遺品整理に使える助成金はない!空き家バンクの活用方法を紹介

「遺品整理の費用が思ったよりかさんでしまった」という話は、実はよくある話ということをご存じですか?
そんなときに、助成金や補助金が利用できると助かりますよね。
遺品整理の費用を対象にした助成金や補助金はあるのでしょうか?結論からお伝えすると、ありません。
今回は、遺品整理の際に役立つ制度や、費用を安く抑える方法について紹介します。
遺品整理に対応しているおすすめの業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1:遺品整理の助成金は存在なし!空き家バンクを紹介
遺品整理をするときに利用できる助成金や補助金はあるの?と思っている人も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると「遺品整理をするときに、利用できる助成金や補助金はない」です。
しかし、遺品整理後に家を売りたい・貸したいと考えているならば「空き家バンク」に登録することを前提に「空き家片付け補助金」を利用できる場合があります。
この「空き家バンク」と「空き家片付け補助金」は自治体によって実施が異なるため、自分の地域が実施しているかどうか自治体のホームページで確認してみてください。
空き家バンクについて、詳しく紹介します。
1-1:空き家バンクとは?
空き家バンクとは、空き家所有者と空き家に住みたい人を仲介してくれる自治体のサービスです。
空き家を売りたい・貸したい人は空き家バンクに空き家を登録します。
そして空き家を買いたい・借りたい人は空き家バンクで家を探し、購入や賃貸の申込みができるという仕組みです。
1-2:空き家バンク登録方法
家を空き家バンクに登録するときは、基本的に次のような流れになります。
①空き家バンクの要項を確認する
まずは、家がある地域が空き家バンクを実施しているか、自治体のホームページで確認しましょう。
「空き家片付け補助金」を利用する場合は、あわせて案内されていることもありますのでチェックしておきましょう。
②必要書類を提出する
必要書類を準備・記入し提出します。
必要書類には家の詳細情報を記入するものもあるので、事前に調べておくとスムーズに進みますよ。
記入事項の例
- 土地や建物の面積
- 築年数
- 間取り
- 周辺の近隣施設との距離
③現地確認が行われる
役所の担当職員や専門家が、申請書類の情報と照らし合わせながら実際に現地を確認します。
空き家の所有者の立ち会いを求められることが多いので、担当職員の方との日程調整も必要になります。
④空き家バンクに登録される
申請がとおり空き家バンクに登録されたら、買主・借主を待ちましょう。
2:安く抑える!おすすめの処分方法5選
空き家バンクへ登録する前に、部屋の中のものを処分する必要がありますよね。
処分費用はできれば抑えたいと思っている人も少なくないはず。
そこで安く抑えるおすすめの処分方法を5つご紹介します。
処分するものの量や状況に合わせて検討してみてください。
2-1:出張買取
自宅にいながら査定・買取・搬出までしてもらうことができるため、査定に出すものが多い場合やとにかく手間をかけたくない人におすすめです。
出張料やキャンセル料が無料の買取業者であれば、買取に出さないとなっても余計な費用がかからないので安心して依頼できますね。
また出張買取であれば、値がつかないものでも一緒に回収してもらえることもあるようです。
2-2:宅配買取
買取査定に手間をかけたくないけど、自宅に来てもらうのはちょっと…という人には宅配買取をおすすめします。
宅配買取は一般的に次のような流れで買取してもらえます。
- ①HPや電話で申込
- ②宅配キットが送られてくる
- ③査定に出したいものを宅配キットに入れて返送
- ④業者に到着後査定・入金
値がつかなかったものはそのまま処分してもらえたり、査定価格に納得いかない場合の返送料を無料としている業者を選ぶと手間もかからず安心ですね。
2-3:店舗買取
店舗買取は出張料や宅配料がかからないので、余計な出費を抑えたい方におすすめの処分方法です。
また古本屋やリサイクルショップなど店舗によって買取を強化している商品やブランドが異なり、買取強化キャンペーンをしている店舗もよく見掛けられます。
そのためリサーチすることでより高く売れる店舗に持ち込むことも可能です。
出張買取よりは運搬の手間がかかりますが、次に紹介するフリマサイトよりは手間がかからずに売却することができますよ。
2-4:ネットオークション・フリマサイト
ネットオークションやフリマサイトは、レアなものやマニアックなものほど高値で取引される傾向があります。
そのため不用品の中に希少なものやマニアックなものがある場合は、買取業者よりもネットオークション・フリマサイトの方が高く売れることもあるためおすすめです。
また普通なら捨ててしまうものでも案外需要があり、フリマサイトで値が付いたということもよくある話ですよね。
手間をかけるのが苦ではない方は、一度フリマサイトで売れるかどうかチェックしてみてみることをおすすめします。
2-5:回収ボックス・寄付
古着や小型電子機器など、品目は限られますが自治体が無料回収しているものもあります。
設置場所はゴミステーションや公民館など様々なので、近くの自治体のホームページをチェックしてみましょう。
また自治体で無料回収していないものでまだ使えるものは寄付することもおすすめです。
寄付したものは、国内の児童福祉施設や途上国などの海外で役立てられます。
3:遺品整理にも対応!おすすめ業者5選
空き家バンクに登録しようと思っても、なかなか一軒丸ごと片付けるのは大変ですよね。
そこで遺品整理にも対応しているおすすめの業者をご紹介します。
不用品の買取や回収もしてくれるので、スピーディーに片付けが進みますよ。
3-1:ブランド買取とらのこ
とらのこは出張買取をメインとしている買取業者で、訪問・査定・キャンセル料などすべて無料で査定してくれます。
もちろん宅配買取や店舗買取も行っているので、自分に合った買取方法を選べますよ。
買取ジャンルも豊富に取り扱っており、ノーブランドのものや1点からの買取も受け付けています。
手軽に買取してもらいたい場合におすすめの買取業者です。
3-2:遺品の整理屋さん
遺品の整理屋さんは会社名のとおり遺品整理を一括して作業してくれる業者です。
買取にも力を入れているため、壊れているものや値段のつかないものでも受け付けてくれる場合があります。
また遠方で立会いできない場合にも対応してくれるので、実家が遠く離れている人にもおすすめですよ。
3-3:出張買取24時
出張買取24時は、テレビメディアにも取り上げられたことがある買取業者です。
宅配買取は全国から対応していますが、一部地域では24時間365日いつでも出張買取に対応しています。
忙しく日中に時間がとれない人も、早朝や深夜に出張買取できるととても便利ですよね。
3-4:みらいプロセス
みらいプロセスは遺品整理業者なので、買取はもちろん買取できない不用品も処分してもらえます。
また正式な見積もり後の追加請求が一切ないので、「後から高額請求がくるのでは…」と心配する必要がなく安心して依頼できますよ。
3-5:福ちゃん
福ちゃんはもともと買取を専門としていますが、優良遺品業者と連携した遺品整理サービスも行っています。
買取の専門業者と遺品整理の専門業者がタッグを組んでいるので、買取と遺品整理を両方の専門家にお任せすることができます。
そのため高品質なサービスを求める人におすすめですよ。
まとめ
空き家バンクを利用したり、安く抑える処分方法で遺品整理にかかる費用はできるだけ抑えたいですよね。
遺品整理業者に依頼することで、余計な費用がかからずスムーズに遺品整理を進めることもできますよ。
状況にあった方法で遺品整理を進めてください。
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