遺品整理にかかる日数は?遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットも紹介!

故人が亡くなったらやる遺品整理。

この記事を読んでいる人は、
「遺品整理はどのくらいかかるの?」
「遺品整理業者に依頼した方が良いの?」
と思ってませんか?

そこで、ここでは、遺品整理にかかる日数や遺品整を短期間で終わらせた方が良いケース、遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットを紹介します。

細かくポイントを書いているので、初めて遺品整理する方でも分かりやすい構成です。

  • 遺品整理にかかる日数
  • 遺品整理を短期間で終わらせた方が良いケース
  • 遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット

是非、最後までご覧ください。

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1. 遺品整理にかかる日数

ここでは、遺品整理にかかる日数について紹介します。

遺品整理にかかる日数は、
遺品の数や量』『遺品整理できる人数』『故人の家へのアクセスのしやすさ』によって変わるのが一般的です。

個人で遺品整理をする場合は、
マンション、アパートだと1週間〜2週間程度
一軒家だと2週間〜3週間程度

上記が遺品整理に必要な日数ですが、遺品整理業者に依頼すると、ワンルームなら2時間ほど、1DKなら5時間程度でスピーディーに遺品整理をすることができますよ。

2. 遺品整理を短期間で終わらせた方が良いケース

タイミング

先ほど、遺品整理にかかる日数を紹介しましたが、遺品整理を短期間で終わらせた方が良いケースがあるんです。

そのため、ここでは、遺品整理を早く終わらせた方が良いケースを3つ紹介します。

  • 賃貸契約の物件の場合
  • 故人の死後、49日までに
  • 相続税の申告が必要な場合

上記の3つに絞りそれぞれ解説していきますね。
細かくポイントを書いているので、初めて遺品整理を行う方でも分かりやすいと思います。

〈関連記事〉遺品整理を始める時期は49日を過ぎてから!遺品整理の手順を解説

2-1. 賃貸契約の物件の場合

1つ目は、『賃貸契約の物件の場合』です。

賃貸契約している場合は、個人が亡くなってからも家賃を支払う必要があります。

愛人が亡くなって精神的に辛いかもしれませんが、できるだけ早く遺品整理に取り掛かると遺品整理の費用を抑えることができますよ。

家のオーナーよっては、ゆっくりと遺品整理をすることを了解してくださる方もいるため、遺品整理に早く着手できない場合は相談をしましょう。

また、退去する際には契約の解約手続きをしなければならないので必要な書類を探しておくと良いです。

2-2. 故人の死後、49日までに

古来より、日本では亡くなった人の魂はあの世に行かず、現世に49日間とどまると伝えられています。

その為、遺品整理は故人が心残りや未練を少しでも残さないように、死後49日までに行うと良いといわれています。

遺品整理を49日以内に行う際には、必ず家族で話し合ってから始めましょう。

2-3. 相続税の申告が必要な場合

相続税の申告と納税は、「被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内」と定められて、相続放棄する場合も3ヶ月以内に手続きをする決まりがあります。
相続税を算出するためには被相続人の土地、不動産、負債があるのかどうかを調べることが必要です。ですので49日の間に遺品整理をして税が発生する財産を明確にしておきましょう。早い段階で相続すべき遺産や遺品を把握すれば遺品相続に関するトラブルを免れることができますよ。

3. 遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット

今まで、遺品整理にかかる日数や遺品整理を
早くした方が良いケースについて解説してきました。

しかし、やはり個人で遺品整理するのは時間がかかったり、
精神的にも辛い状況ですので難しいと思います。

そこでおすすめできるのが、『遺品整理業者に依頼』することです。

そのため、ここでは遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットを紹介します。
メリット・デメリットは以下になります。

メリット デメリット
こちらの都合や要望で対応してくれ、短時間で片付く 費用がかかる
ゴミ回収、清掃、不用品のリサイクルをしてくれる 物の量によっては追加費用が高額になる
遺品供養をしてくれる 悪徳業者がいる
遠方で作業に行けない時利用できる 盗難被害にあう

