遺品整理に供養は必要!2つの供養の種類と供養にかかる費用相場

遺品に供養の必要性に関して考える方もいるかと思われますが、遺品に供養が必要な時というのはどのような場合なのでしょうか?
今回は遺品整理に供養が必要な場合について、供養するメリットとデメリットについて考えて行きたいと思います。
1:遺品整理前に供養は必要!供養するメリットとデメリット
遺品を整理する前に供養は必要かと思われますが、供養をする際のメリットやデメリットについて考えていきましょう。
ここでは業者に依頼をした場合について見ていきましょう。
メリット①:隠れた遺品を見つけてくれるから
業者に遺品を依頼した時には隠れた貴重品を発見できるというのがメリットです。
遺品整理の重要な目的としては高価なアクセサリーや預金通帳、不動産登記簿やタンス預金などの貴重品の捜索が挙げられます。
生前に故人が大切にしていたものというのは、分かりにくい場所に保管されていることが多いです。
そして知らずに捨ててしまうというケースも発生しています。
そして引き出しの裏側であったり、本のページの間などに普通に片づけをしただけでは見つからないという場所に隠されていたりもします。
ですが、遺品整理業者の場合ですと、多くの現場を整理した経験もありますし、遺族も知らない遺品や財産を見つけ出すということも可能です。
故人が秘密にしていた財産が存在する場合もあります。
こういった場合に遺品整理業者に供養を依頼した方が良いでしょう。
メリット②:大きな家電や家具を運んでくれるから
遺品整理の中でももっとも負担が大きいのが家具や家電を移動させたり、運び出したりする作業かと思われます。
こういった場合、素人では動かしにくい大きな家財の移動や運び出しを任される典も業者に依頼するメリットとして挙げられます。
特に階段があったり、大型の家具が多い部屋だったりすると動かすだけでも何人もの手が必要となってきます。
慣れない力仕事でぎっくりや腰痛になってしまったという声も聞かれるでしょう。
大きい家具や家電をスムーズに運んでもらうということで遺品整理での肉体的な負担を大きく減らすこともできます。
メリット③:故人の家まで遠い場合でも整理できること
立ち合い扶養の遺品整理業者に依頼をした場合は実際に家に行くことなく遺品整理や供養を行うことができます。
故人の家が遠方にある場合は片づけに行くだけでも一苦労かと思われますが、遺品整理の為に休みを取らなければならなかったり、実家に帰るということが難しいケースも珍しくないでしょう。
遺品整理の為に移動する時間であったり、交通費を考えた場合業者に委託するメリットは大きいでしょう。
メリット④:体力的や精神的な負担を軽減できること
遺品整理を業者に依頼する最も大きいメリットとして体力的にも精神的にも負担を小さくできることです。
アパートの一室の遺品整理だった場合でも日用品から全ての家財や貴重品などを一掃するにはかなり時間がかかってしまいます。
部屋数が多いマンションだったり戸建てになった時には数か月単位で片づけが必要になる場合もあります。
何日にも渡って長時間片づけを続けるということは体力的にも大きな負担になるかと思われます。
そして、故人との思い出が残る部屋を片づけていると処分に対する寂しさと罪悪感も湧いてきたりして精神的にも良くありません。
ここが遺品整理のプロに依頼をした場合には体力的にも追い込まれることもなく遺品と一緒に心を整理する余裕というのも生まれてきます。
デメリット①:故人との思い出を整理しにくい
業者に遺品整理をすると遺族が遺品を扱う時間が短くなるので人によっては思い出を整理しにくいと感じるかもしれません。
自分で遺品を整理すると労力はかかるのですが、1つ1つを手に取って思い出に浸ることが可能です。
一方遺品整理する時には短時間でスピーディに片付けも終わってしまいます。
故人との思い出に浸りながら整理したい場合、手を付けない場所を指定する、一部の作業を手伝ってもらうという依頼の仕方がおすすめになります。
デメリット②:トラブルになりやすいこと
まず、悪徳な業者に引っかかったり、業者と依頼内容に認識の違いがあったり、トラブルに発展する場合があります。
実際に法外な値段を請求されたり、大切な品物を処分されたり、キャンセルしたら手付金が返ってこなかったり、そのようなトラブルが発生しています。
遺品整理業者に依頼した場合、複数業者に見積もりを取ったり、口コミや実績をしっかりと確認することなど注意が必要になってきます。
2:遺品整理の供養が必要な種類
さて、遺品整理の供養の種類に関してどのようなものがあるのか見ていきましょう。
2-1:単独供養・個別供養
個別の供養は僧侶が故人の家などに遺品整理先に出向いてその場で読経して供養をする方法になります。
別名で訪問供養、自宅供養などと呼ばれたりします。
自宅に設置している仏壇の閉眼供養というのは個別供養のことです。
孤独死であったり、自殺などがあったアパート、マンションの管理会社であったり、大家さんからの依頼が多いのもこの現場供養になります。
2-2:合同供養
合同供養というのは寺院や遺品整理業者に持ち込まれた遺品をまとめて供養することを言います。
他の遺品とまとめての供養になるので、場所によって立ち合いができない場合もあります。
合同供養の日にちは寺院によってバラバラで毎月何日と決められている場合もあります。
それか一定の量が溜まったら合同供養するという寺院もあります。
供養されたどうかが心配な場合は証明サービスをやっている寺院や業者があります。
合同供養は遺品を日で燃やして処分をするお焚き上げと遺品を前にして僧侶がお経を唱える「読経」による供養といったものがあります。
また合同供養は無料で提供をしている遺品整理業者もあります。
3:遺品整理の供養!費用相場を紹介
遺品供養の費用相場について見ていきましょう。
3-1:自分でお焚き上げする場合
庭や私有地など日を焚いて良い環境があるのであれば、自力で遺品供養を行うことが可能ですが、費用としては大体0円~1000円前後になります。
ですが、この場合、宗教や地域の伝統に関する知識がないような方は難しいです。
3-2:寺社仏閣に頼む場合
こちらの場合は2種類あり、「現場供養」「合同供養」があります。
こちらの場合ですと家や故人の住んでいた場所に僧侶や神主や宮司さんに来てもらってお焚き上げをする方法になります。
合同供養は遺品をお寺や神社まで持って行ってその場で他の人の遺品と一緒に供養をしてもらう方法になります。
どちらの場合も遺品供養はできるのですが、親族だけで故人の遺品に別れを告げたいという場合は現場供養がおすすめになります。
費用としては5000円~2万円ほどです。
3-3:遺品整理業者に頼む場合
遺品整理業者の場合、遺品整理と供養をまとめてお願いすることで供養が無料になるというサービスもあります。
故人の部屋を整理しなければならない人は遺品整理業者に供養を依頼するというのがお得になるかと思われます。
遺品整理と供養を一緒に頼んだ場合、約20,000円~50,000円ですむでしょう。
まとめ
遺品整理と供養についてお話させていただきました。
遺品整理の費用相場、メリットやデメリットを知ったうえで遺品整理の供養を依頼するようにしましょう。
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