遺品整理で出てきた日記!扱い方の注意点+処分する3つの方法

遺品整理していたら日記が出てきたけど、読んでもいいのかな..

どうやって処分するべき..?

プライバシー的な問題罪悪感を感じてしまったり、扱いが難しいですよね。

亡くなった方が、どうしても伝えたかった事が記載されているかも知れません。

さらに遺品の日記から、遺産相続の記述が発見される事例も少なからず存在します。

なので目を通すべきだ、と言われています。

とはいえ、辛くなったりして中々読むまで踏み切れないですよね。

なので遺品整理で出てきた日記の対処法を、以下の内容から紹介します。

  • 遺品整理時に出てきた日記は読んでもOK
  • 日記を読む際に注意すべきポイント
  • 遺品整理で日記を処分する方法

亡くなった方は何かしら伝えたかった事があるかもしれません。

とはいえ、生前に忘れていた日記の可能性もあります。
なので後腐れのないように、目を通して処分しましょう。

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1:遺品整理時に出てきた日記は読んでもOK

日記遺品を整理していると手紙や日記が出てくることもあります。
直近に書かれたモノから数十年前に書かれたモノなどさまざまです。

読んでもいいものなのか、読まずに処分するべきなのか。

非常に悩ましい問題だと思います。

遺品で日記を見つけた際、気になる問題はプライバシー保護や個人情報保護ですね。

親族というだけで読んでいいのか、気にされる方は多いでしょう。

結論からになりますが、読む分には問題になりません

その理由について見ていきましょう。

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故人にプライバシーや個人情報保護法は適用されない

プライバシー保護法、個人情報保護法は「生者」つまり存命の人物に限り適用される法律です。

「死者」故人には適用されないため、遺品で日記や手紙が出てきた際には読んでも問題はありません。

法律的には問題はないので、しっかり気持ちの整理と覚悟を決めてから読みましょう。

中身を見ないと処分していいモノか、残すべきモノか判断が難しいですからね。

どうしても抵抗がある場合には、軽く目を通すだけでも問題はありません。

2:日記を読む際に注意すべき2つのポイント

遺品 日記遺品で見つけた日記の内容はさまざまです。

遺品で特に多く発見されているのは、故人の生前のプライベートの日記ですね。

一見すると生前の仕事日記、結婚後の私生活の日記等です。

しかし中には、

  • 遺産相続に関する記述
  • 遺書のような内容の記述

このような内容が記述されているケースがあります。

なのでただの日記、と侮ってはいけません。

ざっと全体に目を通すことが大切です。

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遺産相続に関する記述が無いかチェック

故人の方は、生前の内に遺産相続に関する記述をまとめた書類を残す事が多いです。

ですが、中には遺産相続はおろか遺書すら残っていないケースもあります。

しかし遺品で見つかった日記の中に、遺産相続に関する記述が残されているケースがあります。

遺産相続は申請期限等がありますし、故人からの記述がなければ優先順位で決定する事が多いです。

日記の中に残っている事例は少ないですが0ではありません。

故人の希望を汲み取るためにも可能性として留めておきましょう。

遺書のような記述がないかチェック

遺書は、法的に処理されるような文書ではありません。

ですが遺書を残すということは何かを伝えたかったことに他なりません。

日記の中に遺書が記述されているケースがあります。

死ぬまで話せなかった気持ちや大切な内容が記載されている可能性もあります。

遺言書のように遺産相続等に直結する文書ではありませんが、宛てられた方には伝えてあげてから処分するようにしましょう。

3:遺品整理で日記を処分する3つの方法

遺品整理で出てきた日記の処分方法はいくつかあります。

まず中身を確認して処分して良いモノか判別しましょう。

  • 可燃ごみとして処分
  • お寺や神社に依頼して供養してもらう
  • 不用品回収業者に依頼する

上記3つの処分方法があります。

この章を読んで、日記を処分するのであれば、どの処分方法を選ぶのかお考え下さい。

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可燃ごみとして処分

まず一つ目は可燃ごみとして処分する方法です。

地域によってルールは異なります。

  1. 指定の袋に積める
  2. 定められた曜日と場所に従って回収してもらう

この手順であれば、ローコストで処分できます。

