遺品整理の義務は相続人!遺品整理の目的と3つの注意事項を解説

今回は、遺品整理の義務について解説します。
遺品整理は、多くの手間と時間がかかる作業となっていますが、そこには義務も存在しています。
本記事では、遺品整理を相続人が行う理由や、遺品整理の3つの注意事項などについて解説します。
また、見積もりが無料となっている買取業者もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
1:【義務】遺品整理は相続人が行う理由
ここでは、遺品整理を相続人が行う理由について解説します。
遺品整理の際は、相続人がそれを担当するのが一般的です。
相続人は遺品整理の他にも行うべき作業が多くありますが、遺品整理を行わなければなりません。
以下にその理由をまとめましので参考にしてください。
1-1:品物紛失などのトラブル防止
遺品整理を行う際のトラブルとして多く発生するのが、故人の遺品を許可なく持ち帰ってしまうなどというトラブルです。
この相続人以外が無許可で遺品を持ち帰る行為は窃盗となるため、絶対にしてはいけない行為となります。
仮に部屋の数が多く、遺品整理が大変という場合に人の手を借りることがあるかもしれません。
その際には、事前に入念な注意を行ってから作業を手伝ってもらうようにしましょう。
しかし、手分けして作業を行うと遺品の窃盗に気付かないということもありますので、相続人のみ遺品整理を行うようにしましょう。
1-2:遺産分割によるトラブル防止
遺産分割によるトラブルも多く発生します。
故人が高級時計や高価なアクセサリーを周りに隠して保管しているというケースも多く、遺品整理をしている間に相続人が把握していない相続財産が見つかるということがあります。
また、共同相続の場合は誰にその品物を相続するかを検討する必要があります。
そのため、共同相続の際には全員で遺品整理を行わなければ、相続財産を勝手に自分のものにしてしまうなどのトラブルが考えられます。
また、遺品整理に参加することができなかった共同相続人から「高価な遺品を隠している」など疑いの目をかけられ、トラブルに発展してしまうこともあります。
不要な争いを生まないためにも、相続人が遺品整理を行い相続財産を明確しておく必要があるのです。
1-3:相続人の相続財産になるため
相続人の相続財産になります。
そのため、遺品整理も相続人がおこなうのが適切と言えるでしょう。
法律上では故人が遺したものは小物であっても相続人が受け継ぐと決められているため、相続人の財産である遺品を相続人以外の人は勝手に処分することができません。
相続人の立場からすると「故人の家からかなり遠方に住んでいる」「仕事が忙しくて遺品整理の時間をなかなか取れない」などといった事情から、故人の自宅の近所に住んでいる知人に遺品整理の依頼をしたくなるということも考えられます。
しかし、遺品は相続人の所有物となっているため、生前仲がよかったという関係や近所に住んでいたからという理由があっても遺品整理をする権利はありません。
また、他人が処分することによって思わぬトラブルが生じてしまう可能性もあるため、他人に任せることはおすすめしません。
以上のことから、遺品整理などの重要な作業は相続人がおこなうと定められているのです。
2:遺品整理の目的!3つの注意事項
ここからは、遺品整理を行う際の目的と注意事項について解説します。
遺品整理には目的があり、それを達成するために行うのが普通です。
また、その際に注意事項があります。
これらについて以下にまとめましたので、遺品整理の際の参考にしてみてください。
2-1:遺品整理の目的とは
遺品整理と聞くと、単なる整理整頓というイメージがあるかもしれませんが実際には違います。
遺品整理は故人が生前大切にしていたものや、思いのこもったものを気持ちと一緒に引き継ぐことを目的としています。
故人の私物を整理していると、故人が生きていた証となるものと再度向き合うことになるため、遺品整理を行う人たちは再び悲しみや寂しさに包まれてしまうこともあります。
しかし、現実を受け入れて前に進むという意味でも遺品整理は重要な作業となっているのです。
2-2:遺言書の有無の確認
遺品整理を行う際には遺言書の有無を確認しておく必要があります。
遺言書がある場合には、遺言書の通りに遺品整理や遺産分割を行います。
そのため、遺品整理を始める前に遺言書の有無を必ず確認するようにしましょう。
2-3:1人で勝手に始めない
遺品整理は相続人全員で行うのが一般的なルールとなっています。
そのため、他の相続人が近くに住んでいないからなどといった理由で勝手に相続を始めてしまうとトラブルの原因になります。
不要なトラブルを避けるためにも相続人全員が揃ってから遺品整理を始めるようにしましょう。
2-4:故人の支払いを引き継ぐ必要がある
相続人は、個人が支払っていた支払いなどを引き継ぐ義務があります。
例えば、故人が賃貸物件に住んでいたという場合には、相続人が賃貸契約を解約しない限り家賃を払い続ける必要があります。
それを防ぐためにも退去可能な日にちを確認し、手続きを進めるようにしましょう。
また、水道光熱費も同様です。
水道光熱費は、解約の手続きを行わなければ基本料金が常にかかってしまいます。
手続きを行わなければ不要なお金を支払うこととなりますので不要になった時点で解約の手続きを行うようにしましょう。
その他にも、故人がクレジットカードを使用していたという場合も注意が必要です。
クレジットカードを利用して新聞の定期購読や動画配信サービスなどにかかる料金を毎月自動で支払っているという可能性があります。
遺品整理には、ただでさえ多くの費用がかかるため、その他の費用はなるべく抑えたいものです。
まずは故人が契約しているサービスを全て確認し、不要なものは解約などの手続きを行うようにしましょう。
3:見積無料!遺品整理業者5選
ここからは、見積もり無料の遺品整理業者を5つご紹介します。
遺品整理は大切な品物を扱う作業ですので、信頼できる業者に依頼することが大切です。
以下に過去の実績などがしっかりある遺品整理業者をまとめましたので、遺品競業者選びに迷っている方は参考にしてみてください。
3-1:とらのこ
初めにご紹介するのは、弊社とらのこです。
弊社とらのこでは、遺品整理を行っています。
また、遺品整理の際に買い取って欲しいものなどがある場合には、その場で買取が可能となっています。
とらのこでは出張も行っており、出張料などは無料でご依頼いただくことが可能です。
遺品整理業者選びに迷ったら、ぜひとらのこにご依頼ください。
3-2:スッキリン
スッキリンは、年間の問い合わせ件数が7000件以上と多くの実績を持つ遺品整理業者です。
信頼度も高くなっているためおすすめの遺品整理業者となっています。
3-3:善クリーニング
善クリーニングは、東京や大阪をはじめとして1都25府県でサービスを提供しています。
遺品整理の他にも、生前整理も行っています。
3-4:こころ家
こころ家は遺品整理認定協会から優良企業に認定されている企業です。
東京だけでなく神奈川、千葉、埼玉にも対応している遺品整理業者となっています。
3-5:生活本舗
生活本舗は東京だけでなく、千葉や埼玉県やその周辺地域に対応している遺品整理業者です。
不用品の回収や粗大ごみの回収も行っています。
まとめ
今回は、遺品整理の義務について解説しました。
遺品整理には様々な義務があり、それらを確実にこなす必要があります。
本記事を参考に遺品整理を行っていただけますと幸いです。
遺品の買取なら、とらのこ
とらのこでは、遺品を高価買取いたしております。
関連記事
遺品整理に関する、お役立ち情報を公開しています。