失敗しない!遺品整理の順番とコツ|遺品別に分類方法を徹底解説

遺産整理を始めようと思っても、何から取り掛かればいいか分からないという人も多いですよね。
初めての遺産整理となれば、なおさらどこから手をつけていいか分からないでしょう。
今回は、遺品整理の順番について詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1:おすすめ!遺品整理の片づける順番を紹介
遺品整理をスムーズに進めるには、計画的・効率的な順番で行うことが重要になります。
具体的な順番は次のとおりです。
- ①遺品整理のスケジュールを立てる
- ②片付ける場所・順番を決める
- ③遺品を仕分ける
- ④不用品を処分する
- ⑤部屋を清掃する
上記5つの順番について、詳しく解説します。
1-1:遺品整理のスケジュールを立てる
遺品整理を始める前に、遺品整理のスケジュールを立てるようにしましょう。
いつからいつまでの期間で遺品整理をするか、計画的にスケジュールを立てます。
その際、不用品回収日なども確認し、スケジュールに入れておくと不用品処分がスムーズに進むでしょう。
1-2:片付ける場所・順番を決める
原則として「一部屋ずつ、一箇所ずつ」片づけましょう。
そして「この部屋を片付ける」と決めたら、ほかの片付けには一切手を出さないようにしましょう。
あちこち手を付けだすと、なかなか遺品整理が進まない原因になってしまいます。
1-3:遺品を仕分ける
片付ける場所を決めたら、まず遺品と不用品に仕分ける作業から始めます。
遺産分割すべき遺品や形見として残しておく遺品と、売却や供養、処分すべきものを分別しましょう。
不用品は、3つのカテゴリーに分けておきます。
- 捨てるもの(分別・処分方法によって分けておく)
- 供養するもの
- 売却するもの
上記3つに分けておくと後の処理がスムーズに進みますよ。
1-4:不用品を処分する
売却できるものは売却し、その他のものは供養やリサイクル、自治体の規定に従った処分方法で処理しましょう。
買取業者や不用品回収業者にお任せするのもおすすめです。
買取業者に依頼する場合は、出張買取や宅配買取に対応している業者を選ぶとお店に持っていく手間が省けて効率的です。
1-5:部屋を清掃する
不用品処分が終わったら、部屋全体を清掃します。
長年の汚れや故人の亡くなられ方により、ハウスクリーニングや特殊清掃が必要な場合は専門業者に依頼しましょう。
2:遺品別!処分の分類方法
遺品の仕分けといっても、実際どのように分ければいいか分かりづらいですよね。
そこでどのように仕分けていくのがスムーズか、遺品別にまとめてみました。
この分類方法を見ながら遺品の仕分けを進めると遺品整理が捗りますよ。
2-1:寝具・布団類
故人が使っていた布団や毛布などの寝具は形見として分けづらく、また売却も期待できないため処分してしまうことをおすすめします。
他に処分する不用品が多い場合は、不用品回収業者に依頼すると重い布団を運ぶ必要もありません。
自分で処分する場合は、粗大ゴミなど自治体で定められた方法に従いましょう。
またベッドやマットレスは次の「家具・家電」を参考にしてください。
2-2:家具・家電
家具・家電は、ものの状態によって分類しましょう。
- 形見分けする(高価な家具や思い入れのあるもの)
- 状態がいいもの:売却する
- 状態が良くないもの:処分する
明らかに壊れているものでなければ、一度買取査定に出してみることをおすすめします。
出張買取査定であれば鑑定士が自宅まで来てその場で査定してもらえます。
もしかしたら、思いもよらない査定がつくかもしれません。
2-3:衣料品・小物
衣料品・小物は処分方法が多いため、分類も多くなります。
- 形見分けするもの
- 新品のものや比較的綺麗なもの:売却
- 使用感はあるがまだ着れるもの:古着回収や寄付
- 傷んでいたり汚れているもの:処分
故人が身に付けていた服や小物は、形見分けしやすい傾向があります。
故人が気に入っていたものは、長く大切にしておきたいですね。
2-4:食器類
食器類は揃っていたり未使用であれば売却でき、さらにアンティークといった高価なものは遺産分割の対象にもなり得ます。
そのため次のように分類しておきましょう。
- 高価なもの、アンティーク類:遺産分割協議へ
- 揃っているもの、未使用のもの:売却
- 使用感があったり欠けているもの:処分
2-5:金品・貴重品
金品や貴重品は一箇所へまとめておきましょう。
遺産分割協議に必要なものが多く、また相続の際にも必要になってきます。
3:任せて簡単!遺品整理業者に依頼するメリットとデメリット