ただし、注意事項として日記を含む書類の量が多すぎる場合、1人での作業は困難です。

1人で作業可能な量の目安は、プラスチック等の分別も考慮してゴミ袋10袋程度だと思われます。

20kg〜100kg以上の量だと複数人で行わないと大変です。

複数人で作業する予定であれば問題はありませんが、1人でやる予定であれば量によってはかなりの時間を要する方法になります。

お寺や神社に依頼して供養してもらう

遺品といってもさまざまですよね。
簡易的に処分できるモノ、生前の記録であれば少し抵抗があるのは当然です。

処分した後に「捨てなければよかった」と後悔される方もいらっしゃいます。

その場合の処分方法として、費用は掛かりますが供養を依頼する選択肢があります。

遺品には生前の魂が残るといわれています。

遺品を燃やして供養することで、魂を在るべき場所へ還す意味合いがあります。

しかし供養にもさまざまな種類があり、取る選択肢により費用にも違いがあります。

種類 内容 費用 対応
現場供養 ・故人が住んでいた場所に来てもらい、その場で供養してもらう

・日記に関わらず持ち運びが難しい遺品等がある場合に有効

・20,000円~70,000円 ・お寺や神社

・遺品整理業者

・葬儀場

個別供養 ・供養したい遺品を依頼したお寺や神社へ直接持ち込む。

・遺品の物量が多い場合、発送持ち込みにも対応

・20,000円~70,000円 ・お寺や神社・葬儀場
合同供養 ・他の方の遺品と一緒に供養してもらう

・1ヵ月~3か月に1回程度の周期で行われている

・3,000円~10,000円(中には無料で行っている業者もある) ・お寺や神社

・遺品整理業者

・葬儀場

お焚き上げ ・故人が生前大事にしていた私物、位牌や神棚などを供養する

・段ボール基準で量により値段が増減。

・3,000円~10,000円・10,000円~30,000円

(神棚や位牌)

・お寺や寺院

・遺品整理業者

・葬儀場

物量の多さ・故人の宝物や私物・神棚や位牌等、遺品の種類や量で取れる手段はさまざまです。

故人の気持ちを汲んであげることも大切ですが、供養も無料ではありません。

1人で悩まずに、ご遺族や親族でしっかり話し合って決めることが大切です。

不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

こちらの2択は、どちらも遺品を業者に回収してもらう方法になります。

しかし各方法には明確な違いがあるので、利用する際は注意が必要です。

業者 特徴 費用
不用品回収業者 ・小さなゴミから大型の家電や家財道具まで指示されたモノを全て回収する業者

・買取できそうなモノは査定して、回収費用と相殺して貰える

・3,000円~300,000円

・総物量により増額

・買取可能なモノがあれば減額

遺品整理業者 ・不用品や貴重品・日記や個人情報等の遺族にしか出来ない遺品整理をサポートしてもらえる

・必要か不必要の判断を遺族に委ねてくれる

・処分・買取・供養等の方法も遺族と共有して行う

・遺品整理の際のメンタルケアも行ってもらえる

・30,000円~600,000円・部屋の間取りと総物量、周辺環境で変動

・供養・お焚き上げ等

オプションサービスの利用で増額

・買取で減額有

不用品回収業者はリーズナブルな値段で引き受け、指定されたモノを買取・回収処分を行います。

しかし、思い入れのある品や故人の宝物等が紛れていたとしても、対応できなくなります。

なので不用品回収を利用するのであれば、事前に残すか残さないかの判別を付けた上で、業者に依頼する必要があります。

遺品整理業者は物件の間取りや物量によって金額が跳ね上がります。

ですが整理中に気になるモノがあれば、小さなモノでも遺族に確認を取り、処分方法も明確に提示してもらえます。

手帳・日記・手紙等を含め、隅々まで中身の確認もして貰えますし、大切なモノを見落とすことがありません

遺族が精神的に辛くなってもメンタルケアを行ってくれるため、遺品整理を献身的且つ丁寧に行ってくれます。

元々物量が少なく、必要なモノが選別済みであれば、不用品回収業者へ。

物量も多く、何が必要で不必要か選別できない状況であれば、遺品整理業者に依頼するのが良いでしょう。

まとめ

遺品整理の日記には故人の大切な想い、遺産相続に関する情報などが眠っている場合もあります。

抵抗はあると思いますが、まずはざっと目を通して中身を調べることは大切です。

そして処分するサービスも多く展開されています。

業者も多く存在しているので、しっかりとリサーチして決めていきましょう。

弊社ブランド買取とらのこでは、不用品の買取も受け付けております。

価値が分からないモノや一品のみでも問題はありません。
気になるモノがあれば、ぜひご相談くださいませ。

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