遺品整理中に拳銃が出てきたときの対処法は?所有するリスクも解説!

遺品整理中に突然出てきた拳銃。

あまりにも突然の出来事で困りますよね。

そこで、この記事を読んでいる人は
「拳銃をどのように処分するの?」
「拳銃を所有するリスクはあるの?」
と思っていませんか?

そこで、ここでは、遺品整理中に出てきた拳銃の対処法や遺品拳銃を保有するリスク、拳銃とモデルガンを見分ける方法を紹介します。
この記事では、具体的にポイントや注意点を誰でも深く理解できるように書いています。

初めに、今回の概要を簡単に確認しましょう。
この記事で分かることはこちら!

  • 拳銃が家から出てきた時の対処方法とは
  • 拳銃所持のリスクを知れる
  • 拳銃とモデルガンの違いとはこれ

是非、最後までご覧ください。

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1. 遺品整理で拳銃が出てきた!取るべき対処法

ここでは遺品整理で拳銃が出てきた時の対処法を3つ紹介します。

  1. 警察に相談する
  2. お店に譲渡する
  3. 自分で保有する

上記の3つに絞りそれぞれ解説していきますね。

遺品整理で突然出てきた拳銃は適切な方法で対処する必要があるのでこの記事を参考にして行動してみてくださいね。

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1-1. 警察に相談する

取るべき対処法1つ目は、『警察に相談する』です。
警察署によって対応が対応方法が異なりますが、主な対応方法は以下の2つになります。

  • 警察署まで持ち込みに行く
  • 自宅まで取りに来てもらう

警察署まで拳銃を持っていけば無料で引き取ってくれます。
また、発見して直ぐ警察署に拳銃を持っていけば、事情を話せば罰金など法律的に罰せられることはありません

拳銃の銃弾は警察署で処理できないことがありますので、事前に警察署に確認をしましょう。
もし、銃弾の処理ができない場合は、鉄砲店へ行き1発当たり200円から300円で処分してくれますよ。

1-2. お店に譲渡する

取るべき対処法2つ目は、『お店に譲渡する』です。

拳銃の保有資格を持っている店舗の場合は、そのまま譲渡することが可能になります。

しかし、違法で拳銃の譲渡を引き受けている店もあるので保有資格を持っているのかを確認しましょう。

また、店舗によって処理費用が違うので、事前に料金を調べることをおすすめします。
スムーズに引き渡すことができますよ。

1-3. 自分で保有する

取るべき対処法3つ目は、『自分で保有する』です。

故人が残した拳銃を自分の形見として残しておきたいと考えている人は所有者が亡くなってから50日以内に手続きが必要になります。

そのため、期間内に拳銃の所持資格を取得しましょう。

拳銃の資格取得には、講習、検定、実弾試験などがあり、とても日数がかかるので余裕を持って資格取得の準備をすることが大切です。

ただ、注意点として猟銃の場合は自分で保有することができますが、旧軍用拳銃の場合だと資格を取得して自分で保有することができないので警察に届けることになります。

2. 遺品拳銃を所持するリスク

上で自分で拳銃を猟銃の場合のみ保有できることがわかりました。

しかし、拳銃を自分で保有することにはリスクがあります。

そこで、ここでは遺品拳銃を所持するリスクを3つ紹介します。

  1. 暴発の恐れがある
  2. 銃刀法違反の可能性?
  3. 火薬類取締法違反の対象

上記の3つに絞りそれぞれ特徴を解説していきますね。これから話すリスクを参考にして自分で拳銃を保有するか検討してみてくださいね。

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2-1. 暴発の恐れがある

1つ目は、「暴発の恐れがある」です。

遺品から出てきた古く、錆びている拳銃はとても危険で沢山触っていると爆発する恐れがあります。

また、拳銃の中に銃弾が入っている場合は、間違えて発射してしまう可能性もあるので、警察に自宅へきてもらい処分するのが安心です。

2-2. 銃刀法違反の可能性

2つ目は、『銃刀法違反の可能性』です。

拳銃が遺品から出てきた場合に、『警察に連絡しない』『拳銃の保有資格を持っている人に譲渡してない』『自分で資格取得をしていない』と銃刀法違反になる可能性があります。

そのため、拳銃を保有していた人が亡くなってから50日以内に警察に届ける資格の持っている譲渡人に渡す、または自分で資格を取るかのいずれかを行うようにしましょう。

2-3. 火薬類取締法違反の対象

3つ目は、「火薬類取締法違反の対象」です。

火薬類取締法違反の対象になるのは、銃弾を鉄砲店などで処分していない場合になります。

警察署では、拳銃は引き取ってくれますが、拳銃の中の銃弾を一緒に引き取ってくれない警察署もあるので、事前に確認しておくとスムーズに引き取りができますよ。

3. 拳銃とモデルガンの見分け方

最近では本物と同様のクオリティであるモデルガン。

実際、多くの人は拳銃とモデルガンを見間違っています。

そこで、ここでは、拳銃とモデルガンの見分ける方法を2つ紹介します。

  • 銃口を確認する
  • 銃身を確認する

上記の2に絞って解説していきます。

モデルガンはモデルガンと法律でルールがいくつか定められていて、簡単に見分けることができるので是非参考にしてみてくださいね。

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3-1. 銃口の違いについて

1つ目は「銃口を確認する」です。

モデルガンは弾を発射させることができない作りになっているので、拳銃の先端の中身を見ると金属で区切られています。
一眼で違いが分かるでしょう。

3-2. 銃身を確認する

2つ目は「銃身を確認する」です。

銃身とは銃本体の銃弾が通る鋼鉄の円筒の部分のことです。

本物の銃は基本的に鋼鉄でできているので、触ると冷たいです。
そして本物の拳銃には磁石が付く特徴もあります。

一方で、モデルガンの場合、プラスチック製と金属製の2つにあり、
プラスチック製だと、外観は本物にそっくりで一見本物に見えるのですが、触ってみると本物は冷たいのに対してモデルガンは冷たくありません。

金属製のモデルガンは法律で弾倉(銃弾を入れるところ)に亀裂を入れないといけないと決まっているので亀裂を初めて見るとすぐに見分けることができます。
また、全体的に金色に塗装されているので一目で分かりますよ。

このように本物とモデルガンの2種類はさまざまな個所で違う要素があるので遺品に拳銃があった際は落ち着いて本物とモデルガンの区別をつけるようにしましょう。

まとめ

今回は、遺品整理中に拳銃が出てきたときの対処法や遺品拳銃を保有するリスク、拳銃とモデルガンの見分ける方法を紹介しました。

自分で保有するには、期間内に資格を取得しなければならなかったり、法律に抵触する恐れがあることが分かったと思います。

また、拳銃とモデルガンを見分ける方法も紹介しました。

この記事を参考にして遺品拳銃の対処や自分で拳銃を保有するのかを検討してみてくださいね。

最後までご覧いただき、有難うございます。

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