系がしっかりしているため、安心感が高いと評判の買取業者となっています。

業者に頼みたいけど料金が不安という方は、エコピットを利用することをおすすめします。

まとめ

今回は、遺品整理にかかる費用や相続について解説しました。

遺品整理には、多くのコストがかかることがありますが、工夫次第でコストを抑えて行うことも可能です。

今回の記事を参考に、遺品整理を行ってみてください。

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とらのこでは、遺品整理を承ります。