遺品整理業者に依頼する場合、メリットとデメリットはしっかりと理解しておきましょう。
複数者から見積もりをとったり、遺品整理業者と綿密なやり取りをすることで回避できるデメリットもあります。
デメリットと回避策はセットで覚えておきましょう。
3-1:遺品整理業者に依頼するメリット
遺品整理業者に依頼するメリットは、次のとおりです。
- 遺品整理がスムーズに進む
- 遺品整理について相談できる
- 依頼者の都合や要望に柔軟に対応してくれる
それぞれ詳しくみていきましょう。
3-1-1:遺品整理がスムーズに進む
遺品整理のプロなので、遺品の仕分けや供養などをスムーズに進めてくれます。
葬儀や相続などの手続きで忙しい時期と遺品整理が重なることも多いです。しかし、遺品整理業者にお任せすれば慌ただしく遺品整理しなくて済むので安心です。
3-1-2:遺品整理について相談できる
遺品整理について深い知識をもつ遺品整理士がいる遺品整理業者もあります。
遺品の処理方法や遺産分割協議についてなど、遺品整理は初めてという人や詳しくない人にはわからないことだらけですよね。
そんなとき遺品整理士がさまざまな相談に乗ってくれるのでとても心強いです。
3-1-3:依頼者の都合や要望に柔軟に対応してくれる
遺品整理業者は、即日対応や24時間問い合わせ可能な業者も多いです。
そのため「急ぐので1週間以内に終わらせてほしい」「日中は仕事なので、夜見積もりしてほしい」といった要望に柔軟に対応してくれます。
どんなことでも、まずはお問い合わせしてみるといいですよ。
3-2:遺品整理業者に依頼するデメリット
遺品整理業者に依頼するデメリットもしっかり理解しておきましょう。
- 費用がかかる
- 不法投棄する業者もいる
デメリットについて、さらに詳しくみていきましょう。
3-2-1:費用がかかる
遺品整理業者へ依頼する場合は、自分で遺品整理を行うよりも依頼料金分の費用がかかります。
しかし相見積もりをすることで少しでも料金の低い業者に依頼することができるため、複数業者から相見積もりを取るようにしましょう。
3-2-2:不法投棄する業者も
中には不法投棄や違法な方法で再販売している悪質な業者もいます。
悪質な業者を見極めるポイントとしては次のことを確認しましょう。
- 不用品回収を依頼する場合:「一般廃棄物処理業」の許可の有無
- 買取を依頼する場合:「古物商許可証」の取得をしているか
「一般廃棄物処理業」の許可を得ていない遺品整理業者は、許可を得ている業者と提携して不用品処理を行っている場合もあります。
事前に不用品処理の流れを確認してみることをおすすめします。
ちなみに買取をする業者は「古物商許可証」の取得が必須ですので、買取の際は確認するようにしましょう。
4:最新!遺品整理業者ランキング5選
遺品整理業者を選ぶ際にぜひ参考にしてほしい「最新!遺品整理業者ランキング5選」をご紹介します。
遺品整理業者だからこその目線でそれぞれの業者の強みを分析していますので、遺品整理業者選びに役立つこと間違いなしですよ。
4-1:ブランド買取とらのこ
とらのこは全国出張買取を強みにもつ遺品整理業者です。
「見積もり」「出張」「キャンセル」を全て無料で行っており、手数料は一切かかりません。また場合によっては即日対応も可能です。
遺品整理が必要になったときはまず見積もりだけでも依頼してみてはいかがですか?
4-2:リリーフ
リリーフは作業損害保険付きプランを選ぶことができます。
保険内容は作業中に万が一損害が発生した場合に備えてた保険なので、万が一のときも安心して依頼したい人におすすめです。
4-3:KADODE
KADODEは、365日24時間申込受付している遺品整理業者です。
急な遺品整理が必要になった人や、日中なかなか時間が取れない人にぴったりの業者です。
4-4:みらいプロセス
みらいプロセスの強みは、見積もり・出張料無料に加えて合同供養も追加料金なしで対応している点です。
遺品整理士も多数在籍しているので、遺品整理が初めての人でも安心して遺品整理をお任せすることができますよ。
4-5:おうち整理士
おうち整理士は関西地方に特化した遺品整理業者です。
地方密着業者ならではの機動力と柔軟性で、様々な要望に対応してくれます。
関西で遺品整理業者を探している方におすすめの遺品整理業者です。
まとめ
遺品整理は計画・スケジュール管理が重要になってきます。
計画通り順番に作業すれば、きっとスムーズに遺品整理が進みますよ。
不安な人や困りごとがある人は、一度遺品整理業者に見積を依頼してみましょう。
是非参考にしてみてください。
遺品整理なら、とらのこ
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