【遺品整理にかかる相場単価額一覧表】4つの料金の決め方を解説

忙しくても全て任せることができる遺品整理業者。
遺品整理は手間やコストが掛かってしまいご自身で作業を行うのは大変です。
しかし、遺品整理業者に依頼したいけど、相場やどのくらい費用がかかってしまうのかわからない方も少なくありません。
そこで、この記事を読んでいる人は、
- 「遺品整理の費用単価の決め方とは?」
- 「遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットを知りたい」
- 「遺品整理業者の相場とは?」
と思っていませんか?
そのため、ここでは遺品整理にかかる費用の決め方や遺品整理を依頼するメリット・デメリット、遺品整理業者の相場を細かく解説していきます。
1:遺品整理の費用単価
ここでは、遺品整理にかかる間取りごとの費用単価を紹介します。
以下の通りが間取りに対して決められている遺品整理業者の相場になります。
間取り | 料金相場 | 作業人数 | 作業時間 |
1R/1K | 50,000円〜80,000円 | 1〜2名 | 1〜3時間 |
1DK/2K | 90,000円〜120,000円 | 2〜3名 | 2〜4時間 |
1LDK/2DK | 130,000円〜160,000円 | 2〜5名 | 2〜6時間 |
2LDK/3DK | 170,000円〜200,000円 | 3〜7名 | 3〜10時間 |
3LDK/4DK | 210,000円〜240,000円 | 4〜8名 | 5〜12時間 |
4LDK/5DK〜 | 250,000円〜 | 4〜10名 | 6〜15時間 |
上記の表をみると、1DK/2Kは間取りが少ないため、作業スタッフの人数をかけなくて済むので比較的に料金は安くなっておりますが、4LDK/5DKになってしまうと作業スタッフを最低でも4人以上で行うので、どうしても費用単価が上がってしまいます。
また、遺品整理業者によって、値段の決め方や遺品整理後のオプションも異なるので、相見積もりをして検討してみましょう。
2:どうやって決まる?遺品整理の料金の決め方
ここでは、遺品整理の料金の決め方を4つ紹介します。
- 物の量に合わせて価格を決める
- 部屋のサイズに合わせて価格を決める
- 遺品を1点ごと価格を決める
- 建物の立地と環境で価格を決める
上記4つの料金の決め方を詳しく解説しますので、ぜひ遺品整理業者決めの際の参考にしてください。
2-1:物の量に合わせて価格を決める
1つ目の料金の決め方は、『物の量に合わせて価格を決める』です。
物量での価格の決め方は、すでに部屋にある不用品の量や粗大ゴミとなる量を把握し、不用品の量に応じて準備するトラックのサイズと台数で決めます。
そのため、粗大ゴミが多ければ多いほど、用意するトラックのサイズや台数が増えてしまうので、どうしても料金が上がってしまいます。
また、物の量での価格決めになると正確な見積もりが難しいため、見積もりで提示された料金と請求の料金が変わることがあるので注意しましょう。
2-2:部屋の範囲に合わせて価格を決める
2つ目の料金の決め方は、『部屋の範囲に合わせて価格を決める』です。
お住まいによって、部屋の形や広さが変わるので、施工面積で算出し遺品整理の価格を決められるため、平方メートルをベースに価格設定が定められていることがあります。
また、範囲で価格を決めるため、どうしても広さの割りに遺品が少ない場合と多い場合でお得感が異なり、部屋のサイズに対して遺品が多いほどお得といえるでしょう。
2-3:遺品を1点ごとで価格を決める
3つ目の料金の決め方は、『物を1点ごとで価格を決める』です。
遺品を1点ごとで価格を決める場合は、タンスや冷蔵庫などの粗大ゴミだけ処理して欲しいというときにおすすめです。
粗大ゴミの処理は、持ち運びが難しくコストがかかるのでご自身よりも遺品整理業者に依頼する方が楽になります。
また、業者によってベースの料金や条件が異なるので、相見積もりをしてご自身の都合に合う業者を選びましょう。
2-4:建物の立地と環境で価格を決める
4つ目の料金の決め方は、『建物の立地と環境で価格を決める』です。
建物の立地と環境で価格を決める場合は、エレベーターの有無や駐車場の有無などで判断して遺品整理の価格を決めます。
マンションや集合住宅に住んでいる方だと、高層階に住んでいる方ほど価格が高くなってしまいます。
また、作業効率によってオプションがついたりし価格が変わるので、見積もり時にどのような方法で作業を行い、価格が決まるのかを確認しましょう。
