遺品整理で仏壇処分にお困りのあなたへ!仏壇買取業者5社を紹介

故人が生前に過ごしていた家具や家電製品や寝具や衣類をはじめ身の回りの生活用品や趣味のコレクションや書籍、写真や手紙や通帳や現金などの大きいものから小さな品々まで思い出が詰まった「遺品」それを片づけるのが「遺品整理」ではあるのですが、その中でも多くの人を悩ませているのが仏壇です。

この仏壇の処分について困っている人もいるかと思われます。

今回はそのような遺品整理における仏壇の処分についてご紹介していきたいと思います。

1:遺品整理!仏壇を処分する際の注意点

さて、遺品整理において仏壇を処分するときには注意点がいくつかございます。

今回仏壇を処分する際の注意点について5点お話していきたいと思います。

1-1:家族や親族と事前に話し合うこと

長年に渡って信仰の拠り所としてきた仏壇の処分について自分の判断で行うのではなく、家族や親族に処分の移行や処分方法などを伝えて同意を得た上で進めましょう。

仏壇や位牌などは「祭祀財産」「祭祀継承者」ともいいます。神仏や祖先を祀るために必要な祭祀財産の継承者になるのは基本的に1人とされていて誰が祭祀継承者になるのかは慣習に従うということです。

遺言などで祭祀継承者が指定されているケースもありますので、その場合は指名された人が継承することになります。

祭祀継承者が仏壇を引き継ぐことが出来ない場合、祭祀継承者の判断で処分をしても法律上はなんら問題ありません。

ですが、親族の中には仏壇の処分に反対をされる方がいる場合があります。

故人から受け継いだ祭祀財産を責任を持って守るのが継承者の務めでもありますので、後々のトラブルを回避するためにも家族や親族と時間をかけて話し合い一同が納得した上で仏壇処分を行うようにしましょう。

1-2:仏壇の中身を確認すること

仏壇を処分する前に必ず注意しておかなければいけないことが、仏壇の中に置いてある品々の確認になります。

自分以外にご祖父母様やご父母様などが管理していた仏壇だった場合にはご本尊や位牌、リン、香炉、花立、燭壇、数珠や仏器などの仏具一式意外にも飾っていた先祖代々の写真や過去帳、経典や家系図などの重要な書類が備え付けの引き出しや小物入れにしまってある場合もあります。

高価な宝飾品や預金通帳、印鑑など貴重品の保管場所にしている方が多いのも仏壇です。

隠し引き出しが備えられた仏壇も珍しくはありません。

破棄してはいけない重要な物品を、見落とすことがないように注意深く念入りに確認するようにしましょう。

1-3:仏壇の処置方法を確認すること

ご先祖や故人を祀っていた仏壇だけではなく、礼拝で使用されていた仏具も粗末に扱う事がないように十分注意を払いましょう

仏具の種類は非常に多く、仏事に慣れていない方にとって「何に使う仏具なのか分からないもの」や「使い方がわからないもの」もあるでしょう。

だからといって仏具に詳しくないことを理由に廃棄処分しても構わないということにはなりません。

仏壇を処分する前に閉眼供養を行うように、遺影や位牌、本尊や写径本などの仏具も処分するのであれば事前に供養を施すようにしましょう。

位牌や本尊などは魂が宿ると考えられているので、廃棄物として処分はできないのですが、その他の香炉や燭台、リンや経典などは一般廃棄物で自治体のルールに沿った方法で処分しても問題ないですが、仏具に至っては設置場所が必要となる仏壇とは違って継承しても自宅保管しやすい大きさの品が殆どになりますので処分する必要がないのであれば持ち帰って供養し続けることに問題はありません。

位牌の処分が心苦しいと思われる方は寺院や霊園に管理と供養をお願いする「永代供養」や魂抜きと合わせてお清めの火で焼却処分をする「お焚き上げ」を依頼する選択肢もあります。