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3-1. メリット

メリット① 短時間で遺品整理ができる

遺品整理業者に依頼すると、個人でやると2〜3日かかる作業が数時間で終えることができます。
また、一軒家の場合は庭の木や雑草を取るなどの清掃サービスもしてくれる業者もあるので、細かな要望がある方は遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。

メリット② ゴミ回収、清掃、不用品のリサイクルをしてくれる
遺品を整理しているとたくさん出てくる不用品やゴミ。個人で遺品整理をする場合は、ゴミや不用品を回収してもらえる日程まで処分できなかったり、自分でたくさんのものを運ばないといけないなど非常に大変です。しかし、遺品整理業者に依頼することで、最短即日で不用品やゴミを処分またはリサイクルをしてくれたり、場合によってはそれらを買取してくれるケースもあります。ただ、遺品整理業者の中には悪徳な業者もいるので、気をつけてくださいね。

メリット③ 遺品供養をしてくれる

遺品整理業者は、神棚仏壇などの供養が必要なものでも対応してくれます。必要であれば、神社や寺に供養の依頼をしてくれるので手間がかからず便利です。また、遺品整理業者に依頼する時にはあらかじめ不要なものを伝えますが、「最初はいらないと思ってたが作業中にやっぱり形見として残したい」と思った場合でも柔軟に対応してくれるのでは遠慮せず伝えましょう。

メリット④ 遠方で作業に行けない時利用できる

遺品整理をしなければいけないのに、故人の家が遠くて作業ができないケースがあります。遠くまで行くのが負担になる人や遺品整理は早く終わらせた方が良いケースに当てはまる場合は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。以上が遺品整理業者に依頼するメリットでした。このメリットを参考に遺品整理業者への依頼を検討してみてくださいね。

3-2. デメリット

次はデメリットについて紹介します。

デメリット① 費用がかかる

遺品整理業者に依頼するには数万円、部屋の広さによっては10万円以上かかります。
また、遺品整理業者は大掃除や引っ越しシーズンである11月〜1月は忙しいのでさらに費用がかかることもあるのでHPなどで値段を確認するようにしましょう。

デメリット② 物の量によっては追加費用が高額になる
遺品整理業者に依頼する場合、回収当日に遺品整理する場所や量が増えた場合には追加で料金が必要になります。また、当日に部屋のクリーニングや物置の撤去などの作業が増えた場合にも費用が追加で請求されますので依頼する業者のサービスにはチェックが必要です。

デメリット③ 悪徳業者がいる
たくさん存在する遺品整理業者。その中には、資格を持っていないのに業務をする悪徳業者がいるの事実です。悪徳業者は、見積もりとは違う料金を請求されたり、必要以上のクリーニングをしたりして料金を高額にするなどの事例も多くあります。悪徳な業者を選ばないために、資格は取得しているのかやネットの口コミ、評判などを事前に確認するのがおすすめです。

デメリット④ 盗難被害に合う場合がある
依頼をした遺族の中には、遺品整理業者に貴金属ブランド品を盗まれるといったケースがあります。
盗難の被害を避けるために、事前にどの遺品があるのかを把握することが大切です。
また、先ほども述べましたが、業者のネットでの評判なども確認すると良いですよ。

〈関連記事〉遺品整理業者は慎重に選ぼう!実際にあった5つの詐欺被害例から学ぶ

まとめ

今回は、遺品整理にかかる日数や遺品整理を早く終わらせた方が良いケース、遺品整理業者に依頼するメリット・デメリットを紹介しました。

遺品整理にはアパートやマンションだと1〜2週間で一軒家の場合だと2週間〜3週間程度でしたね。
また、遺品整理は賃貸物件の場合などには早く終わらせた方が遺品整理の費用を抑えることができます。

個人で遺品整理をすると多く時間がかかってしまうので、遺品整理業者に依頼することがおすすめです。
遺品整理業者は、短時間で遺品整理を完了するなど多くメリットがありますが、費用がかかることや悪徳業者も多いことがデメリットです。

そのため、この記事を参考に遺品整理業者に依頼するか検討してみてくださいね。

今回の内容はここまでになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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