遺品整理の見積書で見るポイントは3つ!正しく業者を選ぶ方法も

遺品整理の見積書の見方がイマイチ分からない…。
なかなか遺品整理を頻繁に行うことがなかったり、初めての遺品整理だったり、見積書を見てもどこを確認するべきなのか悩む方がほとんどだと思います。しかし、見積書の大事な項目を見落とすと、後に高額の追加請求があったりとトラブルに巻き込まれる可能性があるのです。チェックするべきポイントさえ知っていれば、安心できる遺品整理を行う事ができます。
今回は、以下の内容でお送りします。
- 遺品整理の見積書のチェックポイント
- 正しい遺品整理業者を選ぶためのチェックポイント
- 遺品整理の料金相場
- 遺品整理業者選びの注意点
この記事を読めば、正しい遺品整理業者を選ぶことができます。最後までご覧ください。
1. 遺品整理の見積書はここを確認!3つのチェックポイント
遺品整理の依頼をするときに必ず見積書が提示されます。しっかりと確認しておかないと、その後トラブルにつながる可能性があるため、重要です。そんな見積書で見落としてはいけない3つのポイントについて解説していきます。
- 内訳
- 不明確な項目
- 追加料金
1-1. 内訳
まず、見積書に細かい内訳の記載があるかチェックしましょう。一般的に遺品整理にかかる費用には人件費や運搬費、処分費、清掃費などが含まれます。こうした内訳が記載されておらず、「作業代一式」というようにまとめられている見積書には注意が必要です。どの作業内容にいくらかかるのかが不明な見積書は、後日追加料金を請求してくる悪徳業者も多く存在します。
1-2. 不明確な項目
見積書に不明確な項目がある場合は、必ず業者に確認しましょう。特に、「諸経費」について詳しく明確に記載されていない場合は、必ず質問してください。
1-3. 追加料金
追加料金の記載についてもチェックしておきましょう。遺品に危険物が含まれていた場合や、家の形状などが原因で運搬が困難になる場合など、追加料金が発生する可能性があります。優良な業者であれば追加料金が発生する可能性について見積書にあらかじめ記載してくれるところも。しかし、追加料金の記載をせず、作業後に高額な追加料金を請求してくる悪徳業者も多く見られます。
2. 正しく遺品整理業者を選ぼう!5つのチェックポイント
近年、需要が拡大している遺品整理において一般廃を持つ事業者だけが作業可能ということになれば、一般廃事業者の言い値で金額が決まってしまい価格競争も起きなかったり、件数が増えれば作業を受けれなかったりすることも考えられます。現在、全国にはおよそ1万社ほどの遺品整理業者が存在していますが、その数は増加しており、違法な遺品整理業者も年々増えていっています。そんな違法業者を選ばないためのチェックポイントをお教えします。
- ホームページや口コミ
- 遺品整理士の在籍
- 訪問見積もりを行う
- 明確な見積書
- 許可・届出・資格の有無
2-1. ホームページや口コミ
インターネット上にホームページや口コミがあるかどうかは必ずチェックしましょう。良い遺品整理業者であれば、実績の公開やユーザーの評価などがきちんと記載されています。ホームページが存在していない業者だったり、口コミが良くない業者は避けることがおすすめです。
2-2. 遺品整理士の在籍
遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が設けた養成講座を受け、試験に合格した人だけが所有する資格です。遺品整理にまつわる法律や正しい供養の仕方など、遺品整理にまつわるあらゆる知識を身につけています。
遺品整理士がいることによって、自力では見つからなかった遺品を見つけ出すことができたり、相続に関係する手続きを進められたりと安心して遺品整理を行うことができます。
2-3. 訪問見積もりを行う
見積もりを出してもらう際は、実際に遺品整理を行いたい部屋や家の状況を一度見てもらいましょう。多くの遺品整理業者は、部屋の広さを基準として料金を変えています。しかし、物量によってはそれ以上の値段がかかってしまうケースもあります。
また、請求訪問見積もりに応じない業者は、当日や遺品整理後に追加請求をしてくる悪徳業者の可能性があるため、気を付けて選びましょう。
2-4. 明確な見積書
見積書を確認して、含まれている作業内容や料金の内訳が細かく記載されているかどうかを確認しましょう。多くの遺品整理の作業は、遺品の整理と分別、遺品の梱包と搬出、さいごに現場の清掃をして終わります。こうした作業内容が詳しく記載されていないと、遺品整理のみが行われ、遺品の処分には追加料金が請求されることも。
はじめは安く見積もりをだし、作業後に見積額以上の高額な料金を請求する悪質な業者も存在します。必要な作業が、適当な費用で請求されているかしっかりと確認しましょう。
2-5. 許可・届出・資格の有無
正規の遺品整理業者は自治体の許可を得て運営しています。例えば、不要になった遺品を廃棄するには「一般廃棄物収集運搬許可証」といわれる許可が必要です。他にも、遺品の買取もサービスに含まれている業者は「古物商許可」が必要になります。
3. 遺品整理の料金相場
業者を利用して遺品整理を行うにはいくらかかるのか調べてみました。間取りや遺品の量、作業時間によっても異なるため一概には言えません。間取りごとの価格を参考にして大体の相場の目安にしましょう。
間取り | 費用相場 |
1R | 30,000~円 |
1DK | 40,000~100,000円 |
2DK | 80,000~150,000円 |
2LDK | 120,000~200,000円 |
3DK | 190,000~220,000円 |
3LDK | 220,000~250,000円 |
4DK | 280,000~300,000円 |
4LDK | 300,000~円 |
基本的に作業する部屋の広さや部屋数に比例して料金が高くなります。部屋が広くなればなるほど、作業時間が増えて人員も多く必要になるため、料金は高額になります。
4. 遺品整理業者選びの3つの注意点
失敗しない遺品整理は、業者選びがとても重要です。ここでは、多数ある遺品整理業者のなかからより良い業者を選ぶための注意点を3つご紹介します。
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 対応は丁寧か
- 安さで決めない
4-1. 複数の業者に見積もりを依頼する
複数の遺品整理業者に見積もりを出してもらえば、比較して業者を選ぶことができます。業者によって作業内容や料金が大きく変わるため、自分の条件に合ったプランを見つけることができるでしょう。無料で見積もりを行っている業者がほとんどです。ホームページ等で見つけた遺品整理業者に問い合わせるだけで見積もりを依頼できます。
4-2. 対応は丁寧か
故人の大切な遺品を取り扱います。トラブルや失敗を避けるためにも、業者側の対応が丁寧であるかがスムーズに遺品整理を行う大事なポイントとなります。電話対応や見積もりの際に、スタッフの言葉遣いや説明が丁寧かどうか、ホームページと説明で違う点がないかを判断基準にしましょう。実際に見積もりを見て、質問や説明を求めても快く応じてくれる業者はより安心して依頼することができます。
4-3. 安さだけで決断しない
遺品整理業者は安いからといった理由だけで選ぶことは控えましょう。悪徳業者は、見積もりのときに安い料金を提示し、後に理由をつけて多額の追加請求をするといった事例が多くあります。また、安い見積もりを提示されても、必要な作業内容がプランに組み込まれていなかったり、オプションで追加料金がかかる場合も考えられます。サービスと料金を同時に確認しながら業者を決めるのがポイントとなります。
まとめ
いかがでしたか。遺品整理の見積書の見どころや、安心できる遺品整理業者を選ぶための注意点などをご紹介しました。
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