1-4:運搬方法を確保すること

仏壇には大きく重たいものもありますので、自分で運搬を行う場合には運搬方法についてよく検討を行うということが大切です。

一般的な運搬業者では断られてしまうことがあるので、専門業者に頼むのが一番良いでしょう。

1-5:閉眼供養

宗派によって違いはありますが、仏壇も信仰の対象になる場合は仏壇を購入した時に「閉眼供養」を行うことで仏壇や位牌が「神仏の魂の依りどころ」になります。

こちらの都合でその機能を終える時にはご先祖様に感謝の気持ちをこめて「閉眼供養」を行いお見送りします。

閉眼供養は処分と同時かその前に行うようにしましょう。

菩提寺やお近くの寺院に相談してみましょう。

2:仏壇処分!おすすめの方法3選

仏壇処分を行う時におすすめの方法として3つありますので見ていきましょう

2-1:仏具店

仏壇を買い換える場合、購入店舗によって古い仏壇を低価格で処分してくれるサービスもあります。

購入先の店舗や担当者に確認してみましょう。

2-2:菩提寺に相談する

お付き合いのある寺院などがある場合にはそちらへ相談をするというのが一般的です。

普段お付き合いがないとしても近所の寺院で供養とお焚き上げを受けているところもあればそちらに相談するのも良いでしょう。

お焚き上げの期間が決まっているところがほとんどになりますので時期を確認するようにしましょう。

寺院で処分する場合「お布施」として納めるので予め金額をうかがって参考にしましょう。

2-3:自治体の粗大ごみに出す

仏壇を仏具の収納場所としている場合には仏壇自体は信仰対象ではありませんので、供養をせずに粗大ごみとして処分するということも可能です。

仏壇の縦、横、高さを測って各自治体のルールに従って粗大ごみの手数料を払い申し込みをします。

自治体によっては自分で指定の場所に持ち込んだり、集積所で回収などの方法があるのですが、いずれにしても大きな仏壇を自分で運ばなければいけません。

3:仏壇処分ならお任せ!買取業者5選

それでは仏壇処分におすすめの買取業者をご紹介していきます。

3-1:とらのこ

遺品整理で利用するのにおすすめなのがこのとらのこです。

遺品整理で利用された方も不要な家具家電について相談しても嫌な顔ひとつせず対応してくれたなどの良い評判があります。

1人で処分できないような大きいものなどは出張買取で相談してみると良いでしょう。

知識や経験が豊富なコンシェルジュも在籍していますので安心して査定を利用することができます。

3-2:バイセル

上場企業のバイセルテクノロジーが展開する絵画を含む骨董品の買取サービスになります。

ホームページからの査定申し込みで無料出張買取を実施しています。

最短即日対応と全国対応であるので、どなたでも利用しやすいサービスになっています。

骨董品の目利きに長けたプロのバイヤーが査定を担当しているので安心して利用することができます。

3-3:高く売れるドットコム

買い取り対象としているジャンルが幅広くて仏壇や仏具の買取にも対応しています。

買取方法には店頭。宅配・出張と3パターンがあり、どの方法であっても費用はかかりません。

仏壇は持ち運ぶのが大変と思われますが、出張買取を利用すれば仏壇を移動させなくても査定と買取をしてもらえますし、出張費もかからずに査定後のキャンセルも可能です。

また事前査定をすることで買取の申し込み前に買取が可能なのかや買取金額の目安を教えて貰えるので査定だけでも利用してみましょう。

3-4:福ちゃん

買取実績が600万点以上ある大手の買い取り業者である福ちゃんですが、仏壇や仏具の専門性の高い商品にも対応している専門の査定員が多数在籍しています。

骨董品を中心に扱っていて掛け軸・勲章・絵画・西洋装飾・茶道具などの幅広い商品を取り扱っています。

福ちゃんのホームページからメールもしくはWEB査定にて自分の売りたい商品がいくらで売れるのか調べてみましょう。

3-5:日晃堂

骨董品や古美術品の買取において高い評価を得ている業者です。

仏壇をはじめとする骨董品の多くは適正価格を付けてもらうには専門的な知識が必要です。

日晃堂ならば骨董品の商材ごとに専門の鑑定士が在籍しています。

仏壇だけではなくて陶器や掛け軸など複数の骨董品をまとめて買取依頼に出してもそれぞれの適正価格での買取が可能なので安心して査定をしてもらえます。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

遺品整理において仏壇の処分に関しては困ることもあるでしょう。

そのような時は遺品整理に特化した買い取り業者を選ぶことをお勧めいたします。