3:遺品整理業者に依頼するメリットとデメリット
ここでは、遺品整理を業者に依頼するメリットとデメリットを紹介します。
遺品整理が初めての方でも詳しく遺品整理業者を依頼する必要があるのかを解説しているので参考にしてみてください。
3-1:遺品整理業者に依頼するメリット
まずは、遺品整理業者に依頼するメリットを5つ紹介します。
- 体力的・精神的な負担を減らせる
- 隠れた骨董品も見つけ出してくれる
- 大きな家電や家具を運んでくれる
- 故人の家まで遠くても整理できる
- 遺品を供養・買取してくれる
上記5つについて、それぞれ詳しく解説していきます。
3-1-1:体力的・精神的な負担を減らせる
1つ目のメリットは、『体力的・精神的な負担を減らせる』です。
遺品整理をする際は、日用品や家具などさまざまな物を一掃する必要があり、1日中作業をしなければならなかったり、粗大ゴミなどの処分で手間やコストがかかってしまいます。
また、故人との思い出が詰まっている物を片付けたり余分することになるので、罪悪感を感じてしまったり、精神的に辛くなることもあります。
したがって、プロの遺品整理業者に依頼すれば、供養などしてくれるので安心して任せることができるでしょう。
3-1-2:隠れた骨董品も見つけ出してくれる
2つ目のメリットは、『隠れた骨董品も見つけ出してくれる』です。
プロの遺品整理業者に頼むことで、素人には価値のわからない骨董品なども見つけてくれたり貴重品などの捜索も行ってくれます。
また、故人の大切にしていた貴重品などを探すとなると、場合によって見つけることができずに処理してしまうこともあるので、経験のあるプロに任せたほうが良いでしょう。
3-1-3:大きな家電や家具を運んでくれる
3つ目のメリットは、『大きな家電や家具を運んでくれる』です。
遺品整理では、故人が使用していた大型家具や大型家電を処分する必要があり、労力やコストがかかってしまいます。
しかし、遺品整理業者に依頼することで、全ての工程を任せることができるので負担を大きく減らすことができます。
このように、肉体的な作業が苦手な方におすすめといえるでしょう。
3-1-4:故人の家まで遠くても整理できる
4つ目のメリットは、『故人の家まで遠くても整理できる』です。
遺品整理業者の中には、立ち合いを不要としている業者が多く、忙しい方や故人の家が遠く足を運べない方でも気軽に依頼することができます。
どうしても、故人の家が遠いと交通費や宿泊費がかかったりしてしまい、手間とコストが掛かってしまいます。
このように、立ち合い不要の遺品整理業者への依頼であれば、申し込み時の作業詳細を伝えるだけで済むので、忙しい方などに遺品整理業者はおすすめでしょう。
3-2:遺品整理業者に依頼するデメリット
次に、遺品整理業者に依頼するデメリットを2つ紹介します。
- 委託費用がかかる
- 故人との思い出を整理しにくい
上記2つについて、それぞれ詳しく解説していきます。
委託費用がかかる
1つ目のデメリットは、『委託費用がかかる』です。
遺品業者に依頼すると時間や手間がなくなる反面、委託費用がかかってしまいます。
一般的に複数人で作業を進めることが多く、部屋のサイズや物の量などで金額を決めるので、場合によっては、数十万以上かかることがあります。
したがって、遺品整理業者への相見積もりを行い、ご自身の労力や出費を考慮して業者の検討をしましょう。
故人との思い出を整理しにくい
2つ目のデメリットは、『故人との思い出を整理しにくい』です。
業者に遺品整理をしてもらうと、遺族が故人に対する気持ちの整理がゆっくりできなくなってしまいます。
そのため、故人との思い出をゆっくり振り返りながら、遺品整理を行いたいという方には、粗大ゴミなど手間のかかる不用品のみを依頼するのも良いでしょう。
まとめ
今回は、遺品整理をするときにかかる費用や遺品整理業者へ依頼するメリット・デメリット、遺品整理の価格の決め方を紹介しました。
遺品整理は手間やコストが掛かってしまいご自身で作業を行うのは大変です。
しかし、遺品整理業者に依頼したいけど、相場やどのくらい費用がかかってしまうのかわからない方が少なくありません。
この記事では、遺品整理業者の相場や遺品整理業者を依頼するメリット・デメリット、遺品整理にかかる費用を紹介しているので、ぜひ参考にして業者選びをしてみてください。
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